新原歯科医院

院長ブログ

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浅草HUB・10/11/2015

日曜日、ぶらっと浅草ハブさんにお邪魔しました。英国風パブ、いくつか店舗があるそうですが、浅草店のみ毎晩ライブをやっています。

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ニューオリンズ系のジャズや、スィングジャズ、ブルースをメインにやっているとの事で、名前は以前から聞いていましたが、行ったことがありませんでした。

 

先月、寝占友梨絵さんが出演する、それも後藤沙紀さんと共演すると聞いて初めて足を運びました。後藤さんは(昨年でしたか)出口優日さんが中野セロニアスに出た時にピアノを弾いていました。とても良かったのでまた聴きたいと思っていましたから、いい機会でした。

 

その日は「オノマトペ」と言うバンドと寝占さんが共演するというライブでした。昨年の浅草ジャズコンテストでグランプリをとったバンドだそうです。寝占さんはその時のヴォーカル部門の金賞だったとのことで、浅草ジャズグランプリバンドとして隔月出演しているようです。

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この系統の音楽には全く知識がなく、どんな感じなんだろう?と興味新々でしたが、いやぁ~実に楽しいライブでした。クラリネットの新谷健介さんがすごく良かった。バンジョーの丸山朝光さんもカッコよかったし、他のみんなもいい音を出していました。もちろん寝占さんの歌も最高でした。

 

今月に入って、たまたま有楽町のスィングでニューオリンズジャズのバンドが入っていると知り、行ってみましたが、これもまた面白くって、その時に出ていた菊池ハルカさんと言うトロンボーン奏者がHUBのスケジュールに入っていたのを見て、11日の日曜日、なんとなく行ってしまいました。

kikuti2菊池さん

 

ネットでチェックして見ましたら、彼女はオノマトペ創設メンバーで、現在はニューオリンズを拠点に活躍しているとの事でした。その彼女の里帰りツアーの最終日だったようです。

 

家で晩酌を進めるうちに急に思いついての外出でした。店に着きましたら、セカンドセットがもう始まっていました。もうほぼ満員、既に大盛り上がりでした。入り口近くのテーブルに相席で入らせて頂きました。

 

この日は「One Time Brass Band」と言うニューオリンズジャズのバンド+菊池さん、(菊池さんはこのバンドにも所属していたそうですが)と言う編成の筈でしたが、見た事のあるピアニストが・・・。

 

古川奈都子じゃぁありませんか・・・。そういえば彼女もニューオリンズジャズを得意とするピアニストでした。何年か前に娘と川崎ぴあにしもに行った時に出演していて、帰りに声をかけて頂いた記憶があります。ということは、カウンターに座っているあの人はサックスの海付さん?多分・・・。

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どうやら菊池さん多分これが日本最後のライブということで、ゲストがたくさん来ているようです。なんと寝占さんも来ていまして、あとで一曲歌ってくれました。

 

このライブも本当に楽しいライブでした。よく知らなかった古いジャズですが、お客さんもみなワイワイと楽しそうに聴いています。手拍子もしょっちゅう、声もいっぱいかかります。こういうのもいいもんだなぁ・・・。

 

ニューオリンズでブルースからジャズが始まり、(それはまた、ロックやソウルやいろんな音楽のルーツなわけですが)それが徐々に形を変え(増やして・・・、ですかね?)今のジャズやいろいろな音楽に変遷してきました。(敢えて進化とは言いたくないのです。)

 

今でもニューオリンズではあちらこちらでこの音楽が奏でられているそうです。町は音楽であふれているそうですね。メンフィスではブルースでしょうか?

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かのサッチモ、ことルイ・アームストロングもこういった楽団のトランぺッターとしてキャリアを積んでいったんですね。

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彼もいつも本当にたのしそうに演奏していましたね。この日のHUBのミュージシャンもお客さんもみんな楽しく一体となって音楽を楽しんでいました。

 

私がよく行くジャズのライブハウスには必ず、目を閉じて静か~に音を聴いているお客さんがいるものですが、(これはきっと日本特有のジャズ喫茶文化の影響だと思っています。)ここでは皆無です。笑顔でステージを見ている方々が多いです。

 

目を閉じて静かに音を拾うのもひとつの楽しみ方なのでしょうが、私個人的には(せっかくライブでミュージシャンの演奏をまじかに見れるんですから)このHUBのお客さんたちのように盛り上がって楽しむのが好きです。

 

次の日が祝日で休みでもあり、この楽しい音楽を聴くにつれついついお酒もおかわりしてしまいました。危ない危ない、もう帰らないと・・・。さぁ、盛り上がったセカンドセットも終わりました。

 

もう一回ステージがありますが、席を立ちレジに行くと古川奈都子さんがやって来ましたので、「川崎でお会いしましたね・・」と少しお話をしました。「こういうのも面白いですねぇ」と言うと「私、こういうのしかやってこなかったものですから・・・」と返って来ました。

 

「こういうの」なんて言ってしまって失礼だったかな?この系統(ジャンル)の音楽・・・、と言う意味で他意はなかったのですが・・・。単語の使い方を間違えると違ったニュアンスを伝えてしまう事もあります、気をつけなきゃなぁ・・・。でも古川さんは常に笑顔ですね、また宜しくお願い致します。とご挨拶して帰路に着きました。

 

浅草ということもあり、(おそらく地元の人も多いのかな?)なんか気取った感じも堅苦しい感じもなく、それも葛飾区生まれ江東区在住の私には入りやすい心安らぐ空間だったかも知れません。また時々お邪魔したいな、と思いました。

 カテゴリ:未分類, 音楽の話

パラソル

暑い日々が続いています。亀戸ではあまりの暑さに蝉も地中から出てくるのを嫌がっているかのようでしたが、軽い雨に誘われたのか今朝はセミの合唱が始まっていました。

 

夏の日差しを避けるために日傘をお使いの女性を見かける事が多くなりました。昔は白に近い明るい色が多かったですが、今は濃い色使いのものや、デザインも多彩ですね。

 

夏のお洒落としても素敵だと思います。

 

ただ、本当にたま~にですが・・・、少し困る事もあります。すれ違う時に丁度傘の骨の先(つゆさきと言うんでしょうか?)が私の顔のあたりに当たりそうにあることがあります。

 

私なりに避けて歩いているのですが、それでも怖い思いをすることもあります。全くよける気がないかのように真っ直ぐ歩いてくる方がたまぁ~にいるんですね。

 

実は雨の日はパラソルの比ではありません。雨降りの時はみんなが傘をさしています。通勤時間帯は歩行者も多く、そうすると避ける方向がなくなってしまう事もあり、困る事があります。

 

傘を斜めにしたり、上にあげたりして避ける方もいれば、全く気にしない方もいるようです。

 

日本人の、人を思いやる心、気遣う心が少しづつ薄れて来ているのではないか?とさえ危惧してしまう今日この頃です。

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はたけやま裕ライブat代々木ナル5/15/2015

昨日5月15日(土)、次女と代々木ナルでデートでした。私が先に店に着きました。

20150515_185121ビルの入口です。

 

20150515_185149そこから中に入ると地下にある店の入口の前です。

 

この日はパーカッションンのはたけやま裕さんのライブでした。ヴァイオリンのMaikoさんと「トランプ」と言うユニットを組み、ピアノのKeikoさんを加えて毎月この店のレギュラーとして出演しています。

 

この日はMaikoさんはいませんが、ヴォーカルのEmaさんが共演します。仙道さおりさんと並んで(私の拙なる知識の中では)日本を代表するパーカッションプレーヤーの一人です。

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根強いファンの方々が多くいらっしゃるようですが、私の隣のボックスにいらした方々もそのようで、このユニットを始めた頃はMaikoさんが演奏の合間にマジックをしていたとかいうお話を聞かせて頂きました。トランプと言う名もそういうライブの方法からついたのでしょうか?

20150515_190355スズキのカルパッチョ、なんたらソース(名前忘れた)

 

娘が来る前に一人で飲んでいました。富田シェフの料理を久々に頂きました。(いつもミックスナッツしか貰わないもんですから)前任のミネさんに負けてないんじゃないのかな?

20150515_195801お父さん、少し顔がこわばってしまった・・・。

 

次女到着、みさこさんに撮ってもらいました。ライブハウスではフラッシュを使わなければ写真を撮ってもよいよ、と言うところが多いのです。私の携帯カメラ、フラッシュ・オフにしていたはずなのですが、知らぬ間にどこか触ってしまってオンにしていたようで、娘に直してもらいました。年寄りの私はどう調整したらいいのか解らなかったのですが、娘がいて助かりました。

20150515_195953フラッシュなし、なんか「モナリザの微笑み」みたい?

 

みさこさんの写真も撮ってしまいましたが、一般公開拒否されまして、シカトして出しちゃおうかとも思いましたが、出入り禁止になっても困りますから自粛しました。とっても素敵な笑顔なんですけどね・・・。いつも癒されております。

20150515_185246まだお客さんが少ない中カウンターで三人の女性が話に夢中です。美女三人のミュージシャンたちの後ろ姿です。

 

ライブスタートの時間が近づきどんどんお客さんが入って来ます。(男性が多いですね)さぁライブが始まりました。はたけやまさんカッコいいねぇ・・・。ピアノのKeikoさんもいいグルーブ感で応えますねぇ。はたけやまさんはジャズにとどまらずいろんなジャンルのミュージシャン、歌手のサポートをして活躍されていますが、やはり彼女のソロをじっくり聴けるのはこういう箱ですね。

20150515_190616はたけやまさんの楽器が見えます。

 

パーカッションのことは正直よくわからないのですが、人それぞれ色々な楽器(と言うのでしょうか?)道具?を使っていますね。びっくりするような音が出てくることもあります。

 

でもやはり道具ではなく感性がものを言うのかな?ときに激しくまたと時には柔らかな微妙な間合いのフレーズを交えた裕さんの演奏に大盛り上がりでした。ソロのあとのMCも、息切れしつつの語り口が気合い入りまくりの激しい演奏を物語っていました。いやいやカッコイイ!

20150515_205821写真をクリックすると美女たちのアップを見ることが出来ます・・・。

 

ヴォーカルのEmaさんも素晴らしかったですよ。元々ミュージカルの子役だったそうですが(そんなことをMCで話していましたので)、初めて聴いたのは2~3年前だったでしょうか?このお店で聴かせて頂いて、それから何度か聴いていますが、どんどん進化しているようです。

 

みさこさんも「上手になったわねぇ・・。」と話していました。この夜のようにスタンダードを中心に歌ってくれると、私にはありがたいです。もっともっと成長してくれる予感を感じさせてくれたライブでしたね。Keikoさんも同様に活躍の場が増えていくのではないかな?

 

 

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サクラサク・3/21

亀戸緑道公園では桜まつりの準備が整いました。

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そして、

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桜、咲く・・・。

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第87回アカデミー賞・2015

先の週末にアカデミー賞の授賞式がありましたね。前の週から、誰が、どれが、アカデミー賞をとるのか?という予想をいろいろな番組で伝えていました。

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日本のメディアは「6才の僕が大人になるまで」が大本命だ、と言う見解が多かったように思います。終わってみれば、この映画がとったオスカーは「助演女優賞」のみでした。

 

「バードマン、あるいは(無知がもたらす奇跡)」も有力候補でしたが、この作品が一番多くメジャーな賞をとったんでしょうか?

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「6才の僕が・・・」は12年間かけて同じキャストで映画を撮り続ける、という手法が話題になりました。日本のメディアはこのことに気を取られ過ぎたかもしれませんね。

 

息子と、テレビで流されるそういった予想を聞きながら、「確かに驚かされる手法だけれど、じゃぁ、映画としてどうだったのか?ってことだよね。」と二人で話していました。

 

私たちはこの中の一つの映画も観ていないので、自分たちの感想はありませんから、逆に客観的にいろんな人たちの予想を聞くことが出来たかもしれないな。

 

「主演男優賞」は、「バードマン・・・」のマイケル・キートンが有力視されていたようですが、「博士と彼女のセオリー」のエディー・レッドメインでした。

sub_thumbそっくりでしたね。身体の動きまで・・・

 

チラッと映像を見ただけですが、ホーキング博士そっくりでしたね。私は「マリリン、7日間の恋」での彼が印象に残っていましたが、息子は「レ・ミゼラブル」に出てたね、と言っていました。その映画の印象が強かったんでしょう。

 

毎年、なかなか評論家の予想が当たらない年も多くありますね。今年もそれに近い年なのでしょうか。アメリカの映画アカデミーの会員がどう受け止めているか、ということが分かるのがこの授賞式です。多少はロビー活動もあるんでしょうか?

 

元々、映画産業の中心にいた人達が映画アカデミーを創ったのは、アカデミー賞を作るためではありませんでした。アカデミーを作って映画界に何かの貢献を・・・、と言う事か、或はただみんなで飲む口実がほしかっただけかもしれませんよ。(これはだれも同意しないと思いますが)

 

みんなで集まる食事会の時に「イベントとして賞を出そう!」と、細々と始まったこのアカデミー賞は、いまや映画界になくてはならない、また権威のある賞になっています。

 

昔、「日本アカデミー賞」という賞が作られた時、故黒澤明監督が「日本には映画アカデミーすら、ないのに何が日本アカデミー賞だ!」と激怒していたことを覚えています。(ま、彼はいつも怒っているイメージが強いなぁ・・)

 

正論ですけど、ま、こういう名前の付け方ってわかりやすいですからねぇ。日本人はこういうの好きなんだよなぁ・・・。日本なんとかかんとか・・・、とか言って他の国でやっていることの名前を使わせてもらうのが。日本らしくていいかもしれませんけど。

 

日本アカデミー賞は、映画の賞を作る為に、「日本アカデミー賞協会」というものを、アメリカ映画アカデミーから許可(名前を使わせてもらう)をとって、作り、始めたんだそうです。だから、日本には「映画アカデミー」というものはないんですね。賞を出すための機構があるだけです。

 

また、あの頃は、「もう黒澤は終わりだ・・・!」とか、日本の評論家たちは言っていた時期かもしれないね。

 

その後、海外での黒澤明評がいつまでたっても高く、尊敬され続けている事が知れてくると、「やはり、黒澤さんは凄いよねぇ・・・」とか言い出す人も多かったですね。

images黒澤明さん

 

評論家に限らず、日本人は海外の評判に弱いよねぇ・・・。また、評論家の意見を鵜呑みしてしまう、と言うか、信じすぎるきらいがあるように感じるのはきっと私だけではないと思います。

 

音楽の話をしていても、(私なんかあまり知識がないんですが)ものすごぉく、いろんな事を知っている人がいて驚かされることがあります。すっごいなぁ・・・、と尊敬してしますのですが、たまに、「でも本当に良し悪しがわかっているのかなぁ?」と疑問に思ってしまうこともあるんですね。

 

ライブに行くと、そう感じることがあります。私なんかはたいした知識もないのに、自分がいいと思えば誰がなんと言おうといいと思って聴いています。結局、好みの問題もあるんだから、もうちょっと勇気を持って、自分の好みを主張してもいいのでは?と思うのです。

 

昔、(もうリタイアされているはずだから書いてもいいかな?と、)ある音楽雑誌の名物編集長だったMさんが話してくれたんですが、「新原さんね、私たちもある意味商売でもありまして、ライナーノートには、変な事書けないでしょ?適当な事書いちゃうときだってありますよ・・・。」

 

私もそれは感じていましたから、CDを買って、聴く前には絶対にライナーノートは読みません。いいな、と思ったら読むこともあります。いろんな知識は得られますからね。でもまずは自分の感性を大事にしたいと思っているのです。(今日は偉そうな事を言ってしまいましたかな?)

 

恥をかくことには結構慣れておりますのでね・・・。

 

 

 

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ジャージー・ボーイズ・・・君の瞳に恋してる

先日、ツタヤで借りて来ました。「ジャージー・ボーイズ」、面白かったぞぉ!

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トニー賞をいくつもとったミュージカルのヒット作を映画化したものですが、「フォー・シーズンズ」の懐かしのメロディーに満たされ、実話を元にしたストーリー展開に引き込まれました。また、特典映像でのメイキングや、ミュージカル化された時の話、映画化に関する話などもとても興味深く面白かったです。

 

最後はミュージカルのフィナーレよろしく全員のダンスシーンがあります。このメイキング話もおも白かったです。クリストファー・ウォーケンは元々ミュージカル俳優で、ダンサーだったんですね。知りませんでした。

 

監督のクリント・イーストウッドはすぐに振付を覚えたんだけど、「俺は映画にちょっとだけ出てるから、ダンスはやめとくよ」とか言って、ラストシーンには加わりませんでした。そう、ヒッチコックのように一瞬だけ姿をみせるシーンがあるんです。

 

さて、元になったミュージカルですが、ラ・ホヤと言う南カリフォルニアの町にあるシアター(UCSDの持つシアターだそうですが)で始めたミュージカルが評判を呼び、ブロードウェイでのロングランに繋がったそうですが、そのラ・ホヤでのオリジナルメンバーが多く映画でも演じているそうで、クリント・イーストウッドならではの配役かなぁ?と感じました。

 

音楽の事、ラ・ホヤと言う町の事・・・、いろんなことが思い出され、しまいには「ローハイド」まで思い出しちゃった。

20110306094939694若きクリント・イーストウッド、in 「ローハイド」

 

音楽に関しては、「シェリー」だったり、「君の瞳に恋してる」だったり、さすがに全部は知らないんですが、(ビートルズ以前ですから、私の少し上の世代ですね)よぉく覚えている名曲がいっぱい!それだけでも嬉しい映画です。

 

監督のクリントの息子さん(日本にも何度も演奏に来ている有名なジャズ・ベーシストですが)のカイル・イーストウッドがこの映画の音楽担当をしていますね。他にもイーストウッド作品で幾つか音楽に携わっています。

1410238696_1かっこいいですねぇ・・

 

ラ・ホヤにはついこの間ゴルフの「ファーマーズインシュランスオープン」をやったトーレ・パインズGCがあります。(松山選手、石川選手残念ながら共に予選落ちでしたが)La Jolla と書きます。もとの言葉は原住民の言葉か、スペイン語起源かわかりませんが、スペイン語の読みをします。元々メキシコだったところをアメリカ領にしたのでカリフォルニアにはスペイン語の名前の町が多いですね。

 

昔日本のスポーツ新聞にラ・ジョラとローマ字読みで書いてある記事が出ていたことを覚えています。勉強不足ですね。こんなことも思い出して、きりがなくなってきます。知らないと読めない(発音出来ない)綴りが結構あります。漢字と一緒ですね。

 

あの当時(私が子供の頃、ということですが)、「ローハイド」というテレビ番組が大人気でした。アメリカのテレビドラマがたくさん放映されていて、「ボナンザ」を初めとする西部劇、「パパ大好き」みたいなホームドラマ、「ルーシー・ショウ」のようなコメディー、「ディーン・マーチン・ショウ」のような音楽バラエティー・・・etc、思えば私たちはアメリカのテレビ番組を観て育ったんだなぁ・・・、と改めて感じます。

 

いろんなことが思い出されたり、思いついたりで本当にきりがなくなってきます。

 

なんでこの映画のことを書こうと思ったか、と言うと、クリストファー・ウォーケンのことを書きたかったんです。

 

彼はこの映画の中で、フォー・シーズンズを助ける実在のマフィアのボスの役で出ています。彼とグループのリーダー役以外はオリジナルのミュージカル俳優が多かいようです。

 

クリストファー・ウォーケンはこのオファーにすごく乗り気だったそうです。是非出演したい!とすぐに決定したとか・・・。

51mjoSw2BhLL._SL500_AA300_映画「ディア・ハンター」

 

彼は昔、この映画に出ました。ロバート・デ・ニーロと彼の鬼気迫る演技には圧倒されました。いくつもの(アカデミー賞を含め)賞をとりましたね。クリストファー・ウォーケンはアカデミー助演男優賞でした。

 

この映画の中で、彼はメリル・ストリープと結婚します。そのバチェラー・パーティー(だったと思うけど・・・、ちょっと自信なし)で「君の瞳に恋してる」を歌うんです。結構うまいですよ。そしてそのあとヴェトナムへ行き行方不明になってしまうわけですが・・・。

 

(と記憶していましたが、映画好きの友人にダメ出しされました。仲間の結婚式に恋人同士のウォーケンとストリープが付き添いとして出ていたそうですよ。二人は結婚していなかったんでした。私の思い込みでしたね。失礼!)

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メリル・ストリープは(この映画が2作目だったそうです。)、これで初めてアカデミー賞にノミネートされたんですね。彼女のアカデミー賞最多ノミネートの記録はここから始まったわけです。

 

それはともあれ、歌の話に戻ります。クリストファー・ウォーケンはきっとこの歌好きなんでしょうね。私は勝手にそう信じています。そういう年代ですから、若い頃にいっぱい聴いていたはずです。

 

それで彼はこの映画に出演したくなり、またクリント・イーストウッドは「Deer Hunter」で彼があの歌を歌っていた事を思い出し、クリストファー・ウォーケンを抜擢したに違いない!

 

・・・・・と、私は勝手にそう信じています。

 

このことを書きたくて書きはじめたら、いろんな事がどんどん頭をよぎって来て収拾がつかなくなってきました。でも、いい歌ですよね。たくさんの歌手がカヴァーしてます。私も何回もカラオケで歌いましたよ。自己申告では結構うまいんだけど・・・・。

 

You just too good to be true♪  Can`t take my eyes off of you♪・・・・、

・・・・・・、

た~ら!たぁ~ら、たぁたたん・・・♪、・・・、タァ~ラ!ダッダダン!!!♪

I love you baby♪、and if it`s quite alright♪ I need you baby♪、 to warm the lonely night♪  I love you baby♪、 trust in me when I say♪・・・・・・・♪♪・・・・・

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 未分類, 音楽の話

私の大好きな写真たち

片付けものをしていましたら、懐かしい写真が出て来まして、ついつい見入ってしまいました。

20150122_23180620何年前でしょうか?館山のホテルのプールです。

 

私の大好きな写真です。ある夏プールで遊んでいて、私がカメラを持って水に潜ると、示し合わせたかのように3人の子供たちが私に向かって泳ぎ始めました。上手くシャッターチャンスを決めました。

 

毎年、夏は海、冬はスキー、子供たちに楽しい時間を過ごさせてあげたいと頑張っていました。

20150122_231844千葉の坂田海岸です。小さな岩場があり、浅いところで魚を見れました。

 

もう上の娘二人は社会人として活躍(?)しています。息子もこの春から働き始める予定です。

20150201_141754湯沢(Naspa)で、前日の吹雪で私の車が雪の中に・・・。(H12年)

 

でも子供たちは、こんなに小さかった時の事はあまり覚えていないらしいです。(残念!)

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20150201_141433息子に撮らせると、こうなります。右の人は無関係です。

 

そう、当時は子供たちのために・・・、と思っていたのですが、実は逆に子供たちが私を癒してくれ、素晴らしい思い出を作ってくれたんだ、と思うようになりました。子供たちに感謝しています。

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でも、覚えてはいなくとも、その楽しかった記憶は、きっと心の中のどこかに隠れていて、そして優しい心を育む事に、少しは役立っている・・・、そうであるのならば、私のとってこんなに嬉しい事はありません。

 

 

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国貞雅子&清水絵里子・代々木NARU・1/22/2015

2週間ぶりに代々木ナルへ行ってまいりました。ピアノにエリッチョ、こと清水絵里子、ベースにベテランの加藤真一、ヴォーカルは国貞雅子でした。

 

セカンドセットから行ったのですが、まずはピアノとベースのデュオで2曲、(曲名は知りません)早々と大盛り上がりでした。

 

清水さんは、私の中では女性ピアニストとしては日本を代表するトッププレイヤーの一人です。以前、チェロの平山織絵さんが初めてエリッチョと演奏したとき、「初めのワンノート(一音)で圧倒されました。」と言っていたことを思い出します。

 

素人の私にはテクニックとかわからないんですが、その音色と美しいフレーズの数々にいつも癒されています。

 

加藤さんは私より4~5歳年下、ということはもうベテランと言わなければいけませんね。海外でも素晴らしいキャリアを積んでいるそうですが、甘い美しい音色に時々ビートの効いたサウンドを交え、なによりカッコいいフレーズに、思わず「いいぇーーーい!」と唸ってしまいます。私の二人隣りにいたお客さんは盛り上がりっぱなしでした。

 

聴いてて気持ちよかったんでしょうね。加藤さんはソロベースのアルバムも出されていて、ソロベースはかなり定評があるそうです。ミュージシャンも聴きたくなるソロベースだと評判です。

 

清水さんも加藤さんも気持ちよく演奏出来たんでしょう。笑顔で拍手に応えていました。さて、歌姫の登場です。前にも書いた事がありますが、ソウルフル、パワフル、そして情熱的な歌にはいつも伝わって来るものを感じます。国貞雅子さんです。

20150122_211148何故かエリッチョが大笑いしています。

演奏の前に話したのですが、最近彼女の他に3人のヴォーカリストと4人のユニットを始めたそうなんですが、そのメンバーがまた凄い!エミコ・ヴォイス、高橋奈保子、杉山未沙の3人です。

 

3人とも1~2度聴いたことがあるだけですが、それぞれソロで大活躍しているシンガーです。みんなそれぞれの個性がありますが、いい歌を聴かせてくれました。そこに国貞さんが加わって、なんと豪華なコーラスグループでしょう!来月には四ツ谷三丁目にあるジャズバー・ヴォイスに出演するそうなんで、是非聴きに行きたいと思っています。

20150122_211129いい雰囲気です。

いつもの素晴らしい歌が、美しいピアノとベースの音に包まれて、またまた大盛り上がりでした。国貞さんは最近は日本語の歌や、ジャズ以外の音楽もいろいろチャレンジしているようですが、やっぱり彼女のジャズはいい・・・、本当にジャズを感じる・・・って言ったら変ですけど、そう言いたくなってしまいます。

 

元々バイリンガルのヴォーカリストを除いたら、彼女や情家さんは英語の発音もとても良く、聴いていて安心します。ま、たまに微妙に聴き取りずらい音もあるのですが、許容範囲内です。でも、そこのところがも少し成長したら、伊藤君子さんや細川綾子さん、金子晴美さんの域に近づけるのかも知れません。

 

4曲くらい歌ってくれたかな?年ごとに忘れっぽくなっている私は何を歌ったか思い出せません。メモとらないといかんかなぁ?お客さんたちが「いやぁ盛り上がったねぇ・・。」と言うくらいでしたから皆満足です。

 

この二人の女性のライブは今年も何度も聴きにいくことになるでしょう!

 

 

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王貞治と墨田川高校

日本経済新聞で「私の履歴書」というコラムをやっています。今年の一人目の執筆者はあの偉大なる王貞治さんです。

 

私の高校同期生の間では、この事が話題になっていました。王氏は墨田区の出身で私たちが行った墨田川高校と少なからず関連があったからです。

 

ポン友のG君をはじめ、王さんと同じ小中学校(墨田区立業平小学校、本所中学校)出身のいわば王さんの同窓生が数人います。G君同様サッカー部だったH君の伯父さんは、子供の頃王さんと草野球をしていたことを自慢していたとか・・・。

 

そして今朝の「私の履歴書」にありましたが、王さんは墨田川高校を受験していたのです。

 

余裕で受かるはずだったのに一発勝負の受験のこわさですね、残念ながら合格出来なかったんですね。そのために早実へ進学、そして甲子園で優勝投手となる大活躍をして巨人軍に入りその後の歴史を残したわけです。

 

もし順当に合格していたら、G君やH君は王さんと小中高の同窓生になっていたわけです。

 

でも、もし我が墨田川高校に入学していたら・・・、七高(墨田川高校の略称です)には硬式野球部がありませんでしたから、甲子園で活躍することもなく、(父上が彼をエンジニアにしたかったらしいので)ふつうに大学へ行き、サラリーマンになっていたのかも。

 

歴史が変わっていましたね。

 

G君曰く「王貞治という日本が誇るレジェンドも、わが母校が門前払いしたことがきっかけで誕生したと思えば、改めて歴史上の存在意義を見出せる(笑)。 万歳七高!」だそうです。

 

なかなか上手い事言うなぁ・・・。

 

ま、王さんの後輩のG君は当分の間ブイブイ言わすことでしょう。それもまた良きかな。

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女たちよ!by伊丹十三

前に小さな親切のことをブログに書いた事がありました。そのときに、自分がどんなに小心者なのかということの例えに、人前で目玉焼きを食する時に、どの時点で黄身をつぶすのかといった些細なことさえ悩んでしまった若い頃の思いを書きました。

 

その時、そうそう、あの頃読んだ伊丹十三さんの「女たちよ!」にえらく共感したよなぁ・・・、と思い出して懐かしくなりました。

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高校生の頃、同級生の間で話題になっていて、読んでみたら面白くって、面白くって・・・。多感な時期に、そしてまだ海外の情報やら、あまり入ってこなかった時代です。影響されましたねぇ・・・。

 

今のような情報過多の時代と較べるとまぁのんびりした時代だったかも知れません。なにしろ私の子供の頃はスパゲティーと言うものは、茹でたスパゲティーをケチャップで炒めて作るものと思っていましたし、カレーにはソースをかけて味付けしないと不味くって食べられなかったものです。

 

フレッシュジュースなんぞというものはなく、ジュースはジュースの素という粉を水にとかして飲みました。(さすがに高校生のころは少し変わって来ていましたが、)

 

「北京の55日」や「ロード・ジム」の撮影で長くヨーロッパなど海外に滞在した彼のエッセイは、本当にかっこよくって、洒落っ気があって、いろんなことを教えてくれたし、またとっても共感する部分もあったですし、なにより私たちの価値観を少し変えたかもしれません。

 

もうひとつの「ヨーロッパ退屈日記」もすぐに読みました。こちらのほうが早い出版ですが、当時のヨーロッパ事情が盛り込まれ、知らなかったことがいっぱい。本当に面白かったなぁ。この2冊を読んだあと、少しだけ「違いのわかる男」、になったような気分になったものです。

 

さて、目玉焼きの食べ方です。若い頃は、今は失ってしまった恥じらい、見栄など様々な感情がいっぱい自分の中に詰まっていました。自意識やや過剰、カッコつけたい年頃でもありました。

 

友達と食事するときに、たまたま目玉焼きが出てきたときに、なんかどうやって卵の黄身を食べようか?食べ方がみっともなく見えないかなぁ?とか何故か心配になってしまったものです。

 

そんな事に悩んだ事がない方も多くいらっしゃるかと思います。そういう方々にはこの感情が理解出来ないだろうことと思いますが、そんなつまらぬ事に悩む人間もいるとだけご理解頂ければよいかな?

 

誰も見てなければ、黄身に口を付けて吸い取ってみたり出来るのだけど・・・。周りの白味を先に食べちゃって最後に黄身を一篇に口に入れるってのも、なんかみっともなくないかなぁ・・・?でも潰しちゃうと、黄身が皿に流れて綺麗じゃないし・・・、とか悩んでしまう少年でした。

 

同じ悩みをお持ちだった方がいらっしゃったら、あなたは私の仲間です!そして伊丹十三さんもそうだったのかも知れません。

 

「女たちよ!」の中に、目玉焼きの正しい食べ方、と言うエッセイがあります。

 

「目玉焼きというのはどうにも食べにくい料理である。正式にはどうやって食べるものなのか。こうだ、という自身のある人にかつてお目にかかったことがない。・・・・」という出だしで、ウイットに富んだ文章が綴られています。最後に「私の用いている方法をいおうか。・・・」と彼の食べ方を教えてくれます。

 

私は一度でいいからその方法を試してみたかったのですが、いまだにその勇気が出ずに今に至っています。多分出来ないままに人生が終わりそうです。

 

のちになって、全てが正しかったわけでもなかったことには気づきました。なんせ彼が30代前半に綴ったエッセイです。高校生だった私には本当に新鮮でしたが、今はまた違う感じ方でとらえる事が出来ます。そしてなお、伊丹十三さんの感受性、観察眼、ユーモアには読んでいて微笑まざるをえないことが度々です。

 

さて伊丹氏オリジナルの目玉焼きの食べ方です。

 

「これは非常にインテリ臭い食べ方である。すなわち、この文章と同じことを、喋りながら実演すればよいのだ。」

「ネ、こうやってさ、白身から食べる人がいるけど、あれはやだねえ。こんなふうに黄身だけ残しちゃってさ、それを大事そうに最後に食べるんでやがんの。ホラ、こんな具合!」

imgres故伊丹十三氏

ま、結構騙されましたよね。あの頃は・・・。

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