新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: 音楽の話

塩田哲嗣セッション・御茶ノ水ナル・4/21/2018

御茶ノ水ナルでした。いつも盛り上がる塩田セッション、電話してみるとかなり混んでいそうですが、入れますとの事です。

 

 

スタート時間の少し前に入りました。満席に近い賑わいです。

 

 

お客さんの拍手の中、スタート!奥平さんがいきなり熱いドラミングで弾けます。こういう奥平さんは初めて見るかもしれません。

 

いつも熱い太田さんはやはり今日も熱いです(笑)。奥平さんのドラミングに一層触発されたかのようにも聴こえます。私のヴォルテージもいきなり急上昇!つい声が出ます。

 

熱いライブになりました。奥平さんの迫力に塩田さんが太田さんに目配せして、一曲目の終わりには、はや奥平さんのゴラムソロが入りました。もうノリノリです。

 

 

塩田さんが「私が大好きなピアニスト」と、紹介した栗林すみれさんも負けてはいません。声を出しながらアドリブソロを弾く彼女、この夜は彼女の声が良く通ります。ピアノの音と彼女の声がユニゾンになって聴こえて来ます。

 

ほぼ満席のお客さんも自然に熱くなって来ます。声が出て拍手が大きくなって来ました。太田さんのソロの時にもすみれさんがさりげなくカッコイイフレーズを入れて来ます。奥平さんもしかり!塩田さんはそのたびに右を見て、また左を見て「イェーイ!」とか声をだしたり、もう嬉しくってたまらないかのような笑顔でベースラインを合わせて行きます。

 

 

太田さんもよく声出すんです。塩田さんや栗林さんのソロの時には太田さんが嬉しそうに、いいフレーズに「オォウ~!」と声をかけていました。店内の空気も熱くなる一方です。

 

いつもは3ステージが多い御茶ノ水ナルですが、この夜は2ステージ。いつもよりちょっと長めのステージなのに、あっという間に大歓声に包まれて終演となりました。

 

 

奥に見えますが、スタート前にアルトサックスの山田譲さんが遊びに来ました。お店のスタッフに聞いたら、楽器は持って来ていなかったとか・・・、彼は長い事体調を崩していて、復活したかと思うとまた休んでみたりでしたが、彼の完全復活を祈るファンファンは多いと思います。大事にしてほしいですね。

 

素晴らしいライブに私は燃え尽きました(笑)。いつものように一回目の終わりにサヨナラです。また聴きたいなぁ・・・。ゴールデンウイーク中にはいいライブが多くって何度も来てしまうかも知れません。またよろしくお願いいたします。

 

 

 

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村田中ライブ・代ナル・4/18/2018

またここに来てしまいました。

 

 

今夜はこの人たちです。

 

 

ライブが始まる前にちょっと寄り道。斜め前のヴァッソニールへ。もう常連さんが数人楽しそうに飲んでいました。私はまずはビールを一杯、ベーコンステーキを頂きました。まだ時間があるなぁ・・・、ひとみちゃんのツイッターで見て美味しそうだったあれ、頼んでみよう。

 

 

はい出来上がり!ミントジュレップでした。作る前に「ミントを収穫に行って来ま~す。」と外へ出た瞳ちゃんでした。なんとそこでミントを自家栽培してるんだって。

 

これはいいミントだぞう~!と言いながら作ってくれたカクテルは・・・、うぅ・・・・っ!いけるぜい!ほのかにジャックダニエルの香りがするミントジュレップでした。

 

お店にあるちょっと時間の進んだ時計に騙されて少々早く飲み切って、ナルに向かいました。ひとみちゃん、ご馳走様!

 

大人気のこのユニットです。ナルは既に多くのお客さんで賑わっていました。私は早速いつものパターンで・・・。

 

 

どんどんお客さんが入って来てほぼ満席。後ろのカウンター席でスタンバイしていた田中さんと村田さんが立ち上がってステージへ行く準備。写真を撮らせていただきました。

 

 

相変わらず美しいお二人で御座います。後ろには今年入ったモエカちゃんが忙しく働いています。美味しいマティーニを作ってくれました。今夜は忙しいぞう!頑張って頂戴!

 

 

ピントが手前の田中さんに合ってしまったなぁ。挨拶をする村田さんのお顔がよくわかりませんが、いよいよスタートです。

 

スタンダードとオリジナルが半々くらいの選曲でした。粛々と曲は進みます。どうしてもパワーの面では男性には敵わないところがあるインストですが、村田さんの優しいトランペットからは音楽を愛する心が伝わって来るようでした。

 

お二人とも容姿端麗であり、実力も兼ね備えています。容姿も美しいけれど、田中さんのピアノは音色が綺麗ですね。人気、実力とも急上昇中の田中さん、すでに数枚CDを出していますが、昨年キングレコードから(メジャーデビューと言うんでしょうか?)スタンダード集のCDを出したばかりです。アドリブのフレーズもカッコよかったですね。

 

 

一曲フリューゲルホーンを使った村田さんでした。この楽器の柔らかい音色は村田さんに合っているかも知れませんね。彼女も曲が進むにつれてほぐれてきて、いいフレーズを聴かせてくれました。

 

 

一曲ごとに拍手が大きくなっていった1セット目も終わり、わたくしは満足して帰途に着きます。きっと2セット目、3セット目はもっと盛り上がる事でしょうね。残念ながら体の弱い私は聞くことは出来ませんが・・・。

 

いつも美紗子さんとスタッフの笑顔がいい音楽をいっそう心地よく聴かせてくれるこのお店です。心地よい雰囲気はお酒も料理も美味しくしてくれます。その前にちょっと軽く一杯やれるお店もすぐそばにありますし、私には欠かせない空間になりました。またよろしくお願いいたします。

 

 

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上田裕香ライブatリディアン・4/5/2018

久しぶりに淡路町のリディアンさんにお邪魔しました。

 

 

もう何年前になるでしょうか、まだ銀座松坂屋の裏にスィングシティーがあったころ、知らない名前のボーカリストが出るので、どんなもんか?と聴きに行きました。

 

テーブルのミックスナッツに目を落としていた私、第一声で思わず顔をあげて聴き入ってしまった私です。強烈なインパクトのある歌声でした。ハリがあってよ~く伸びる、量感のある素晴らしい歌声で、気持ちよく、情感込めて歌う彼女の歌に一目ぼれでした。

 

その後、大塚のグレコに時々出演しているのを見つけて何度か聴きに行きました。初めて銀座で聴いたときにはジャズのスタンダードも少しは歌っていたのですが、そのあとはボサノバ、ブラジル音楽オンリーになっていったように記憶しています。小岩コチでも一度聴きましたが、暫く私の行動範囲に出てくれなかったので、リディアンのスケジュールに彼女の名前を見て、これは行ってみよう!と思ったわけです。

 

ピアノは楠直孝さん。

 

 

楠さんは前に麹町Pacoで聴いたなぁ・・・、あの日も私はついつい声を出してしまいましたが、この夜の彼のピアノにはちょっと大騒ぎしてしまいました。

 

エレキベースにはトオイダイスケさんでした。

 

 

トオイダイスケさんってピアニストだと思ってたら、本業はベーシストだったんですね。私の素人なりの感想ですが、正確なピッチ、リズムにいいフレーズを入れてくれた感じがしました。本当はよくわかってないんですけど(笑)・・・。

 

 

一曲インストをやってから上田さん登場。やっぱりブラジル音楽なのかなぁ?と思いきや、ジャズのスタンダードを2曲歌ってくれました。やっぱり良く声が出るなぁ。圧倒的な量感のある素晴らしい歌声にはや背筋がゾクゾクしてきました。楠さんも嬉しそうな顔でいいバッキングをしてくれます。

 

敢えて言えば、ほんのちょっぴり英語の発音に難があるところがありますが(ポルトガル語に関しては全く私には解りませんが)、そんなこと気にならなくさせるような厚みのある歌声に私はついつい声を出していました。

 

 

2曲終えてから、「ちょっと予定変えようか?」と楽譜を入れ替えて・・・、今度はブラジル音楽です。「こっちのが安心だぁ・・・(笑)」などと言って歌い始めましたが、確かに自信満々の感が伺えました。

 

上田さんが乗ってくると、後ろの二人もノリノリになります。ソロで楠さんがいいフレーズを連発、上田さんが嬉しそうに笑顔で「イェーイ!」と声をかけて囃します。こうなるとお客さんもノッテ来て・・・、と言いたいところだけど、残念ながらまばらな客席の方々は皆さん下を向いて目をつぶり、じっと(ときおり身体を揺らしている方もいらっしゃいました)聴き入っていました。ジャズ喫茶によく行かれていた方々なのかなぁ・・・?

 

他のお客さんには申し訳ないとは思いつつ素晴らしい演奏についつい声を出す私でした・・・。知らない歌もありましたが、よーく知っている「コルコバード」とか「ワンノートサンバ」とかもやってくれました。

 

彼女の中では、まだジャズはちょっと苦手・・・?みたいに思っているのかも知れないけど、ジャズミュージシャンたちはジョビンやジルベルトの楽曲をよくやります。もはやジャズのスタンダードと言ってもいいくらいだと思うのです。そして彼女の歌は素晴らしいジャズになっているんだけど、彼女自身それに気づいていないように見えます。

 

この素晴らしい声で、きっと彼女はその時の思いのままに歌っています。多分同じ歌い方は二度と出来ないんじゃないかなぁ?二度と同じ演奏を聴くことはないというのは、まさにジャズだと思います。そしてそれは私の背中を何度も痺れさせてくれました。

 

 

いいライブの遭遇すると、ついつい声を出すせいか、ときどき他のお客さんに(静かに聴きたい方々も多いのでしょうね)睨まれたりする私ですが、幸い1セット目にはそういう事はありませんでした。今のうちに退散・・・、といつも通りに1セット終わって席を立ちます。上田さんがやって来て、「ノリノリでしたね。」と笑顔で話しかけてくれました。

 

「そりゃぁ、素晴らしい演奏だったからネ」という言葉が自然に出て来ました。いやぁ、いいライブだったなぁ。是非また近くに来てほしいものです。(^^)v

 

 

 

 

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父娘会at代々木ナル・2/23/2018

久しぶりに二人の娘と食事でも、ということで代々木ナルを予約しました。金曜は6時で仕事が終わりますから、少し間があります。ナルの斜め前にある姉妹店のバー・ヴァッソニールに寄って行きます。

 

暫く(もう6年ほどだそうですが)代ナルで頑張って来た瞳ちゃんが今年からこのバーの担当になりました。

 

 

 

小さな・・・、Cozyな、まさに大人の隠れ家、演奏の合間に、またライブ終了後にミュージシャンたちも立ち寄ります。ナルのお客さんたち、ひとみちゃんのファンの方々、ご近所の方々で賑わっているようです。まだ開店早々の早い時間、お客様が来る前にナルの富田シェフのまかない料理を食していたところに私が乱入しました。

 

 

仕事を終えて疲れた心を、元気印のひとみちゃんの笑顔が癒してくれるいいお店です。一杯ビールを頂いてからナルへ移動します。

 

 今日はこんなメンバーです。

 

まだ6時半くらい、階段を降りていくと音が聞こえて来ます。ちょっと音合わせ、サウンドチェックなどをしていたようです。

 

 

まだお客さんのいない店内です。娘たちが早く来る事もあるかと、早く入りましたが、流石にまだ静かな店内です。

 

 

席に着くと、こうしてテーブルの上のランプに灯をともしてくれます。私はこの影絵が灯される瞬間が大好きなのです。

 

 バカの一つ覚えのいつものマティーニ(笑)。

 

徐々に席が埋まっていく頃ミュージシャンたちが準備を始めます。

 

 

まずはインストで3曲ほど、一曲目は・・・、私の大好きな「Bewitched」・・・、「ジャズのスタンダードの「魅せられて」ではなく、私の若い頃に大人気だったテレビドラマ、「奥さまは魔女」のテーマでした。

 

アール・クルーが彼のトリオでやっていますが、それ以外ではこの田辺充邦くん以外には聴いたことないかも知れません。とってもリズミカルで、またアドリブのフレーズが膨らんで行きやすいようなメロディーなんだか、いつもカッコイイアドリブソロを聴くことが出来ます。いきなり大拍手をするわたくしでした(笑)。

 

ライブ始まって15分ほどして次女が到着。長女は仕事が長引き、来れないとメールが来ました。

 

 

仕事は大変だけど、しっかりいい仕事をしていい時間を過ごしてほしいなぁ、と祈るばかりです。

 

 

ボーカルのEmaさん登場!久しぶりに聴きますが、毎回成長しているように感じます。微妙な抑揚、強弱・・・、大人の情感・・・、等と言っては失礼ですが、感じさせるものが多くなって来たなぁ・・・。

 

歌のバックでの遠藤君と田辺君の演奏も素晴らしいなぁ、遠藤君は本当に音色が綺麗です。そしてそれだけでなく、心を打つようなフレーズが奏でられていきます。田辺君も負けじと返していきますね。Emaさんもそれに引けを取らない熱唱で応えてくれました。

 

久しぶりの父娘会でしたから、珍しくセカンドステージまで聴いて行きます。インターバルでは近況報告、短い時間ですが楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

セカンドではもう一つの「Bewitched」、「魅せられて」をEmaさん歌ってくれました。そしてファンの方とこの店のシェフ富田さんの為にバースデーソングも・・・、楽しいライブでした。

 

実は私も数日中に誕生日を迎えます。それを意図してこの日に予定したわけではなかったのですが、娘はプレゼントの入った大きな紙袋をお別れに渡してくれました。楽しい時間と暖かい心を感じたいい夜になりました。

 

 

 

 

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音楽を肴に飲もう会・2/15/2017at代ナル

七G会メンバーの有志が「ジャズを楽しむ会」、(と言うよりは「音楽を肴に飲もう会」と言った方がいいでしょうか?)の為に代々木ナルに集まりました。

 

皆さん普段はあまりジャズを聴くことがない方々ですが、いつも楽しんでくれています。ジャズ大好き人間のYk君は仕事の都合で来れず、残念でしたが、Nw君が新たに加わってくれて計6名が一番後ろのボックスを占めました。

 

この日は、

 

こういうメンバーです。以前ブログにも取り上げましたが、鈴木さんは結婚してからライブの数をかなり減らしていますので、聴ける機会が限られています。皆に彼女の素晴らしい歌を聴いて貰おうとこの日を選んで予約しました。

 

昔から親交の深いQさんと清水絵里子さんとのステージでしたが、最近家で転んで骨折してしまったQさんの健康状態があまり芳しくなく、出来るだけ長く出てほしいと言っていたオーナーの美紗子さんですが、周囲の方々と御相談なさった結果、代ナルではこのライブがQさんのラストライブになると言う事になりました。それを聞いたQさんのファンやボーカリストたちが駆けつけて、超満員の店内となりました。

 

 

相変わらずのピンボケですが、Qさんは車いすに座っています。道子さんやピアノのエリッチョこと清水絵里子さんとは3世代トリオとか言って、昔からよく一緒にステージに立っていた戦友です。ギターの小泉さんが加わって、3人がQさんをバックアップする暖かいライブになりました。

 

 

スタート前に一枚!

 

 

さてライブのスタートです。相変わらずのいいフィーリングのハスキーヴォイスで鈴木道子さんがお客さんを沸かせ、Qさんにマイクを振れば、体調が悪くとも昔ながらの素晴らしいスキャットで応え、お客さんも大喜び!

 

 

テナーサックス奏者のQさんですが、皆さんご存知のように素晴らしいボーカリストでもあります。チェット・ベーカーのような透き通った声でストレートに切々と歌いあげます。またそのレパートリーの広い事ったらありません。

 

ボーカリストの方々には、よく「リクエストありますか?」とお客さんに聞いて、それに応えるステージングをする人がいます。それでリクエストしたことが何度かありますが、意外にレパートリーに入っていなかったりして歌って貰えないことも多かったのですが、Qさんはもう何曲レパートリーがあるんだか、何でも知っているような印象があります。

 

そしてスキャットですね、あれだけのスキャットを出来るボーカリストはそう多くないでしょうね。元々楽器が本職と言う事もあるからでしょうか?アドリブに慣れている、でもそれだけでなくあのスピード感のあるアドリブを声を使って出来る人がどれだけいるでしょうか?この夜も、Qさん健在!と感じさせるスキャットを披露してくれました。

 

 

そしてサックスを持って立ち上がりました。

 

 

ちょっとつらそうな感じでしたが、Qさんの歌うようなサックスを久しぶりに楽しませて頂きました。

 

ライブの合間の45分のインターバルには私たちのボックスは居酒屋状態となります(笑)。やはり七G会のメンバー、来月のコンペを控えてゴルフの話題が中心となります。そこからあらゆる方向に脱線して会話は途切れません。

 

皆ジャズにはあまりご縁がありませんが、いい音楽は私たちの心を温めてくれます。楽しい時間をいっそう引き立ててくれるのでしょう。ついつい大騒ぎする私たちですが、この日は満杯のQさんファンがあちらこちらで大賑わい(笑)。うるさい私たちもあまり目立たなかったかもしれません(笑)。あっという間の45分の休憩時間も過ぎて行き、セカンドステージが始まりました。

 

Qさんと道子さんの楽しいトークに笑いの絶えない暖かい店内です。エリッチョも小泉さんも素晴らしいソロを聴かせてくれて、Qさんが「イェ~~!」と声をかけ、楽しいライブが続きました。

 

次、何やる?と鈴木さんがQさんに聞きます。曲目を決めてキッチリとリハーサルをして音を固めてステージに臨むライブもいいですけど、山本剛さんのステージもそうだけど、その場で曲を決めて、流れにまかせて歌を奏でるこういうジャズが私は大好きです。そう、何が起こるかわからない・・・ジャズの醍醐味だなぁ、こういうジャズが大好きです。

 

Qさんが歌い始めました「Everytime We Say Goodbye」。それに合わせてエリッチョと小泉さんが弾き始めます。Qさんの音を聞いて合わせます。すっげぇなぁ・・、Qさんの絶対音感はこの体調の中でも失われていないんでしょうか?キーも言わずに歌う音に後ろの二人がピッタリ合わせます。

 

かなり前、Qさんが元気いっぱいだった頃・・・、何年前だったか・・、小岩コチにQさんが出た時に、「リクエストある?」とQさんが言いましたので、私がこの歌をリクエストしました。Qさん、「えぇ?もう終わっちゃうの?(笑)」とか言いながら歌ってくれたことを思い出しました。そっかぁ・・・、この歌はステージの最後に歌いたかったのかな・・・?と、その時には思ったものです・・・。

 

鈴木道子さんが「QさんのEverytime we say goodbye聴いて泣きそうになっちゃったよ!」とか言って皆さんの拍手を促しました。私もジーンとしてしまいました。「これでQさんの演奏を聴くのも最後になるかも知れません。身体には気を付けて、いつまでもお元気でいて下さることを祈っています。

 

楽しい2セット目も大歓声の中終わり、私たちは席を立ちます。遠く厚木から来てくれたHr夫妻、八千代台から来てくれたKiさん、初参加してくれたNw君、楽しんでくれただろうか?七G会の音楽部長Yw君はいつも通り自転車で帰りました。無事、立石まで帰り着いただろうか?

 

いつもお付き合い頂き感謝です。楽しいひと時でした。また是非宜しくお願い致します。

 

 

 

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黒木美紀、三好”三吉”功朗デュオ・リディアン・2/7/2018

また行ってしまいました。神田司町のLydianさんです。昨年2度ほど聴かせて頂いた、ボーカルの黒木美紀さんとギターの三好功朗さんのデュオです。

 

リディアンのオーナー曰く「まずエッジがあってよく響く声が魅せます。」とおっしゃる通りの声です。英語の発音もスムースで聴きやすい。(私はポルトガル語はわかりません(笑)のでこちらにはコメント出来ませんが・・・)

 

 

おまけに美人だし、まだあまり知名度はないようですが、もっと知られて行ってもいいボーカリストだと思っているのですが・・・(なかなか広く知れ渡ることも難しい業界かも知れませんね・・)。

 

 

ギターの三好さんもブルージーと言うのか、ファンキーと言うのか、太いいい音で素晴らしいフレーズを連発してくれます。歌のバックでもそれとなくいいフレーズを盛り込み、歌伴も素晴らしい。二人のMCも面白くって、飽きさせないステージングです。

 

残念ながら私のコンパクトデジカメではフラッシュ無しで遠くの被写体をズームで撮るのは難しいようです。ピンボケばかりで諦めました。

 

  

 

私が着いた時にはもう始まっていましたが、ジョビンの曲を2曲程、そしてキャロル・キングの「You gotta friend」、三好さんが急にやりたくなったという「I remember you」などをやって、最後は「My shinning hour」で1セット目を締めました。

 

最近「フォー・ザ・ボーイズ」と言う古い映画を観まして、そのテーマソングになっていた「I remember you」は大好きな歌です。三好さんもこの曲が大好きだそうで、「普段あまりスタンダードはやらないんだけど、」と言いながらやってくれました。私は曲名を聞いた瞬間に拍手(笑)!

 

よくあの映画を引き合いに出して「PS: I love you」を歌ってくれるボーカリストがいます。それも大好きな歌だけど、あの映画を通して何度も歌われるこの歌も大好き。タックアンドパティーの「I remember you」が大好きです。また聴きたいものです。

 

「My shining hour」も大好きです。テンポを色々変えたりして、とっても楽しいアレンジで、演奏している二人も笑顔が一杯、私も終始笑顔、嬉しくってたまらない演奏でした。ステージ最後のこの名演にお客さんたちも大盛り上がりで声や口笛が飛び交って、大きな拍手のなかで1セット目が終わりました。

 

もっと多くの人に聴いて貰いたいデュオでした。また是非聴きに行きたいと思います。

 

 

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御茶ノ水ナル・2DAYS・1/31~2/1/2018

1月と2月にかけて「ナル2Days」、ミュージシャンではなく私です。初日(1/31)はピアノの堀秀彰さん、テナーサックスの浜崎航さん、ベースの高瀬裕さん、ドラムは広瀬潤次という素晴らしいメンバーの揃ったENCOUNTERと言うユニットです。

 

堀くんと浜崎くんの二人で始めたユニットだそうですが、よくナルのスケジュールなどでは名前を見ていても、実は聴いた事がありませんでした。特に行く予定ではなかったのですが、仕事を終えて、まぁ、ヒマだし、この夜はなんとなく足を運んでいました。

 

 

この日のマティーニと愛情あふれるミックスナッツ(笑)。

 

それぞれのミュージシャンたちの演奏は、違う組み合わせで何度も聴いたことがあり、実力者揃いだと言う事は知っています。浜崎くんは確かお医者さんだと聞いていますが、ピアノの松本茜さんのご主人だったよな(多分)?よく小岩コチに出演していますからその強く、また美しい音色のサックスは何度も聴いていましたが、ここしばらくはご無沙汰でしたので楽しみです。

 

全然知識がなかったのですが、殆どオリジナル曲ばかりなんですね。しかももう1年程活動を続けていて、6枚(だったか7枚だったか?)もCDを出しているとか・・・、堀くんのMCで初めて知りました。

 

正直、オリジナルばかりでは辛いかなぁ・・・、と思いつつ始まった演奏を聴き始めましたが、なかなか聴きごたえがあるじゃぁないか・・・!メロディーもいいし、やはりこれだけの名手たちの腕で迫力のある素晴らしい演奏をされると、ついつい声が出始めてしまいました。

 

結構女性ファンが多く、満席とは行きませんが程よく埋まった店内で、みないい感じに盛り上がり、大きな拍手で称えていました。何も知らずに来ましたが、人気あるんだなぁ・・・・、まぁ、だからこそこうして長いスパンの活動を続けられる訳ですね。

 

後ろのリズム隊も素晴らしいんだよなぁ。広瀬さんの時折見せる、「ちょっとだけ俺にもしゃべらせろよ・・・?」みたいな軽いジャブが私は結構好きです(笑)。邪魔にはならず、いいアクセントになります。工藤さんが振り返って笑顔を見せます。

 

 

堀くんがとても丁寧なMCをしてくれて、好感が持てました。ファーストセットの後半にまたお客さんが増えまして、私が独占していたボックスにもお客様が相席で座られました。私はすぐに出ますので奥の席を譲りますと、「スミマセン」と丁寧にお礼を言われまして恐縮しました。

 

白熱の1セットが終わり、いつものようにチェックに向かいます。支払いをしながら店のスタッフと話していたら、堀くんが来て「ありがとうございました。」と、フライヤーなどを渡してくれました。

 

うるさかったでしょ?と言いますと、「いえ、とんでもない!大歓迎です!盛り上げて下さってありがとうございます。またよろしくお願いします。」と言ってくれました。あちらこちらでお客さんには怒られたり、嫌がられている私ですから、こう言って頂けるとなんか嬉しいですね(笑)。

 

亀戸の駅を出て緑道公園を歩いていると、外に出て付きを見上げている人がいました。そうだ!皆既月食だったんだ。と上を見ると、月が1/4ほど左から欠けて行っている様子がみえました。

 

 

流石にスマホのカメラでは無理ですね(笑)。真ん丸にしか見えません。残念!

 

さて「御茶ノ水ナル2DAYS」の二日目です。実は次の日(2/1)のお茶の水ナルのライブは、以前から行こうと決めていたライブだったんです。私の大好きな中村恵介くんが出るからです。ただその夜は雪予報、先月の大雪はまだ記憶に新しいところです。もしかして空いてるかなぁ・・?大雪を警戒して帰宅を急ぐ人が多いかも知れません。

 

と思っていましたら、まさに予感的中!残念なことに閑古鳥の無く店内でした。この日も素晴らしいメンバーなんだけどなぁ・・・。ベテランドラマーの井上功一さんのセッションです。中堅どころのベーシスト、工藤精さん、トランペットの中村恵介さん、そして初めて聴きますピアノの海堀弘太さんの4名編成でした。

 

 

淋しい客席ですが、客にとっては何とも贅沢な空間。もう笑っちゃうしかないような雰囲気なんでしょうか?中村くんに笑顔が見えます。残念だけどジャズのライブでは時々ある風景です。こんないい演奏なのに、みんな聴きに来ればいいのに・・・、と思うのですが、私も結構慣れっこになってしまっています(泣)。

 

さぁ始まりました。前夜とは打って変わってスタンダード曲中心の選曲です。それも歌ものが多く、私は大歓迎!徐々ににヒートアップしていきます。「ボディアンドソウル」もこういう演奏もあるんだなぁ、いい感じのグルーブ感でとてもよかったです。

 

海堀くんは初めて聴かせてもらいましたが、なかなかどうして素晴らしいピアニストが出て来ましたね。音もいいし、いい感じのフィーリングのフレーズをたっっぷり聴かせてくれました。これからが楽しみです。

 

もう曲名も言わずに突っ走る感じです。ベースの工藤さんはみんなの素晴らしい演奏に笑顔が消えません。井上さんや海堀くん、中村くんのカッコイイ演奏に笑顔を向けて軽く声をかけます。ちょっとびっくりしましたが、この日はなんとエレキベースを使っていた彼のベースソロも中々のものでした。

 

たまにちょっとしたMCを入れながら4人がノッテくるように思えました。やはりプロのミュージシャンたち、お客さんが少なかろうと、精一杯のプレーをしてくれますね。みんな音楽が大好きなんだなぁ・・・、当たり前か(笑)。

 

あっという間のファーストセットでした。私が帰ると客席がもっと淋しくなってしまいますね。でも申し訳ないけど、いつものパターンは崩しません。ミュージシャン達も近くに来まして、中村くんと「なかなか(ナルに)来ないからさぁ・・」と言って握手すると笑ってました。

 

井上功一さんは「やっぱり雪予報で足が遠のいちゃったかな?」と残念そうでしたが、「また来月やります!」と言って握手してくれました。今度は満員のお客さんのなかで盛り上がった演奏を聴きたいですね。また宜しくお願い致します。

 

 

 

 カテゴリ:音楽の話

柳沢氏・ハーモニカライブat新小岩アンチェインド・2/3/2018

もはや恒例となりました、七G会音楽部長、柳沢君のハーモニカライブを聴きに行って来ました。いつものバー・アンチェインドです。

 

土曜の午後、カチカチに固まった首、肩をほぐすべく、錦糸町楽天地のサウナで整体を受け、軽く一杯やってから新小岩に向かいました。

 

 

入り口にはこんな案内が・・・。そう、毎度おなじみ(笑)です。

 

入りますとカウンターは半分以上埋まっていました。おぉ、七G会の新人、Kiさんがいました。ご挨拶をして、早速お決まりのマーティーニを頼みます。

 

 

マスターの巧みな手付きを見ながら、隣のKiさんに偉そうに講釈を垂れる私(笑)。ジンはタンカレー、ベルモットはノイリープラットです。わたくしの講釈に時折マスターが注釈をつけてくれます(笑)。いやぁ、勉強になります(笑)。

 

 

カウンターの壁はこんな感じでボトルが並んでいます。

 

 

1セット目の演奏予定です。バラエティーに富んだ渋い選曲ですなぁ・・・。

 

 

マーティーニ完成、美しいですね。左手前の小さなグラスには香りづけに使い、またオリーブをすすぐことにも使ったベルモットです。普通は捨ててしまうのだけど、ここのマスターはこうして飲みたい人は飲めるように置いてくれます。捨てるのは勿体ない!と思ってしまう貧乏性の私は大歓迎です。

 

 

そろそろスタンバイする柳沢君。ミュージックチャージはありませんが、玄人はだしの腕前です。

 

 

またオーダーを受けて、氷を砕いているマスターです。下はアイルランドのシンボルカラーのグリーン、上はスコットランドのタータンチェック・・・、という意味合いの出で立ちなのかな?

 

 

さぁて、始まりましたよ!熱のこもった演奏です。ついつい「きゃぁ!素敵!」と呟いてしまう私(笑)。いちいち返してくれる、義理堅い柳沢君でした。

 

お堅いライブハウスではありませんから、演奏中も少しは小声でお話をしたり、リラックスムードのライブです。私もマティーニを飲み干してもう一杯!

 

 

マスターにお勧めのウイスキーをお願いしまして出してくれたのがこれです。アベラワーって言うんですね。実はあまりお酒には詳しくない、と言うか、(偉そうな事言ってる割には)全く無知なわたくしです。全然知らない名前でしたが、有名なスコッチらしいです。

 

ちょっとマッキャランに似た、フルーティーな美味に酔い、柳沢君の演奏に酔い、あっという間に1セットも終わりです。いつの間にかカウンターが満席になっていました。私はいつも通りの「ファーストの男」(笑)です。柳沢君の休憩席を作るために帰途につきます。

 

 

Kiさんに音楽部長と平部員のツーショットを撮って貰いましたが、スマホだとタッチするだけでいいんですが、コンパクトデジカメはシャッターを押さなければいけないので、ぶれやすいなぁ・・・、特に暗いところでフラッシュを使わないと、どうしてもシャッタースピードが長くなるからなぁ・・・、これは課題です。七G会の写真撮影担当としてはちょっと考えなくてはいけないなぁ。

 

等と思いながら駅へ向かいましたが、信号の向こうから手を振って歩いてくるのは・・・!おぉ、七G会のハンデキャップ委員長のOm君ではありませんか。柳沢君とは墨田川高校サッカー部からのポン友です。敢えて2セット目からおっとり刀でやってきたようです。

 

「Om君の為に席を空けてきたよ!」と声をかけると、「そう、結構お客さん来た?よかったよかった・・・、」「じゃぁ、またネ!」とすれ違う二人。柳沢君の人徳でしょうか?いろんな方面のいい友人に囲まれたいいライブになりそうです。

 

是非また宜しくお願い致します。

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

寿永アリサ・ライブat銀座スィング・1/9/2017

久しぶりにスィングに行きました。ラテンボーカルの寿永アリサさんのライブでした。前に一度御茶ノ水ナルで聴いたことがあります。ベースの塩田さんが連れて来たライブでした。

 

とってもよく声が出る歌手です。ラテンのリズムにのせたよく伸びる声に魅了されましたが、なかなか私の行動範囲には来てくれません。スィングも最近はあまり足を運んでなかったのだけど、スケジュールに彼女の名を見つけて、ここは行きたいなぁ、思っていたライブです。

 

 

仕事が終わって有楽町に着くと、もうライブは始まっていて、一曲目が終わったくらいでしょうか?ほどよくメインの客席は埋まっていました。フルートの酒井麻生代はナルによく出ているので名前は知っていましたが、まだ聴いたことがありませんでしたから丁度いいや・・、と思いつつ席に着きました。

 

 

あびる竜太さんとのMCも面白く、音楽の掛け合いもまた楽しく、相変わらずキレイな伸びる声が冴えわたりました。ラテンの曲はあまりよく知らないんですが、リズミカルでノリが良くっていいもんですね。歌が上手いからそう感じるのかも知れないけど・・・。

 

 

御覧の通り、とってもチャーミングな女性でもありました。声がよく出る、と言うと上田裕香さんとこの人が私の中では双璧かも知れません。二人ともラテン系(上田さんはボサノバかな?)の歌をよく歌うシンガーですが、日本語の歌も交え、それもまたグッドであります。

 

酒井さんもいい味だしてました。ベースの方とパーカッションの方は初めて聴いたと思いますが、そ知らぬふりして歌やフルートソロのバックでいいフレーズを醸し出していましたね。

 

またいつか私の行ける範囲の箱に出てくれればなぁ・・・、と思います。素晴らしいシンガーですね。

 カテゴリ:音楽の話

黒木美紀ライブat Lydian・12/26/2017

これが昨年のライブ通いの最後になりました。遅ればせながらのレポートです。仕事納めの前日に御茶ノ水駅で下車、いつもの日高屋さんでちょい飲み、坂を下って淡路町のリディアンさんにお邪魔しました。

 

 

2~3か月前にこのお店で一度聴かせてもらいました。三好さんは有名な方のようですけど、黒木さんはあまり知られていないようです。でもとっても素敵な歌うたいだな、と思いました。三好さんのギターも素晴らしく、是非機会があったらまた聴きたいとおもっていたデュオです。

 

 

今年開業したこのお店、音が良く響きます。始めの頃はちょっと響きすぎか?とさえ思いましたが、徐々に調整してきたのか、いい感じの響きになってきたように感じました。音が箱の壁、空気にも馴染んできたのかも知れませんね。

 

三好さんのアコースティックギターの音が良く響きます。カッコイイフレーズ連発、ブルージーな素晴らしいギターに黒木さんの声がよく合いますね。ユニゾンをやったり、バトル気味のアレンジだったり、工夫を凝らしたライブです。

 

 

三好さんはいろんな有名なミュージシャンのバックで弾いていたそうですが、こうしてデュオのプレーを聴くと、いやぁカッコよかったです。始め少な目に見えたお客さんでしたが、演奏中にどんどん入って来て、いい塩梅に席が埋まって来ました。

 

黒木さんなかなかファンが多いようですね。笑顔が素敵な美人ヴォーカルです。英語も上手、いい歌うたいですね。1セット終わって、丁寧にお客さんたちに声をかけてお礼を言っていたようです。男性のみならず、女性ファンも多いようでいいですね。

 

 

スマホのカメラが照明に負けてうまく映ってないのが残念ですが、とっても素敵なヴォーカリストでした。HP等もチェックしてみましたが、まだあまりメジャーな箱には出演機会がないようです。検索ヒット数も少なく、知名度はあまり高くないようですが、きっとファンを増やして、名前が売れてくることを期待しています。

 

まだまだ上手な人はいるもんだなぁ、お店によって、出演するミュージシャンがある程度固まっているというか偏っている傾向もあり、こうして新しい店に行って見るといい発見があったりしますね。お店の方々も毎晩自分の店にいますから、意外に新人の動向には疎かったりするのかも知れないなぁ・・・、なんて思ったりもします。

 

また是非聴きたい二人です。それぞれ違ったミュージシャンたちとのコラボも是非機会があれば聴きに行きたいと思いました。

 

 

 

 カテゴリ:音楽の話

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