新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: 音楽の話

2015ライブ初め

1月5日、代々木ナル、8日御茶ノ水ナル、とNaruシリーズで今年のライブ通い初めとなりました。

 

5日はピアノに井上ゆかりさん、ベースの加藤真一さん、そしてヴォーカルの情家みえさんのライブでした。

 

代ナル初日のライブにほぼ満員のお客さん、なぜか男性ばかりでした。素晴らしい音楽をみなさん楽しんでいました。

 

情家さんはどんどん良くなっているように感じます。上手に歌おうとするのではなく、思いのままに気持ちよく心をこめて歌っているように思えます。それがまたよく伝わって来るんだなぁ・・・。

 

井上さん、加藤さんもいつも通りいいフレーズを奏でます。代々木Naruの初日を飾るにふさわしいライブだったんではないかな?

 

そして昨日の8日は御茶ノ水ナルにお邪魔しました。岡崎ブラザースのお兄さんの方の好朗さん(Tp)、ピアノは進境著しい田中菜緒子さん、ベースに島田剛さん、ドラムは若手の石若駿さんの4人のプレーでした。

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ここもお客さんいっぱい入ってましたねぇ。後ろのカウンターでは次の日から3-デイズで出演予定のベースの塩田さんが座って聴いていました。ドラムソロには声をかけてあおっていましたよ。まるで一緒にプレーしてるみたい。

 

岡崎好朗さんは江東区出身の中堅どころ、と言っていいんでしょうか?江東区と聞くとなんか親近感を持ちますね。ま、それとは関係なくいつもカッコいいフレーズで唸らせてくれます。

 

田中さんはこの夜は、速い速い!クラッシックも、ポップスも、いろんな方面で活躍しているそうですが、いいオリジナル曲もやってくれました。美人だし、どんどん人気が出て来ているようです。これからもっともっと期待できるピアニストですね。

 

ふたつのナルは箱の大きさがちょうどよく、広すぎず、狭すぎず、これくらいだと一人声を出してもさほど目立たないので(結構声を出して盛り上げてくれるお客さんも多いのも好きですが)行きやすい店です。

 

スタッフの皆さんも優しいし、料理も上手い!そして日本のトップミュージシャンが出演してくれます。自分では勝手にホームグラウンドのように思っております。また今年もよろしくお願いいたします。ですね・・・。

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シーラ・ジョーダンLive at 御茶ノ水Naru,12/07/2014

先日の日曜日、御茶ノ水ナル45周年記念ライブの最終回として、追加ライブがありました。シーラ・ジョーダンさんとピアノのピーター・ミケリッチさんのデュオに中村健吾さんのベースがアシストしました。

 

2セット目から行きましたが、ほぼ満席で盛り上がった雰囲気が伝わって来ました。演奏が始まり、彼女の歌を聴いて大感動!盛り上がる理由がよくわかるステージでした。

 

実は私は彼女の名前を知りませんでした。(音楽の知識、たいして持っておりませんので。この程度の知識です)伝説的な歌手だと聞き、ちょっと聴いてみようかなぁ、程度の興味でお茶の水に来ました。

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昔、チャーリー・パーカーの影響を受け、スキャットのアドリブが凄い・・・、等と解説してある文を読みかじって行きましたが、歌が素晴らしかったです!

 

歌詞に自分の人生を盛り込み、いろんな有名なミュージシャンとの想い出がいっぱい出てきます。エラのスキャットの素晴らしさに、子供心に憧れた話も出てきます。

 

なんでもシーラさんにはチェロキーの血が入っているそうで、それでかなぁ?ネイティブアメリカンのチャントのような声で始めた歌もありました。

 

ケニー・バレルやトミー・フラナガンとギグをよくやった話も出て来ましたねぇ。いったい何人の名前(私でも知っているような有名ミュージシャンたちの名前ですよ)が出たんだろ?録音でもしておかなければ伝えきれないシーラさんの想いのこもった歌の数々でした。

 

そしてスキャットは噂通り最高でした。中村さんのベースも冴えわたり、シーラさんが、「電話番号教えて頂戴!一緒にニューヨーク行こうよ!」とジョークを飛ばしたくらいです。

 

お客さんも最高の盛り上がり!あちらこちらから「イイェ・・・イ!」声がかかったり、口笛で賛辞します。曲が終われば万雷の拍手です。こうなるとミュージシャンたちも実に気持ちよさそうに演奏していました。

 

歌の中で「私はもう86歳よ」と歌った時はみんな「おぅ~~!」っとどよめきました。そんなお歳とは感じられないエネルギーとオーラに満ちていましたから。

 

お客さんの中に、先日Pacoに出演した畑路子さんがご主人といらっしゃるのを見つけまして、ご挨拶してきましたが、彼女もえらく感動していたようで、「歌の中でああいう言葉の使い方、日本語でやってみたい!」とか興奮気味にお話してくれました。

 

そう、英語を聞き取れないと、あの歌詞、歌を観賞することも理解度が何10パーセントかは足らなくなってしまうかもしれませんものね。日本語でやればわかってもらえることも多くなるよなぁ・・・。気持ちはわかるなぁ・・・。ただ日本語って、やや歌との相性が英語ほどよくないところもありますから・・・。でも畑さん頑張ってトライしてほしいです。

 

アンコールが終わり、感動して席を立つタイミングが遅れました。あっと言う間にレジに長蛇の列が出来てしまいまして、待っていたのですが、待っている間に思い切ってシーラさんに話しかけに行きまして、この素晴らしい夜のお礼を言ってきました。

 

ついでに図々しく一緒の写真を撮らせてくださいとお願いしましたら、快くOKしてくれました。携帯を出して、「これ、どうやるんだっけなぁ?」とつぶやきましたら、彼女のとりまき(関係者だと思いますが)の方が「私にお任せ下さい!」と私の携帯電話を手に取り、写真を撮ってくれたのですが・・・。

 

いったいどうやったんだか、真っ暗です。隣にいた(ライブの時のMCから想像するに、カメラマンさんのようでしたが)方がカウンターに置いてあったライトを向けてくれてもう一枚!でもやっぱり暗くって、シーラさんも「ちょっと暗すぎるわよ」と言っていましたが、あまり何度もお願いするのも申し訳なく、いやこれでいいです・・・、と言ってお別れしました。

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暗すぎてちょっと不気味かなぁ?こんなの出したらシーラさんに失礼だったかもしれないけど、この暗い写真でもアップで見ると彼女の素晴らしい笑顔がわかりますよ。とっても素敵なレディでした。私自身はは暗いほうが実物よりよく見えるようでこれでOK?

 

きっとまた日本に来て下さい!とお願いをしましたら、「勿論来るわよ」と約束してくれました。シーラさんほんとにありがとう!She is truly the real thing!です!今回聴き逃した方々、彼女がまた来て下さることを一緒に祈って下さい。本物です、「違いの分かる人」は聴かにゃぁ・・・あかんよ!

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門馬姉弟ライブat平河町Jazzspot・Paco,12/4/2014

またPacoさんにお邪魔しました。先週ですが遅ればせながらライブレポートです。門馬瑠依さん(Vo)と門馬由哉くん(G)のデュオでした。

 

瑠依さんはソロで2度ほど聴かせてもらったことがあります。ここPacoと代ナルでした。由哉くんは初めて聴きます。

 

演奏前に二人が話しているのを聞くと、敬語を使っていました。あれ?と思ったら別に姉弟ではないんだそうです。たまたま同じ苗字で同じ北海道出身ということで、デュオの名を門馬姉弟にしたらしいです。

 

ライブが始まりました。仕事帰りで2セット目からです。門馬くんはガットギターを使っていました。前の週に聴いた志賀さんと比べるとやはり男性ですね、パワーを感じます。

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スマホのシャッター音の止め方知らないもんで、うるさいかと思って演奏中は写真撮れません。情けなや・・・。

 

なかなかやるじゃん!と思ってしまうギターと歌のデュオでした。瑠依さんのいままでに聴いたライブよりも、由哉くんとのデュオの方がいい感じかも。

 

由哉くんの太いギターサウンドがよく瑠依さんの歌をアシストしていたし、掛け合いもなかなか良かったです。

 

アレンジも良かったですね。「ビビディ・バビデ・ブゥ」は面白かった。ディズニー映画の歌って、いい曲が多いから、ジャズの人に限らずいろんなミュージシャンがレパートリーにしていろんなアレンジがありますね。

 

「ビビディー・・・」はジャズでは初めて聴きましたが、これ結構いけますねぇ。

 

また、由哉くんのギターからはいいフレーズがいっぱい出て来ました。バッキングでもソロの時でもなかなかフィーリングのある音を聴かせてくれましたよ。かれのフルアコも聴いてみたいですね。

 

そう、前回の志賀さんのフルアコも聴いてみたいなぁ・・・・。

 

 

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出口優日at浅草Smile・畑路子at平河町Paco

先週2回ライブに行ってしまいました。遅ればせながらライブレポートです。

 

11月25日は浅草Smileで若いヴォーカルの出口優日ちゃんのCD発ライブでした。私の娘と、多分同い年の出口さん、以前から注目しています。

 

この若さでなかなかこう言うフィーリングは出せないものです。スキャットでのアドリブもなかなかのグルーブ感で聴かせてくれます。ミュージシャンの中では少しづつ名前が知られて来ているらしいですが、一般的には無名に近いのかなぁ?

 

この日は彼女のCD発売記念ツアーの一環として、録音時の主要メンバーの関根さん(Pf)、高瀬さん(B)、プロデューサーの久米さん(Dr)の中堅どころ3人をバックに、歌ってくれました。

20141125_204640たまたま久米さんの誕生日だったそうです。

彼女はソロ活動のほかにも、沙理ちゃん(サックスの中村誠一さんの娘さんですね)と「Chai-chii Sisters」と言うデュオのユニットや、ビッグバンドのコーラスグループの一員として活躍しています。

 

Chai-Chii ではAKIKOさんのライブのサポートをしたり、モーションブルーでワンマンライブをしたこともあるそうです。

 

盟友の沙理ちゃんは、単独でボディアンドソウルや、スィングなどの老舗ライブハウスに出演しているのだけれど、出口さんにも早くそう言うチャンスがくるといいなぁ、と期待しています。

 

もっともっと多くの人に聴いてもらいたい歌手の一人ですね。

 

そして27日は平河町にあるJazzSpot Paco、私の医院から徒歩12~3分でしょうか?この日はヴォーカルに畑路子さん、ギターの志賀由美子さんのデュオでした。

 

出口さんは私の娘と同い年でしたが、畑さんはおそらく私とあまり変わらないお年のようです。打って変わって大人のジャズライブ、と言うのはどちらの方々にも失礼かな?彼女は正統派です。気持ちを込めて美しく歌ってくれます。ジャズスタンダードを歌うようになったのは10数年前からだそうです。まだ新人ですかな?歌が好きなだということがよく伝わってきます。

 

発音もいいし、音程も安定しています。そしてジャジーなグルーブが感じられます。この小さな店では彼女はマイク無しの生音でした。

 

畑さんは時々ちょこっと歌詞を変えて歌うのが好きなようです。うまいアレンジをしますね。この夜も「But not for me」は少し歌詞変えていたかな?ジャズの歌手はよくこうい事をします。インストの人も時々、急に違う曲のフレーズを挟んでみたり、遊び心いっぱいなのがジャズのひとつの面白さでもありますね。

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ギターの志賀さんはガットギターですね。最近サックスやトランペットに女性ミュージシャンが増えていますが、ギターは(私の知る範囲ですが)少ないですね。

 

HPを見ましたら、アール・クルーが好きだったそうです。私も好きだったなぁ。学生時代はフュージョンと言われた音楽の最盛期でした。彼のレコードを出るたびに買っていました。

 

その頃はジャズには興味がなく、わかりませんでしたが、フュージョンの人気ギタリストだった彼のアルバムにはジャズのスタンダードとして知られる曲がいっぱい入っていた事が今になってわかります。「ソロ・ギター」、や「レイトナイト・ギター」、大好きなアルバムで今でもよく聴きます。

 

その頃、あぁ・・・、いい曲だなぁ・・。と思って聴いていた曲は、「あ、これってジャズの有名な曲だったんだ。」と新しい発見をしています。ですから昔、フォークやロックが好きだった私の個人的な時系列のなかでは、ジャズは一番新しい音楽なのです。

 

とても暖かい澄んだ音色の志賀さんのギターと落ち着いた畑さんの歌声はとてもよくマッチして、私たちの心を癒してくれました。

 

また、畑さんのご主人がお客さんの中にいらしたようで、微妙なトークでも盛り上がっていたPacoの夜でした。

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Tis Autumn

♪Old Father time checked , so there`d be no doubt. Called on the north wind to come on out.

 

Then cupped his hand so proudly to shout, “La-di-dah di-dah-di-dum, tis autumn”–♪

 

2ヶ月くらい前だったかな?小岩コチのライブで、サックスの守谷美由貴さんがやってくれた曲です。初めて聴いたのですが、とっても綺麗な曲だったので題名を聞いてチェックしました。「ティス・オータム」と聞きましたが、「ティズ・オータム」が正しいようです。it is  autumn の古い省略形の言い方らしいです。「秋が来たよ~!」みたいな意味でしょうか?

 

宮崎マスターが「歌ものだよ」って教えてくれましたが、探してみたら、私の持っているステイシー・ケントのアルバムに入っているじゃぁありませんか。チェット・ベイカーのインスト版もありました。

 

何度か聴いたら好きな曲だけカセット(MDだったりMP3だったり、録音器具の進化、変遷が速すぎて・・・困ります。)に入れてお蔵入りですから、こういうことがよくあります。

 

歌を聴いてみたら、歌詞が良くって今ハマっています。毎日聞いています。歌詞も殆ど覚ちゃった・・・。丁度この歌に合った季節でもありますしね。

 

「時間の神様は、よぉーく確かめてから北風を呼んだよ。そして自慢げに叫ぶ、秋が来たぞ~~!」

木々は、「実もたくさん実らせたし、舗道を綺麗に飾ったし、もう疲れたよ、そろそろ葉を落としてもいいだろ?」と言います。

「鳥たちはみんなで天気の事を相談してると思ってたら、きっちり時間を決めて一直線に南へ飛んで行っちゃった。」

「もう秋だもの・・・♪」

 

「だから僕が君をこうして抱き寄せているってことは、何の罪でもないんだよ。だって木々や鳥たち、そして時間の神様に聞いてごらんよ、それは、ただ温度を上げる事に役に立ってるって事じゃないか?って言うよ。」

 

「ダディダー・ディダディダー・♪~~だってもう秋なんだから~~~♪」

♪—My holding you close reall is no crime-♪ Ask the birds, the trees, and the old Father time.  It`s just to help the mercury climb-♪  La-di-dah di-dah-di-dum, tis autumn~~~♪

 

可愛いと言うか、オシャレと言うか、いいですねぇ・・・。初め、聴いていて「mercury climb—」の意味が、「mercury」が星の「水星」だと思い込んでしまって・・・、えぇ?秋には水星が高い位置に移動するのかなぁ?でも金星や火星は見えるけど、水星も見えたっけかなぁ・・・?(見えるらしいです)どっちにしてもよく意味わからん!

 

だいぶ後でネットで訳詩を探してみて見ましたら、何のことはない、「the mercury」は体温計や温度計の水銀柱の事でした。水銀が上がる・・・、温度(体温も)が上がる・・・、寒い秋の日、寄り添って温まる・・・、と言うことですね。

 

(でも考えて見たら、体温計、温度計に水銀を使わなくなって久しいですよね。若い人たち水銀柱って分かるかなぁ?もしかしたらアメリカ人でさえ若い人は注釈で説明しないと分からなくなっているかも知れませんね。歳を感じる瞬間だなぁ・・・。)

 

温度の事なら、「climb」より「rise」をよく使うような気がして、クライムなら「暑さ」でなく「高さ」・・・「登る」だと思い込んでいたわけですが、前節の「crime」と韻を踏ませる為に「climb」を使ったんですね。うぅ~ん、推敲したんだろうなぁ。

 

上の訳詩は、私がごく簡略に書いたものですから、是非ちゃんとした完全版の訳詩を見て楽しんで貰いたいものです。

 

秋の兆しを見せるいろいろな風景や状況をお洒落に歌いながら、「だからこうやって君を抱きしめたっていいじゃん・・・?だって秋なんだから・・・、」みたいな感じですね。

 

この「my holding you close」という言い回し、なんかいいですねぇ・・・。「抱きしめる」、とはちょっと違うんだよなぁ・・。日本語で表現しづらいけど、なんかお洒落です。

 

木々が「Charmed on the wayside~~~」って言うのも今の季節にピッタリ!まさに木々が道をきれいに飾り付けていてくれますよね。

 

ですから・・・・・、老若男女を問わず・・・、大切な人が側にいるのなら・・・、も少し近くに寄り添って頂きたいものです。身体も心も温まります。・・・だって・・・・・・、秋なんですから・・・♪

 

 

414PMqtWwLL._SS135_SL160_このアルバムに入っていました。表題の「the Boy next door」もいいですねぇ・・・。

エラとジョー・パスのデュオ版にも入っていました。これはオリジナルの詩のようで、また素晴らしい!(ステイシーは幾つか単語を変えて歌っています。これはこれで・・・、beauty!)

 

 

 

 

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The Christmas Song

昨夜、帰りに四ツ谷アトレで早々とクリスマスの飾りつけをしてました。そう言えば、先週の船橋カントリー倶楽部でも、樅ノ木を出してツリーの準備をしていたなぁ・・・。

 

今年もそんな季節がやって来ましたね。

 

クリスマスの歌、いったいどれだけ有るのか知りませんが、いい歌がいっぱいあります。もちろんジングルベルとかもいいですが、ポップス、ジャズ、日本にもたくさんあります。皆さんそれぞれの想いが詰まっているのでしょうか?

 

「Have yourself a merry little christmas」、「I`ll be home for christmas」、好きだなぁ・・・。ポップスだと、やはりWAMの「Last Christmas」でしょうか?古いので「I saw Mama kissing Santa Claus」なんて良かったですね。ホセ・フェリシアーノのクリスマスソングも好きだったなぁ・・・、フェリスナヴィダ~♪・・・、

 

日本の歌は最近のはあまり知らないのですが、山下達郎とか、広瀬香美の歌を思い出します。デュエットでは、「Baby It`s Cold Outside」と言う歌がありますが、これクリスマスソングではないけれど、この時期に歌われますが最高です!

 

この時期は素晴らしい音楽が町中に流れるいい季節です。

 

私、個人的にはやっぱり「The Christmas Song」が一番好きかも知れません。みんな甲乙つけがたいですけれど・・・。「Have yourself・・・」も大好きですけどね。この2曲だけは歌わないと年を越せないような気がします。

 

「The Cristmas Song」、メル・トーメと言う有名な歌手(俳優でもあったらしいですが)が作った曲です。メル・トーメはいまでもとても人気のある歌手ですが、この歌を作ったと言う功績は彼の歌手としての実績以上のものがあるかも知れません。

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メル・トーメを知っている人はそう多くないかも知れないけれど、世界中で流されるこの歌を聴いた事がない人は少ないと思います。曲名を知らなくてもこのメロディーはなじみ深いのではないでしょうか?

 

本当に多くの人に歌われていますが、マンハッタン・トランスファーのクリスマスアルバムの中で、トニー・ベネットをフィーチャーして歌っているヴァージョンが好きです。他にもいいアレンジのものがいっぱいあります。

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クリスマスの歌はみんな歌詞が素晴らしくって、また歳を重ねるほどにその言葉の持つ意味が身に染みて来ます。不思議なものです・・・。

 

いいものはいつまでも伝えられ、引き継がれて行くもんですね。

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御茶ノ水ナル45周年記念ライブ月間・山口真文with古野光昭・辛島文雄

10月28日(火)、私の娘二人とナルへ行って来ました。45周年だそうで、普段あまり聴けないスペシャルライブをやっています。渡辺香津美さんや山下洋輔さん、アメリカ在住の海野雅威君とか出ています。

 

そういうライブはかなり前から予約いっぱいのようですが、この日もほぼ満席でした。火曜日の御茶ノ水Naruは真文さん(山口さん)の日ですが、28日はスペシャルゲストにベースの古野さん、ピアノの辛島さんを招いてのライブでした。

 

大御所と言うか、重鎮と言えばいいのか、日本を代表する名手たちです。こんなおいしいライブはなかなか聴けるもんじゃぁ御座いませんから、ずっと前から予約して楽しみにしていました。

 

ドラムにはもはや中堅どころと言える小松伸之君ですが、この3人のバックでは超若手ですね。でも彼もきっとこの日を楽しみにしていたに違いありません。

 

銀座にスィングシティーがまだあった頃、辛島さん、古野さん、大坂さんのトリオを何回かやりました。あれも最高だったけど、真文さんのサックスが入ると、また違ったケミストリーですね。いやぁ、素晴らしいライブになりました。

 

あちこちからお客さんのイェイーーー!と言う声がかかります。古野さんは久々に聴きましたが、やはりすごいです。拍手がいっぱいです。

 

ソロのフレーズもかっこいいけど、バックでリズムをとっていても気持ちよいフレーズを奏でてくれます。よく、ベースに関しては、「ビートが効いてる」といった言い回しをしますが、それだけでなく、彼の音は丸い・・・、と言うか、とてもなめらかな綺麗な音に聴こえます。(私の全く個人的な見解です)

 

辛島さんのダイナミックな演奏、そしてもはや語る術なしの真文さん、若いパワフルな小松君、他ではなかなか聴けない演奏です。少し酒が進み過ぎたかも知れません。若い白人男性のグループがカウンターにいて、はじめは話しに夢中のようでしたが、徐々に静かに聴き入って行きましたね。伝わるものがあったんでしょうね。

 

相変わらず軟弱な私はまたも1セットのみで帰宅しましたが、(次の日の仕事に堪えますから)娘たちも楽しんでくれたようで、こうして付き合ってもらって有難いことです。

 

関係ないんですが、辛島さんってゴルフがすごく上手らしいんです。昔ゴルフ雑誌の特集に出ていた事がありまして、なんでもエルビン・ジョーンズ(ds)のバンドで世界を廻っていた頃、(6年間くらいですか?)ツアーの合間の休みが結構長くて、暇なので毎日近くのゴルフ練習場に行ってたら、上手くなっちゃったんだそうです。

 

キャロウェイ(ゴルフ用品のブランドです)かなんかのハンチングを逆にかぶって演奏しているイメージがありましたが、この日はハットでした。珍しい!

 

来月は同じ45周年の企画で若手の新進のミュージシャンをフィーチャーしてのスペシャルライブがたくさん組まれています。これも楽しみですが、そんなに沢山は行けませんしねぇ・・・。うぅーーーん!

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中牟礼貞則・宮野弘紀・田辺充邦at大塚Greco・10/27/2014

今、大塚グレコさんで、GRECO String Festival なるものをやっていまして、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ等の弦楽器中心のライブを続けています。

 

昨夜は3Guitarsと銘打った、3人のギタリストによるライブでした。大御所(なんと82歳だそうです)の中牟礼さん、ヴェテランの宮野さん、中堅どころの田辺君の3人で素晴らしい演奏を聴かせてもらいました。

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アコースティックギターの第一人者の宮野さん(私と同い年みたいです)、そして田辺君も中牟礼さんと並ぶと、若手のように見えます。宮野さんのオベーションのガットギターかっこいいですね。

10734210_573904386044175_3582839145782052664_n私の撮った写真がへたくそなもんでグレコのFBから使わせて頂きました。美好さん、ゴメンナサイ!

 

中牟礼さんが一番お元気だったかもしれませんね。3者3様のスタイルですが、うまく絡み合って美しい音楽が生まれました。

 

相変わらず軟弱体質の私は1セット終わって帰りましたが、中牟礼さんに「もう帰っちゃうの?これからみんなバリバリ弾くのに・・・。」とお叱りを受けてしまいました。スミマセン・・・。

 

きっと2セット目はもっともっと盛り上がったに違いありません。またこういう企画をやってほしいなぁ・・・。

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私の席の隣に、田辺君の美しい美しい奥様の平山織絵さんが御嬢さんのハロちゃんとご一緒で応援していました。(このときにはハロちゃんはもう織絵さんの膝まくらでオネンネでしたが)

 

おしどり夫婦で、ご主人のギターと奥様のチェロで「田辺商店」と言うユニット、またご自身の、女性ストリングスのユニットでも活躍されていますね。私はこの人たちの大ファンなのです。

 

この日もとても癒された夜でした。さて来月は二人の日本酒の蔵元が来て、それぞれの蔵の、さまざまな新酒を頂きながらジャズを聴く、という恒例の催しがここであるのですが・・・・、うぅぅぅーーん、どうしよう?

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国貞雅子・情家みえライブatグレコ・10/9/2014

久々に大塚のグレコにお邪魔しました。私の大好きなヴォーカリストの国貞さんと情家さんがデュエットするとあって楽しみにしていました。

 

共演はヴァイオリンの三井大生さん、この日はギターも弾いてくれました。

 

「今日はジャズじゃないよ!」とか言っていたので、どんなライブになるんだろう?と興味深々でした。でもやっぱり、ジャズだなぁ・・・。日本語の歌でも、英語のポップスでもこの二人が歌うとジャズになっちゃうんですね。スィングし、インプロヴァイズしていましたから・・、素敵なジャズでした。

 

1セット目は、国貞さんがピアノを弾き、時々ハモりを入れ、三井さんはギターかヴァイオリンでバッキング、いい合いの手を入れてくれます。ソロのアドリブも素晴らしい!さすがです。そして情家さんの歌う歌は・・・。

 

「オリビアを聴きながら」、「You don’t know me」、「なごり雪」、「順子」・・・等7曲(かな?)。

 

国貞さんはソウルフルでパワフル、情家さんは正統派(と言ったらいいのかな?)。でも二人とも、ひとつひとつの言葉に思いを込めて、とっても情熱的に歌います。ですから伝わってくるものがあります。

 

時々飲みながら話すことがありますが、ヴォーカルの方で、ジャズのスタンダードと言われている曲をやることがジャズなんだ、と勘違いしている方がいます。そういうものではないんだと私は思っています。話し始めると長くなってしまいますが・・・。また、ジャズが一番だ、と言うつもりもないのですが・・・。

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国貞さんと三井さんの顔が見えます。情家さんは演奏中、背中しか見えなかったので、終わってからちょっと声かけて、こっち向いてもらって撮ったら、美好さんに叱られてしまいました。

 

そっかぁ・・・、そういうのNGだったんですね。どうも今一つ常識のない私です。美好さん、ゴメンナサイ!でも結局あまりのピンボケで使えませんでした、そのうち正面から情家さんの素敵な笑顔をお届けしたいと思います。

 

二人で一緒に歌うのか?と思っていたら、セットごとに代わる構成だったのですね。セカンドセットに国貞さんがフィーチャーされていたのですが、そこまでいると次の朝がつらいもので、(軟弱な身体です)雅子さんの歌、聴きたかったんだけど、泣く泣く帰りました。また次の機会にね!

 

 

 カテゴリ:未分類, 音楽の話

メジャーコード

あるライブに行った時に、休憩時間にミュージシャンたちが話している事が耳に入って来ました。

 

中堅どころのギタリストが若い共演者たちに言うのですが、「日本人は悲しいメロディーを好きな人が多いからネ、短調の曲やれば受けるんだよ・・・」

 

う~~ん・・・、そうなのかなぁ・・・?まぁ、確かにマイナーコードを好きな人の方が多いかもしれませんね。

 

でも私はメジャーコードの曲が好きです。やっぱりハッピーエンドの方が嬉しいです。映画もそうですね。

 

歳を重ねて来まして、若いとは言えない(還暦ですから)年齢になりましたが、その間には嬉しいこと、楽しいことがありましたが、勿論そればかりではありませんでした。

 

いつもニコニコしていますが、(そう努めていますが)悲しいこと、苦しいこと、耐えきれないほどの辛い事もあったかも知れませんね。

 

歌や、映画でまで辛い思いをしたくないんですね。先日、「五つの銅貨」と言う古い映画を観て、泣いてしましましたが、嬉しくて、あるいは感動して泣くのはいいけれど、悲しくて、辛くて泣くのは出来ればないほうが幸いです。

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「New York New York」と言う映画がありました。その中で、終わりに近いほうだったと思いますが、ライザ・ミネリがある歌の紹介をします。

 

「これから歌う曲は、私の古い友人が作った曲で、・・・彼はこよなくメジャーコードを愛する人でした・・・・。」といったことを話します、そして「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌い始める・・・、そういうシーンでした。

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離婚した夫のロバート・デニーロの事を話したわけですが、私もやっぱりメジャーコードがいいなぁ・・・。

 

この間「五線譜のラブレター」と言う映画を観ました、これも泣いてしまいました。「So in Love」いいですねぇ・・・(おおっと、これはマイナーコードなのかな?)。最後の方で彼の作の「Everytime We Say Goodbye」が流れますが、好きなフレーズがあります。

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「♪・・・、how strange the change from major to minor, everytime we say goodbye・・・・♪」

 

「貴方にサヨナラを言う度に、この歌はメジャーからマイナーに変わってしまう・・・」

 

なんか、解りますねぇ・・・、そんなこともありましたかなぁ・・・?

 

 

 カテゴリ:音楽の話

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