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院長ブログ

カテゴリ: 音楽の話

ジャージー・ボーイズ・・・君の瞳に恋してる

先日、ツタヤで借りて来ました。「ジャージー・ボーイズ」、面白かったぞぉ!

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トニー賞をいくつもとったミュージカルのヒット作を映画化したものですが、「フォー・シーズンズ」の懐かしのメロディーに満たされ、実話を元にしたストーリー展開に引き込まれました。また、特典映像でのメイキングや、ミュージカル化された時の話、映画化に関する話などもとても興味深く面白かったです。

 

最後はミュージカルのフィナーレよろしく全員のダンスシーンがあります。このメイキング話もおも白かったです。クリストファー・ウォーケンは元々ミュージカル俳優で、ダンサーだったんですね。知りませんでした。

 

監督のクリント・イーストウッドはすぐに振付を覚えたんだけど、「俺は映画にちょっとだけ出てるから、ダンスはやめとくよ」とか言って、ラストシーンには加わりませんでした。そう、ヒッチコックのように一瞬だけ姿をみせるシーンがあるんです。

 

さて、元になったミュージカルですが、ラ・ホヤと言う南カリフォルニアの町にあるシアター(UCSDの持つシアターだそうですが)で始めたミュージカルが評判を呼び、ブロードウェイでのロングランに繋がったそうですが、そのラ・ホヤでのオリジナルメンバーが多く映画でも演じているそうで、クリント・イーストウッドならではの配役かなぁ?と感じました。

 

音楽の事、ラ・ホヤと言う町の事・・・、いろんなことが思い出され、しまいには「ローハイド」まで思い出しちゃった。

20110306094939694若きクリント・イーストウッド、in 「ローハイド」

 

音楽に関しては、「シェリー」だったり、「君の瞳に恋してる」だったり、さすがに全部は知らないんですが、(ビートルズ以前ですから、私の少し上の世代ですね)よぉく覚えている名曲がいっぱい!それだけでも嬉しい映画です。

 

監督のクリントの息子さん(日本にも何度も演奏に来ている有名なジャズ・ベーシストですが)のカイル・イーストウッドがこの映画の音楽担当をしていますね。他にもイーストウッド作品で幾つか音楽に携わっています。

1410238696_1かっこいいですねぇ・・

 

ラ・ホヤにはついこの間ゴルフの「ファーマーズインシュランスオープン」をやったトーレ・パインズGCがあります。(松山選手、石川選手残念ながら共に予選落ちでしたが)La Jolla と書きます。もとの言葉は原住民の言葉か、スペイン語起源かわかりませんが、スペイン語の読みをします。元々メキシコだったところをアメリカ領にしたのでカリフォルニアにはスペイン語の名前の町が多いですね。

 

昔日本のスポーツ新聞にラ・ジョラとローマ字読みで書いてある記事が出ていたことを覚えています。勉強不足ですね。こんなことも思い出して、きりがなくなってきます。知らないと読めない(発音出来ない)綴りが結構あります。漢字と一緒ですね。

 

あの当時(私が子供の頃、ということですが)、「ローハイド」というテレビ番組が大人気でした。アメリカのテレビドラマがたくさん放映されていて、「ボナンザ」を初めとする西部劇、「パパ大好き」みたいなホームドラマ、「ルーシー・ショウ」のようなコメディー、「ディーン・マーチン・ショウ」のような音楽バラエティー・・・etc、思えば私たちはアメリカのテレビ番組を観て育ったんだなぁ・・・、と改めて感じます。

 

いろんなことが思い出されたり、思いついたりで本当にきりがなくなってきます。

 

なんでこの映画のことを書こうと思ったか、と言うと、クリストファー・ウォーケンのことを書きたかったんです。

 

彼はこの映画の中で、フォー・シーズンズを助ける実在のマフィアのボスの役で出ています。彼とグループのリーダー役以外はオリジナルのミュージカル俳優が多かいようです。

 

クリストファー・ウォーケンはこのオファーにすごく乗り気だったそうです。是非出演したい!とすぐに決定したとか・・・。

51mjoSw2BhLL._SL500_AA300_映画「ディア・ハンター」

 

彼は昔、この映画に出ました。ロバート・デ・ニーロと彼の鬼気迫る演技には圧倒されました。いくつもの(アカデミー賞を含め)賞をとりましたね。クリストファー・ウォーケンはアカデミー助演男優賞でした。

 

この映画の中で、彼はメリル・ストリープと結婚します。そのバチェラー・パーティー(だったと思うけど・・・、ちょっと自信なし)で「君の瞳に恋してる」を歌うんです。結構うまいですよ。そしてそのあとヴェトナムへ行き行方不明になってしまうわけですが・・・。

 

(と記憶していましたが、映画好きの友人にダメ出しされました。仲間の結婚式に恋人同士のウォーケンとストリープが付き添いとして出ていたそうですよ。二人は結婚していなかったんでした。私の思い込みでしたね。失礼!)

img_11すごかったなぁ・・・

 

メリル・ストリープは(この映画が2作目だったそうです。)、これで初めてアカデミー賞にノミネートされたんですね。彼女のアカデミー賞最多ノミネートの記録はここから始まったわけです。

 

それはともあれ、歌の話に戻ります。クリストファー・ウォーケンはきっとこの歌好きなんでしょうね。私は勝手にそう信じています。そういう年代ですから、若い頃にいっぱい聴いていたはずです。

 

それで彼はこの映画に出演したくなり、またクリント・イーストウッドは「Deer Hunter」で彼があの歌を歌っていた事を思い出し、クリストファー・ウォーケンを抜擢したに違いない!

 

・・・・・と、私は勝手にそう信じています。

 

このことを書きたくて書きはじめたら、いろんな事がどんどん頭をよぎって来て収拾がつかなくなってきました。でも、いい歌ですよね。たくさんの歌手がカヴァーしてます。私も何回もカラオケで歌いましたよ。自己申告では結構うまいんだけど・・・・。

 

You just too good to be true♪  Can`t take my eyes off of you♪・・・・、

・・・・・・、

た~ら!たぁ~ら、たぁたたん・・・♪、・・・、タァ~ラ!ダッダダン!!!♪

I love you baby♪、and if it`s quite alright♪ I need you baby♪、 to warm the lonely night♪  I love you baby♪、 trust in me when I say♪・・・・・・・♪♪・・・・・

 

 

 

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平山織絵&リン・ヘイテツat 浅草SMILE 2/12/2015

G君と浅草橋の「よし田」と言うお店で、次週のゴルフの打ち合わせ(?)を兼ねて一献、舌鼓を打って店を出たのが9時過ぎでした。ちょうど浅草にあるジャズバー・スマイルのセカンドセットに間に合う時間です。G君に「お前ほんとに好きだなぁ・・」と言われつつ、またライブに行ってしまいました。

 

その夜はチェロの平山織絵さんと、ピアノのリン・ヘイテツ君のデュオでした。珍しい編成だし、かねがねリン君の歌伴でない演奏を聴いてみたいと思っていましたから、酔った勢いで珍しくハシゴしてしまいました。

 

平山さんは、ご主人の田辺充邦君との「田辺商店」というユニットや、女性だけのユニットなどで何度も聴いていますが、とても美しい音色のチェロで、バッキングの時はベースラインをまるでミニベース、と言ってもいいような演奏をします。

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ベースラインをチェロで弾くのは、本来の指使いと違って、初めはかなり苦労したそうですが、堂々としたベーシストぶりです。また音が少しベースと違いますからなかなか趣のある演奏になっています。

 

懐かしの「グリーン・スリーブス」をバグパイプをイメージしたアレンジでやってみます。と話されて弾きはじめましたが、チェロの音が本当にバグパイプに聴こえました。面白いなぁ。

 

リン君も美しい音とフレーズで応えます。ジョビンの曲でしたか、イントロでまるで小鳥のさえずりのような音色のフレーズを弾いてくれまして、驚きです。ちょっと呼吸が合わず、リン君「スミマセン!もう一回いいですか?」と2度やり直したのはご愛嬌で、暖かい拍手を受けました。

20150212_220823後ろにスカイツリーが見えます。

 

お客さんはやや少な目でしたが、美しい演奏にアンコールの拍手、それに応えてくれました。チャーリー・ヘイデン作の「ビタースィート」、チェロの重厚な音が印象的でした。mcでこの素晴らしいベーシストが去年亡くなった話をしていました。そっかぁ・・、ジョー・サンプルも昨年逝ってしまったしなぁ・・・。

 

こうして時間は容赦なく過ぎて行くんですね。わたしたちの時間も少しづつ過ぎて行っていることを最近感じるようになって来ました・・・。よい時間を過ごしたいものです。

 

G君と食した「よし田」の料理と空間も最高でありましたし、スマイルの音楽と景色も最高でした。また一週間が終わります。明日が良い日でありますように・・・。

 

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Tokyo Lips2/5 & Charito、2/6/2014

今朝は寒かったなぁ。亀戸駅までの遊歩道の両サイドの地面に小さな氷がいっぱい散りばめられていました。明け方に伸びた霜柱が凍ってしまって氷になっちゃたんでしょうね。

 

昨日散髪に行って短くしたばかり、寒さ暑さに弱い私には耳当て付きの帽子が欠かせない季節になりました。それなしでは頭と耳が寒くって痛いです。年間平均温度は上がる一方だそうですが、昔は帽子なんて被らずになんとか過ごしていたのですが・・・・。

 

それはさておき、六日の土曜日に久しぶりに娘たちとライブ行って来ました。御茶ノ水ナル、ユキ・アリマサのトリオにヴォーカルはチャリートでした。

 

実はチャリートさんのライブ、一週間前にB&Sで聴いたばかりなんですが、二人の娘とのスケジュールを調整していて、この日に他に行きたいところがなかったもので、ま、たまには「おっかけ」もいいでしょう。素晴らしい歌を聴けますしね。

 

ユキさんの後ろにはドラムの力武誠君、相変わらず小気味いいソロを叩きます。そしてベースには佐藤慎一さん、佐藤さんのベースはものすごく久しぶりに聴きました。10年ぶりくらいじゃないかなぁ。何故か、「チキン」のジャコで有名なフレーズをチラッと弾いてくれたことを覚えています。素晴らしいベーシストです。

 

ユキさんはもう日本を代表するピアニストの一人と言っていいですよね。もうなんの説明も必要ない素晴らしい演奏をしてくれます。

 

そして、チャリート、こういうインプロヴァイゼイションにとんだ歌い方を出来る人はなかなかいません。オーソドックスな歌い方も好きだけど、実は私はこういう歌も大好きなんです。思うがままに歌うとこうなってしまう方なんでしょうね。それがまたジャジーでいいんだなぁ・・・。

 

まぁ、好みが分かれる所かもしれませんね。いろんな個性がありますが、聴いている人に伝わってくるものがあるかどうか?と言うことが大事だと思っています。彼女の歌はビリビリと感じるものがあります。

IMG_1010先に来た次女です。お父さんは目をつぶってしまいました。

 

この日は久々に娘たちと写真を撮りました。先日のブログで「私の好きな写真」と言う題で子供たちが本当に子供だった頃の懐かしい写真を載せましたが、立派に(?)大人になりました。

IMG_1012あとから長女が来ました。ライブスタートにギリギリセーフです。

 

考えて見れば、結婚してもいい年頃なんですけどね・・・。あまりこういう事書くと嫌われるもしれませんが・・・。時々こうして遊んでくれるので感謝しています。

 

1セット目の最後にチャリートが「リクエストある?」とお客さんに話しかけました。早速私が最近はまっている「The Boy Next Door」をリクエストしましたが、レパートリーにないそうです。じゃぁ、季節外れだけど「Tis’ Autumn」は?とお願いしましたが、これも却下でした。残念!

 

あとでチャリートさんに「あなた、変わった曲好きねぇ・。」と言われちゃいましたが、いやぁ、ふつうに有名なスタンダードだと思うんだけどなぁ・・・。ま、次回に期待です。

 

そんなわけで娘二人と楽しい時間を過ごさせて貰いました。

 

実はその前夜にも一人で四ツ谷三丁目のジャズバー、Voiceさんにお邪魔していました。前に国貞雅子さんに聞いていた「Tokyo Lips」のライブがあったからです。

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左から高橋奈保子さん、Emiko-Voiceさん、杉山美沙さん、そして国貞さんです。この日がユニット結成2回目のライブだそうです。前から楽しみにしていましたので、次の日のNARUと連チャンになりましたが、行ってしまいました。

 

まだレパートリーも少なく、恐らくはアレンジも成熟してはいないようでしたが、4人の実力者たちのコーラスは聞きごたえがありましたよ。

20150205_201736ピアノの保坂修平さんがアレンジしているらしいです。

 

コーラスのレパートリーがまだ少ない事もあり、それぞれのソロも披露してくれました。自分の個性をしっかりもった歌姫たちです。エミコさんの個性はまた際立っているかもなぁ・・・。前に一度聴いたことがあるだけでしたが、この日もソロでは強烈な個性を主張した(うまく説明出来ないんですけど、一度聴いて頂きたい人です)歌いぶりでした。

 

なんで、このユニットになったか?と言う裏話も「なるほど納得」の理由がありました。「俺の・・・レストラン」チェーンでみな仕事をしていて、店からコーラスを頼まれたのがきっかけで、今では自分たちが盛り上がってしまって、お店の仕事に関係なくやるようになったとの事。

 

どんなきっかけにせよ、この女性コーラスグループはこれから楽しみです。期待したいですね。

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畑路子&シェラー・ひさみ at 代ナル・1/28/2015

またナルへ行ってしまいました。ヴォーカルの畑さんとシェラーさんがピアノのリン・ヘイテツ君とギターの平岡雄一郎さんをバックに歌います。

 

畑路子さんは何回か聴いていますがシェラー・ひさみさんは初めてです。初めてなのになんか前に聴いたことがあるような気が・・・、デ・ジャブーじゃないですが不思議な感じで聴いていました。

 

畑さんが一番手でした。相変わらず落ち着いた、そして言葉を大切にして歌ってくれます。そういう歌はとっても聴きやすい・・・、って言うと変ですけれど、心地よく音楽に浸れます。

 

美紗子さん(ご存じ、ここのオーナーです)も「上手になったわよねぇ・・・、」と褒めていらっしゃいました。(殆ど満員だったので、カウンターで美紗子さんの隣で聴かせて頂きました。)

20150128_193128カウンターからはこう見えます。畑さんです。

 

1曲目だったか、「How about You」を歌ってくれました。有名な歌なんだけど、意外にライブではあまり聴きませんね。たまたまビング・クロスビーとローズマリー・クルーニー(ジョージ・クルーニーの叔母さんらしいです。)のデュエットアルバムに入っているのを持っていまして、これがすごくカッコいいんですね。

 

二人で声を重ねながら、歌詞もいろいろと面白く変えて楽しめる演奏になっています。このアルバムの中では「スローボート・トゥー・チャイナ」もすっごくいいです。

 

畑さんの事だから、少し歌詞をアレンジして来るかな?と思っていましたが、オリジナル通りに歌っていました。こういう歌詞の歌だから、けっこう歌詞を代えようと思えばやりやすい歌ですね。

 

でもあまりいじりすぎるのも、どうかと思いますし、この夜の畑さんは王道を行きました。それもとっても良かったです。

 

シェラーさんもとっても聴きやすい、畑さんとは少し声、歌い方が違いますが、やはり発音も音程もしっかりだし、いいフィーリングのある歌を聴かせてくれました。二人とも、ちょっとだけ、それもいいところで軽くフェイクを入れます。計算しているのか、そうなっちゃったのかは解りませんが、これくらいが心地よいです。

 

「Rose」を歌いました。短命だった伝説的なロック歌手、ジャニス・ジョプリンの伝記映画の主題歌ですね。この歌はメロディーが淡々と流れて行く曲です。いい歌ですから歌うヴォーカリストは多いですね。でも、こういう曲はやって見ると意外に難しいのかも知れないのかな?と思います。歌ってみればベット・ミドラーのすごさが解る、そういう曲ですね、

 

こう淡々したメロディーのバラードを歌いこなすのは大変です。歌う人は多いけど、なかなか伝わって来ないことも多いように感じていました。でもシェラーさん、見事に思いを歌にのせて、伝えていたんじゃないでしょうか?

20150128_194358シェラーさんのMCです。平岡さんがチラっと見えます。

 

シェラーさんは広島在住の方で時々東京に来てライブをするそうで、代ナルにも何度も出演しているそうなんですが、初めて聴かせてもらいました。二人の大人の歌手の歌はとても安心して聴けるし、また聴きごたえのあるライブでした。

 

バックの二人も、ソロではもちろん、歌の裏でも時折ちょこっと聴かせるフレーズを入れて楽しませてくれます。1セット目の終わりで、既にほぼ満員のお客さたちは大盛り上がりでした。

 

平岡さんもリン君も何度も聴いていますが、実は殆ど歌伴での演奏しか聴いていないかも知れません。機会があれば彼らのインストのライブも聴いて見たいですね。来月は浅草でリン君のライブがあるみたい、行ってみようかな?

 

平岡さんは前に話をしたときに、(私はギタリストの中ではアール・クルーと並んで、タック・アンドレスが大好きなのですが)なんかタックに近い音を聴いたように思いまして、もしやタック・アンドレスの影響を受けているのか聞いてみたんですが、全く違っていました。彼はジャンゴ・ラインハルトに傾倒しているんだそうです。あ、そうだよね、って感じです。この日は十分にそのサウンドが聴けました。素晴らしいですね。

 

さて今月も、もう終わりですが、少しライブに行きすぎましたかな・・・?少し反省しないといけないかな・・・。でもやはり心地よいですからねぇ。ついつい仕事帰りの足が・・・。

 

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1月17日の御茶ノ水

昨日(土曜日)御茶ノ水を通りました。三省堂の前の交差点に警官が数人出て来たと思ったら、雪だるまを乗せたトラックと明治大学の応援団やチアリーダーなどが交差点を曲がって靖国通りを行進して行きます。

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「雪だるまフェア」と書かれたのぼりをもった人が行進の中にいました。そういえばここに来る途中の舗道になぜか雪だるまが置いてあったので不思議に思いつつ運転していたのですが、こういうイベントだったんですね。

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行進が全て交差点を曲がりきるまで信号が替らず足止めされてヒマだったので写真撮ってみました。明治の応援団は人数が少なく(なかなか部員が集まらないんでしょうね)チアリーダーたちに比べるとちとさびしかったなぁ。

 

さて、その夜再び御茶ノ水へ出かけました。Naruで「大坂昌彦3Days Live」の2日目があったからです。

 

片倉真由子(pf)、井上陽介(b)、そしてギターに私の大好きな荻原亮君のクァルテットでした。

20150117_193716片倉さんの顔が見えないなぁ・・。

みんなあちらこちらで、引っ張りだこの人気ミュージシャンばかりです。大坂さんは(廃刊になってしまいましたが)スィングジャーナル誌の人気投票ではずっとドラム部門で一位だったように記憶しています。

 

4人とも有名なライブハウスでレギュラーとしていろんな箱に出演していますね。亮君や片倉さんは小岩コチにも殆ど毎月出ていますから、よく聴いています。

20150117_193700ちょっとだけ片倉さん見えます。

人気、実力共トップクラスの4人の演奏はそれは素晴らしい(当たり前ですね・・・)。一曲目はデューク・ジョーダンの「No Problem」、ライブで初めて聴いたかも知れません。

 

そういえば、去年この店で聴き、感動させられたシーラ・ジョーダンさんは一時デューク・ジョーダンと結婚していたそうです。

 

彼の「フライト・トゥー・デンマーク」と言うアルバムを、私が銀座の山野楽器へ行った時にたまたま店内で流していまして、(20年くらい前の話です)それがすごく気に入って買ってみたのがジャズを聴き始めた理由のひとつです。

 

その中の「Glad I met Pam」と言う曲が好きになりまして毎日のように聴いていましたね。ある評論家に言わせると「初心者向け」なんだそうですが、そういう言い方は好きではないなぁ・・・。時々そういう人がいますけど(ジャズとクラッシックの愛好家に多いです)、いやな感じがします。

 

大坂さんはMCでも盛り上げてくれて、バークリー音楽院に留学していたころの、(やはりドラムの)原大力さんの微笑ましいエピソードを聞かせてくれて、結構うけていましたね。なんか大力さんらしい話でした。「コンテンポラリー」を「コンポンテラリー」?とか言い間違えていた話です。

 

「ロミオとジュリエット」の曲をやったときに、こういうコンテンポラリーな曲をジャズにして演奏するのは・・・、と言うような話から大力さんの話に繋がったわけですけれど・・・。知りませんでしたが、大坂さんはデューク・ジョーダンのバンドのドラマーとしてツアーに参加していたそうで、その時の事も話してくれました。

 

4人とも終始笑顔で気持ちよさそうに演奏していました。私も気持ちよく、(誰も見ていないからいいですけど)笑顔、と言うか終始にやけた表情で聴いていたに違いありません。昔、エルヴィン・ジョーンズが、「お客さんたちの体が揺れていなかったら、その演奏は何かが欠けているんだ。」と言ったそうですが、この夜の4人の演奏にみんなの身体が動いていました。

 

途中から、若手ドラマーの横山君が入って来て、後ろで立って聴いていました。大先輩ドラマーの大坂さんの貫録あるプレーに何を感じたんでしょうか?1stが終わってすぐに挨拶をしていました。

 

さて今年は何回ライブに行ってしまうことやら・・・。でもいい音は私たちを本当に癒してくれますから・・・。

 

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2015ライブ初め

1月5日、代々木ナル、8日御茶ノ水ナル、とNaruシリーズで今年のライブ通い初めとなりました。

 

5日はピアノに井上ゆかりさん、ベースの加藤真一さん、そしてヴォーカルの情家みえさんのライブでした。

 

代ナル初日のライブにほぼ満員のお客さん、なぜか男性ばかりでした。素晴らしい音楽をみなさん楽しんでいました。

 

情家さんはどんどん良くなっているように感じます。上手に歌おうとするのではなく、思いのままに気持ちよく心をこめて歌っているように思えます。それがまたよく伝わって来るんだなぁ・・・。

 

井上さん、加藤さんもいつも通りいいフレーズを奏でます。代々木Naruの初日を飾るにふさわしいライブだったんではないかな?

 

そして昨日の8日は御茶ノ水ナルにお邪魔しました。岡崎ブラザースのお兄さんの方の好朗さん(Tp)、ピアノは進境著しい田中菜緒子さん、ベースに島田剛さん、ドラムは若手の石若駿さんの4人のプレーでした。

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ここもお客さんいっぱい入ってましたねぇ。後ろのカウンターでは次の日から3-デイズで出演予定のベースの塩田さんが座って聴いていました。ドラムソロには声をかけてあおっていましたよ。まるで一緒にプレーしてるみたい。

 

岡崎好朗さんは江東区出身の中堅どころ、と言っていいんでしょうか?江東区と聞くとなんか親近感を持ちますね。ま、それとは関係なくいつもカッコいいフレーズで唸らせてくれます。

 

田中さんはこの夜は、速い速い!クラッシックも、ポップスも、いろんな方面で活躍しているそうですが、いいオリジナル曲もやってくれました。美人だし、どんどん人気が出て来ているようです。これからもっともっと期待できるピアニストですね。

 

ふたつのナルは箱の大きさがちょうどよく、広すぎず、狭すぎず、これくらいだと一人声を出してもさほど目立たないので(結構声を出して盛り上げてくれるお客さんも多いのも好きですが)行きやすい店です。

 

スタッフの皆さんも優しいし、料理も上手い!そして日本のトップミュージシャンが出演してくれます。自分では勝手にホームグラウンドのように思っております。また今年もよろしくお願いいたします。ですね・・・。

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シーラ・ジョーダンLive at 御茶ノ水Naru,12/07/2014

先日の日曜日、御茶ノ水ナル45周年記念ライブの最終回として、追加ライブがありました。シーラ・ジョーダンさんとピアノのピーター・ミケリッチさんのデュオに中村健吾さんのベースがアシストしました。

 

2セット目から行きましたが、ほぼ満席で盛り上がった雰囲気が伝わって来ました。演奏が始まり、彼女の歌を聴いて大感動!盛り上がる理由がよくわかるステージでした。

 

実は私は彼女の名前を知りませんでした。(音楽の知識、たいして持っておりませんので。この程度の知識です)伝説的な歌手だと聞き、ちょっと聴いてみようかなぁ、程度の興味でお茶の水に来ました。

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昔、チャーリー・パーカーの影響を受け、スキャットのアドリブが凄い・・・、等と解説してある文を読みかじって行きましたが、歌が素晴らしかったです!

 

歌詞に自分の人生を盛り込み、いろんな有名なミュージシャンとの想い出がいっぱい出てきます。エラのスキャットの素晴らしさに、子供心に憧れた話も出てきます。

 

なんでもシーラさんにはチェロキーの血が入っているそうで、それでかなぁ?ネイティブアメリカンのチャントのような声で始めた歌もありました。

 

ケニー・バレルやトミー・フラナガンとギグをよくやった話も出て来ましたねぇ。いったい何人の名前(私でも知っているような有名ミュージシャンたちの名前ですよ)が出たんだろ?録音でもしておかなければ伝えきれないシーラさんの想いのこもった歌の数々でした。

 

そしてスキャットは噂通り最高でした。中村さんのベースも冴えわたり、シーラさんが、「電話番号教えて頂戴!一緒にニューヨーク行こうよ!」とジョークを飛ばしたくらいです。

 

お客さんも最高の盛り上がり!あちらこちらから「イイェ・・・イ!」声がかかったり、口笛で賛辞します。曲が終われば万雷の拍手です。こうなるとミュージシャンたちも実に気持ちよさそうに演奏していました。

 

歌の中で「私はもう86歳よ」と歌った時はみんな「おぅ~~!」っとどよめきました。そんなお歳とは感じられないエネルギーとオーラに満ちていましたから。

 

お客さんの中に、先日Pacoに出演した畑路子さんがご主人といらっしゃるのを見つけまして、ご挨拶してきましたが、彼女もえらく感動していたようで、「歌の中でああいう言葉の使い方、日本語でやってみたい!」とか興奮気味にお話してくれました。

 

そう、英語を聞き取れないと、あの歌詞、歌を観賞することも理解度が何10パーセントかは足らなくなってしまうかもしれませんものね。日本語でやればわかってもらえることも多くなるよなぁ・・・。気持ちはわかるなぁ・・・。ただ日本語って、やや歌との相性が英語ほどよくないところもありますから・・・。でも畑さん頑張ってトライしてほしいです。

 

アンコールが終わり、感動して席を立つタイミングが遅れました。あっと言う間にレジに長蛇の列が出来てしまいまして、待っていたのですが、待っている間に思い切ってシーラさんに話しかけに行きまして、この素晴らしい夜のお礼を言ってきました。

 

ついでに図々しく一緒の写真を撮らせてくださいとお願いしましたら、快くOKしてくれました。携帯を出して、「これ、どうやるんだっけなぁ?」とつぶやきましたら、彼女のとりまき(関係者だと思いますが)の方が「私にお任せ下さい!」と私の携帯電話を手に取り、写真を撮ってくれたのですが・・・。

 

いったいどうやったんだか、真っ暗です。隣にいた(ライブの時のMCから想像するに、カメラマンさんのようでしたが)方がカウンターに置いてあったライトを向けてくれてもう一枚!でもやっぱり暗くって、シーラさんも「ちょっと暗すぎるわよ」と言っていましたが、あまり何度もお願いするのも申し訳なく、いやこれでいいです・・・、と言ってお別れしました。

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暗すぎてちょっと不気味かなぁ?こんなの出したらシーラさんに失礼だったかもしれないけど、この暗い写真でもアップで見ると彼女の素晴らしい笑顔がわかりますよ。とっても素敵なレディでした。私自身はは暗いほうが実物よりよく見えるようでこれでOK?

 

きっとまた日本に来て下さい!とお願いをしましたら、「勿論来るわよ」と約束してくれました。シーラさんほんとにありがとう!She is truly the real thing!です!今回聴き逃した方々、彼女がまた来て下さることを一緒に祈って下さい。本物です、「違いの分かる人」は聴かにゃぁ・・・あかんよ!

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門馬姉弟ライブat平河町Jazzspot・Paco,12/4/2014

またPacoさんにお邪魔しました。先週ですが遅ればせながらライブレポートです。門馬瑠依さん(Vo)と門馬由哉くん(G)のデュオでした。

 

瑠依さんはソロで2度ほど聴かせてもらったことがあります。ここPacoと代ナルでした。由哉くんは初めて聴きます。

 

演奏前に二人が話しているのを聞くと、敬語を使っていました。あれ?と思ったら別に姉弟ではないんだそうです。たまたま同じ苗字で同じ北海道出身ということで、デュオの名を門馬姉弟にしたらしいです。

 

ライブが始まりました。仕事帰りで2セット目からです。門馬くんはガットギターを使っていました。前の週に聴いた志賀さんと比べるとやはり男性ですね、パワーを感じます。

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スマホのシャッター音の止め方知らないもんで、うるさいかと思って演奏中は写真撮れません。情けなや・・・。

 

なかなかやるじゃん!と思ってしまうギターと歌のデュオでした。瑠依さんのいままでに聴いたライブよりも、由哉くんとのデュオの方がいい感じかも。

 

由哉くんの太いギターサウンドがよく瑠依さんの歌をアシストしていたし、掛け合いもなかなか良かったです。

 

アレンジも良かったですね。「ビビディ・バビデ・ブゥ」は面白かった。ディズニー映画の歌って、いい曲が多いから、ジャズの人に限らずいろんなミュージシャンがレパートリーにしていろんなアレンジがありますね。

 

「ビビディー・・・」はジャズでは初めて聴きましたが、これ結構いけますねぇ。

 

また、由哉くんのギターからはいいフレーズがいっぱい出て来ました。バッキングでもソロの時でもなかなかフィーリングのある音を聴かせてくれましたよ。かれのフルアコも聴いてみたいですね。

 

そう、前回の志賀さんのフルアコも聴いてみたいなぁ・・・・。

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

出口優日at浅草Smile・畑路子at平河町Paco

先週2回ライブに行ってしまいました。遅ればせながらライブレポートです。

 

11月25日は浅草Smileで若いヴォーカルの出口優日ちゃんのCD発ライブでした。私の娘と、多分同い年の出口さん、以前から注目しています。

 

この若さでなかなかこう言うフィーリングは出せないものです。スキャットでのアドリブもなかなかのグルーブ感で聴かせてくれます。ミュージシャンの中では少しづつ名前が知られて来ているらしいですが、一般的には無名に近いのかなぁ?

 

この日は彼女のCD発売記念ツアーの一環として、録音時の主要メンバーの関根さん(Pf)、高瀬さん(B)、プロデューサーの久米さん(Dr)の中堅どころ3人をバックに、歌ってくれました。

20141125_204640たまたま久米さんの誕生日だったそうです。

彼女はソロ活動のほかにも、沙理ちゃん(サックスの中村誠一さんの娘さんですね)と「Chai-chii Sisters」と言うデュオのユニットや、ビッグバンドのコーラスグループの一員として活躍しています。

 

Chai-Chii ではAKIKOさんのライブのサポートをしたり、モーションブルーでワンマンライブをしたこともあるそうです。

 

盟友の沙理ちゃんは、単独でボディアンドソウルや、スィングなどの老舗ライブハウスに出演しているのだけれど、出口さんにも早くそう言うチャンスがくるといいなぁ、と期待しています。

 

もっともっと多くの人に聴いてもらいたい歌手の一人ですね。

 

そして27日は平河町にあるJazzSpot Paco、私の医院から徒歩12~3分でしょうか?この日はヴォーカルに畑路子さん、ギターの志賀由美子さんのデュオでした。

 

出口さんは私の娘と同い年でしたが、畑さんはおそらく私とあまり変わらないお年のようです。打って変わって大人のジャズライブ、と言うのはどちらの方々にも失礼かな?彼女は正統派です。気持ちを込めて美しく歌ってくれます。ジャズスタンダードを歌うようになったのは10数年前からだそうです。まだ新人ですかな?歌が好きなだということがよく伝わってきます。

 

発音もいいし、音程も安定しています。そしてジャジーなグルーブが感じられます。この小さな店では彼女はマイク無しの生音でした。

 

畑さんは時々ちょこっと歌詞を変えて歌うのが好きなようです。うまいアレンジをしますね。この夜も「But not for me」は少し歌詞変えていたかな?ジャズの歌手はよくこうい事をします。インストの人も時々、急に違う曲のフレーズを挟んでみたり、遊び心いっぱいなのがジャズのひとつの面白さでもありますね。

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ギターの志賀さんはガットギターですね。最近サックスやトランペットに女性ミュージシャンが増えていますが、ギターは(私の知る範囲ですが)少ないですね。

 

HPを見ましたら、アール・クルーが好きだったそうです。私も好きだったなぁ。学生時代はフュージョンと言われた音楽の最盛期でした。彼のレコードを出るたびに買っていました。

 

その頃はジャズには興味がなく、わかりませんでしたが、フュージョンの人気ギタリストだった彼のアルバムにはジャズのスタンダードとして知られる曲がいっぱい入っていた事が今になってわかります。「ソロ・ギター」、や「レイトナイト・ギター」、大好きなアルバムで今でもよく聴きます。

 

その頃、あぁ・・・、いい曲だなぁ・・。と思って聴いていた曲は、「あ、これってジャズの有名な曲だったんだ。」と新しい発見をしています。ですから昔、フォークやロックが好きだった私の個人的な時系列のなかでは、ジャズは一番新しい音楽なのです。

 

とても暖かい澄んだ音色の志賀さんのギターと落ち着いた畑さんの歌声はとてもよくマッチして、私たちの心を癒してくれました。

 

また、畑さんのご主人がお客さんの中にいらしたようで、微妙なトークでも盛り上がっていたPacoの夜でした。

 カテゴリ:音楽の話

Tis Autumn

♪Old Father time checked , so there`d be no doubt. Called on the north wind to come on out.

 

Then cupped his hand so proudly to shout, “La-di-dah di-dah-di-dum, tis autumn”–♪

 

2ヶ月くらい前だったかな?小岩コチのライブで、サックスの守谷美由貴さんがやってくれた曲です。初めて聴いたのですが、とっても綺麗な曲だったので題名を聞いてチェックしました。「ティス・オータム」と聞きましたが、「ティズ・オータム」が正しいようです。it is  autumn の古い省略形の言い方らしいです。「秋が来たよ~!」みたいな意味でしょうか?

 

宮崎マスターが「歌ものだよ」って教えてくれましたが、探してみたら、私の持っているステイシー・ケントのアルバムに入っているじゃぁありませんか。チェット・ベイカーのインスト版もありました。

 

何度か聴いたら好きな曲だけカセット(MDだったりMP3だったり、録音器具の進化、変遷が速すぎて・・・困ります。)に入れてお蔵入りですから、こういうことがよくあります。

 

歌を聴いてみたら、歌詞が良くって今ハマっています。毎日聞いています。歌詞も殆ど覚ちゃった・・・。丁度この歌に合った季節でもありますしね。

 

「時間の神様は、よぉーく確かめてから北風を呼んだよ。そして自慢げに叫ぶ、秋が来たぞ~~!」

木々は、「実もたくさん実らせたし、舗道を綺麗に飾ったし、もう疲れたよ、そろそろ葉を落としてもいいだろ?」と言います。

「鳥たちはみんなで天気の事を相談してると思ってたら、きっちり時間を決めて一直線に南へ飛んで行っちゃった。」

「もう秋だもの・・・♪」

 

「だから僕が君をこうして抱き寄せているってことは、何の罪でもないんだよ。だって木々や鳥たち、そして時間の神様に聞いてごらんよ、それは、ただ温度を上げる事に役に立ってるって事じゃないか?って言うよ。」

 

「ダディダー・ディダディダー・♪~~だってもう秋なんだから~~~♪」

♪—My holding you close reall is no crime-♪ Ask the birds, the trees, and the old Father time.  It`s just to help the mercury climb-♪  La-di-dah di-dah-di-dum, tis autumn~~~♪

 

可愛いと言うか、オシャレと言うか、いいですねぇ・・・。初め、聴いていて「mercury climb—」の意味が、「mercury」が星の「水星」だと思い込んでしまって・・・、えぇ?秋には水星が高い位置に移動するのかなぁ?でも金星や火星は見えるけど、水星も見えたっけかなぁ・・・?(見えるらしいです)どっちにしてもよく意味わからん!

 

だいぶ後でネットで訳詩を探してみて見ましたら、何のことはない、「the mercury」は体温計や温度計の水銀柱の事でした。水銀が上がる・・・、温度(体温も)が上がる・・・、寒い秋の日、寄り添って温まる・・・、と言うことですね。

 

(でも考えて見たら、体温計、温度計に水銀を使わなくなって久しいですよね。若い人たち水銀柱って分かるかなぁ?もしかしたらアメリカ人でさえ若い人は注釈で説明しないと分からなくなっているかも知れませんね。歳を感じる瞬間だなぁ・・・。)

 

温度の事なら、「climb」より「rise」をよく使うような気がして、クライムなら「暑さ」でなく「高さ」・・・「登る」だと思い込んでいたわけですが、前節の「crime」と韻を踏ませる為に「climb」を使ったんですね。うぅ~ん、推敲したんだろうなぁ。

 

上の訳詩は、私がごく簡略に書いたものですから、是非ちゃんとした完全版の訳詩を見て楽しんで貰いたいものです。

 

秋の兆しを見せるいろいろな風景や状況をお洒落に歌いながら、「だからこうやって君を抱きしめたっていいじゃん・・・?だって秋なんだから・・・、」みたいな感じですね。

 

この「my holding you close」という言い回し、なんかいいですねぇ・・・。「抱きしめる」、とはちょっと違うんだよなぁ・・。日本語で表現しづらいけど、なんかお洒落です。

 

木々が「Charmed on the wayside~~~」って言うのも今の季節にピッタリ!まさに木々が道をきれいに飾り付けていてくれますよね。

 

ですから・・・・・、老若男女を問わず・・・、大切な人が側にいるのなら・・・、も少し近くに寄り添って頂きたいものです。身体も心も温まります。・・・だって・・・・・・、秋なんですから・・・♪

 

 

414PMqtWwLL._SS135_SL160_このアルバムに入っていました。表題の「the Boy next door」もいいですねぇ・・・。

エラとジョー・パスのデュオ版にも入っていました。これはオリジナルの詩のようで、また素晴らしい!(ステイシーは幾つか単語を変えて歌っています。これはこれで・・・、beauty!)

 

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

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