新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: 音楽の話

東京ジャズ2014・9・7

今年もG君に切符を頂き、行って来ました。東京国際フォーラム、ホールA午後の部のトップは大御所4人、ケニー・バロン(Pf)、ベニー・ゴルソン(sax)、ロン・カーター(b)、レニー・ホワイト(dr)のカルテットでした。

 

私は名前を知っている程度の知識しかないのですが、伝説的な名プレーヤーだそうです。皆さんかなりお年を召していらっしゃるようですが(ゴルソンさんは85歳くらい?)さすがの演奏を聴かせてくれました。

 

静かに始まりましたが、途中でベースのカーターさんがソロで一曲やりました。(多分、You are my sunshine)圧巻の演奏でした。まさに万雷の拍手を浴び、徐々に盛り上がって行きました。

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そのセットも終わり、たくさんの拍手にゴルソンさん、何度も敬礼の仕草をしながら下がって行きました。拍手は鳴りやみません。お歳なのでどうかな?と思いましたが、少し時間かかってアンコールに応えるべく出て来てくれました。貫録の演奏でした。

 

次は、ベースのクリスチャン・マクブライド率いるビッグバンドと小曽根真の日本オールスターのようなビッグバンドの対バンでした。

 

それぞれ20分くらいの持ち時間だったでしょうか?米軍は中にボーカルでのスタンダードを入れ、あとはマクブライドのオリジナルだったようです(多分)。

 

凄い迫力で、しょっぱなから盛り上がりました。それぞれのソロもかっこいいし、ハーモニーも素晴らしいし、ビッグバンドってあまり聴いた事なかったんですが、いやぁ、いいもんですね。

 

そして、マクブライドのベースソロ、凄い!速弾き、コード弾き、そしてカッコいいフレーズの連発!さっきのロン・カーターと、新旧の代表的なベーシストの演奏に、中村健吾さん(小曽根バンドのベーシストでした。)これはやりずらいだろなぁ・・・、などと素人考えかな?

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やはりたくさんの拍手のあと、今度は日本軍の出番です。なんと1曲だけ・・・、ラプソディー・イン・ブルーです。イントロに入った瞬間に拍手してしまいました。

 

前に小曽根さんとオーケストラとの共演でこのガーシュインの曲をやったのをテレビで観たことがあります。彼はこの曲が好きなんでしょうね。

 

正直オーケストラと比べてしまうとストリングがない分、少し辛いところがあったように感じましたが、アレンジでカバーしたでしょうか?また各プレーヤーの素晴らしいソロもあり、やはり万雷の拍手を受けました。

 

最後に二つのビッグバンドが、小曽根さんの書下ろしの曲で(多分もうやることはないかも・・・、と言っていました)共演しました。お互いの管や他の楽器が交互にソロを取ったり、素晴らしい演奏でした。スタンディング・オベーションに全員が並んで何度もお辞儀で応えます。感動の一瞬でした。

 

そうそう、その最後の曲の前にサプライズがありました。小曽根さんが挨拶をしながら、「こうして日米のミュージシャンが交流を深めながら共演しましたが、毎日日米の相互理解の為に仕事をなさっていらっしゃる方がそこで聴いてくれています・・・」といったような話をして、観客席にいる一人の女性を紹介しました。

 

私からほんの7~8メートルでしょうか?右後ろの席にスポットライトライトが当たると、立ち上がって挨拶してくれたのは、駐日米国大使のキャロライン・ケネディー氏でした。これだけの有名なミュージシャンになると、こういった方々とも交流があるのでしょうね。

 

素晴らしい音楽と、ちょっとしたサプライズを満喫し、家路につきました。もうひとつ、ハービー・ハンコックのライブがあったのですが、私は夕方息子と約束がありましたので、友人のSさんを残し、一人帰りました。二本立て以上はちょっと体力的に無理だなぁ・・・。歳なもんで・・・。

 カテゴリ:音楽の話

野口久和ビッグバンド・東京TUC

2週間も前ですが、8月19日に東京タックへ行って来ました。野口久和ビッグバンド+BREEZEでした。

 

前から一度聴いてみたいと思っていました。仕事の都合でセカンドステージからになりましたが、すでに満員で、立ち見でした。(でも途中でお店の人が補助椅子を持ってきてくれました。サンキュ!)

 

迫力ありましたよ。また野口さんのファン、BREEZEのファン、それぞれのミュージシャンのファン、いろんな方が盛り上げてくれました。私のすぐ隣に座っていらしたお二人の年輩の女性軍、座ったままで踊っているようないいノリで声援を送っていました。

 

野口さんのCDに入っている曲が多かったのでしょうか?曲が始まると拍手です。私は知らない曲が多かったのですが、美しいアレンジに各プレーヤーの素晴らしいソロに魅了されました。

 

あまりジャズに詳しくない私でも知っているような人気、実力のあるミュージシャンを集めたなんと贅沢なビッグバンドでしょう?サックスの澤田さん、トランペットの松嶋君、全員の名前を上げなければいけなくなりそうです。

 

残念ながら廃刊になった有名なジャズ情報誌に、かなり前ですが野口さんのインタビュー記事が載っていたことを思い出します。

 

ライブで彼のピアノを聴いたことはありましたが、私はあまり詳しくありませんから彼のことも何も知りませんでした。その記事によると野口さんの父君(故野口久光氏)は画家であり、また映画や音楽の評論家としてかなり高名な方だったそうです。

 

生涯で1000枚の映画ポスターを書いたと言われ、それらはいまでも芸術品として人々に愛されているし、映画や音楽に製作者だったり、いろんな形で関り大きな貢献をしたそうです。

 

野口さんはそんな話題は嫌がるかもしれないけど、どうせこのブログ読むわけもないから書いちゃってます。

 

野口さん自身のこだわりを感じたのは彼の選曲です。アンコールの曲を演奏する前に曲の紹介をしました。「福島支援のコンサートの時に、あまり普段ジャズを聴かないお客さんも多いだろうから、その福島のライブの為に誰でも知っている曲をアレンジして演奏しました。それをやります。普段はやらないし、CDにも入れてない曲なんだけど・・・。」

 

ジャズを聴かれない方でも楽しんでもらえる・・・、日本の曲?民謡かな?なんて思っていたら、始まったのは「Take a A-Train」でした。

 

最近たまたま野口さんと話をする機会がありまして、その話をしたら、「だって、エリントンとかグレン・ミラーとかの曲やったって、オリジナルに敵う訳ないじゃん・・・!」とか言ってましたけど、いやいや、当たり前の曲はやりたくないんじゃないのかなぁ?と、勝手に思っています。

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先週、亀戸の隣、錦糸町のアーリーバードでの写真です。右のピアノに野口久和さん、左はオーナーの小形登マスター、中は歌姫の青柳陽子さんです。

 

写真とっていい?肖像権とかOK?って聞いたら、青柳さん「120パーセントに撮ってくれたら許す!」だって・・・。すみません!80パーセントかな?本物はもっと美人です。また、安心して聴ける歌手の一人ですね。残念ながら、来年春から実家のある山形(だったと思います)に拠点を移すそうです。

 

私のリクエストに応えて「懐かしのニューオリンズ」を歌ってくれました。今この曲にはまっていて、毎日のように聴いています。ハリー・コニック・JrとDr.ジョンのデュエットで初めて聴きましたが、最近Take6のアルバムでアロン・ネヴィルをフィーチャーしたバージョンが気にいっています。

 

小形マスターは名サックス奏者ですが、この曲は少し苦しんだかな・・・?

 

さて、明後日金曜の夜には長谷川vsロマゴン、ことローマン・ゴンザレス戦があります。次の日土曜日は七高グリーン会コンペ、日曜日はG君に切符を頂いたので、東京Jazzを聴きに行ってきます。ケニー・バロン、ロン・カーター、ベニー・ゴルソン、レニー・ホワイト、伝説的な名手のカルテット、その次は小曽根真さんのビッグバンド、これには近藤さんや片岡さんが野口バンドに引き続き出演します。

 

楽しみ満載の週末になりました。それまでは・・・、仕事、仕事・・・。

 

 

 

 

 カテゴリ:音楽の話

代々木NARU

先週、2番目の娘と行って来ました。上の子は急に会社の飲み会が入ってしまい、ドタキャンされました。

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ライブ前にチューニングに忙しい田辺充邦君、深川4中の星です。後ろのカウンターにボーカルの北川さんと、ピアノの廣田さんが座っています。写真とってもよいのか聞かなかったので、今日は田辺君だけです。

 

私は時々こうしてライブに付き合って貰って、二人の娘とコミュニケーションをとっています。いつも(でもないけど)付き合ってくれて感謝ですね。この日も素晴らしい音楽を堪能しました。今日のライブではバイオリンの三井さんがサプライズで飛び入り参加してくれました。

 

初めて聴いたけど、いい感じです。よくグレコのスケジュールに載っていて、名前は聞いていたのですが、いいミュージシャン、まだまだ知らない人がいっぱいいます。

 

今週はこの店で仕事しながら音楽活動をしている2人の歌姫のライブがありました。

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河村留理子さんと山岡桂子さんです。バックにバイオリンの第一人者、平松加奈さん、ルーリーの後ろに隠れて、ギターの平岡遊一郎さん。

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これで平岡さん見えますね。

 

常連さんが多いようですね。とても和やかに、そして盛り上がっていました。多くのファンに支えられて、頑張って前に進んでほしいですね。

 

私もいつも皆さんの音楽、そして、みさこさんの笑顔で癒されているのです。

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

河波浩平ライブ・Jazz Spot PACO・8/6/2014

平河町のパコに行って来ました。ここから徒歩15分のところにある小さなダイニングバーです。ボーカルの河波君とガットギターのジオ・グイドさんのデュオです。

 

この日は満員に近い盛況でした。(10人ちょっとしか入れないこじんまりした店です)

 

河波浩平君は伊藤君や牧野君と並んで私の大好きな若手男性ヴォーカリストの一人です。他にも上手い人は大勢いるのでしょうが、あまり知識豊富ではない私の中では、と言う話です。

 

10年くらい前に大塚グレコで初めて聴きました。御茶ノ水ナルでも聴いたことがあります。それ以来、久しぶりです。

 

そのころから声の美しさと歌の上手さは感じていましたが、さらに進化していましたね。声の使い方、と言うのか・・・、いろんな音を操り、またアドリブも素晴らしいインパクトがあります。

 

途中で高音、低音を使い分けて独りデュエットで笑いをとったり、お客さんを楽しませてくれました。

 

グイドさんはイタリア人だそうで、ジャズクルセーダースの一員として活躍されていたそうですが、今は日本でいろいろなミュージシャンとコラボをしているようです。彼の演奏と河波君の歌は見事にマッチしていいアンサンブルでした。

 

河波君は歌うだけでなく、いろいろな活動をしているようですが、是非多くの人に聴いてもらいたい歌手の一人です。この夜のPacoのお客さんたちにとって楽しい夜になったのは間違いありません。

 

そして、Pacoと言えば、ミネシェフの料理の美味しさとヨウコママの素敵な笑顔も一押しなのですよ!かなりリーゾナブルなドリンクセットも、忘れてはいけないここのライブの楽しみの一つなのであります。

 

ランチにも行きたいのだけど、昼休みに往復するにはちと遠いのと、時間も合わないので残念です!また宜しくお願い致します。

 

全く関係ありませんが・・・、なんか今年は蝉が少なくないかい・・・?

 カテゴリ:音楽の話

ませひろこライブ・小岩Cochi・8/1/2014

コチに行って来ました。「ハチ、プロデュース」と言うことで、ベースの佐藤ハチ恭彦さんプロデュースのライブです。ドラムは大御所の原大力さんです。

 

ませひろこさんはソプラノサックス、ストレートのではなく、小さなアルトに見える、カーブド・ソプラノサックスでした。

 

ませさんの名前は聞いたことなかったんですが、ハチさんが連れてくるのだから、間違いないんだろう、ということで、どんな音が聴けるのか?楽しみにして行きました。

 

大御所二人との演奏ですが、なかなかいい感じでしたよ。素人の私にはテクニカルな事はまったくわからないんですが、とても伝わってくるものがありました。

 

本来はテナーサックスをやっていたらしいですが、難病にかかり数年演奏をしていなかったとか。まだ重いテナーを演奏することは難しいらしいです。

 

まだこれからも苦しいことがあるのかも知れませんが、乗り越えて、素敵な音を届けてくれること、よい人生を送ってくれることを祈ります。

 

実は前の日に海野雅威君のライブにも行ってしまいました。ライブ連チャンです。3年前(だったか)の帰国ライブの時は御茶ノ水ナルが満員だったんですが、今回のボディーアンドソウルは割と空いていて予約なしで入れちゃったのでビックリでした。

 

彼の音色の美しさが素晴らしかった記憶がありますが、それが前ほどには感じられなかったのは箱が広いせいなのかなぁ?

 

昔は小岩コチにも良く出ていました。大雨の日にずぶ濡れになってコチに入ってきたことがあって、いまでもよく覚えています。コチは狭いこともありますが、彼の音色は素晴らしく、マスターに「ピアノ入れ替えた?」って聞いてしまったくらいです。

 

アメリカ生活の影響なのか、一人で最後まで弾き切る曲が多かったですね。ベースのソロやドラムとの掛け合いをしないで、と言う事ですけど、これはこれでよかったです。

 

ドラムの大御所ジミー・コブに気に入られて、ヴィレッジ・ヴァンガードにも出演したそうです。これからも頑張ってほしいですね。いつか自分のリードでそういう老舗に出れるようになってくれたらいいなぁ・・・。

 

え?ところでハチさんと大力さんはどうだったかって?そりゃぁ、いつも通りです。「凄い!」の一言!

 カテゴリ:音楽の話

伊藤大輔ライブ・大塚グレコ・7/28

グレコに行って来ました。まさに「隠れ家」と言う雰囲気の大塚Greco、有名な箱ですからね、もう隠れ家とは言えないのかも知れませんね。

 

この日の出演は、榊原大さん(Pf)、伊藤大輔君(Vo)、岸徹至君(B)の3人でした。

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この3人の中では 榊原さんが一番のベテランでしょうか、また各方面で活躍しているメジャーな音楽家ですね。伊藤大輔さんは、もう10年くらい前かなぁ、小岩COCHIに出演した時に一度だけ聴いたことがあります。

 

歌も素晴らしかったけど、ヴォイス・パーカッションが印象に残りました。その後、よく名前は聞いていましたが、なかなか聴く機会がなく、今回が2回目です。どんな歌いぶりなのか楽しみにしていました。

 

岸さんはあちこちで引っ張りだこのベーシストですから、3人の中ではいちばん数多く聴いています。代々木Naruにもしょっちゅう出ていますしね。今日は(私は1セットしか聴かなかったのですが)エレキベースを使っていました。曲によって、ウッドと使い分けるようです。

 

グレコは普段は2回のリビングのような部屋でやりますが、ミュージシャンの編成が多いとき、お客さんの予約が多いときは地下の広いスペースでやります。

 

この日は地下のスペース、ほぼ満員、30人以上入っていました。しかも殆ど女性ばかり。オーナーの美好さんに聞いたら、男性は私で3人目だということでかなり肩身の狭い思いでおとなしく聴いていました。

 

3人とも素晴らしい!伊藤君は彼の声、彼自身が楽器のようなステージングです。歌、スキャットのアドリブ、他の楽器のソロの時には音を下げてボイパでバッキングします。

 

ピアノ、ベースのソロもバッキングもいい感じです。それに加えて曲の間の3人のトークで女性たちを魅了していました。私には少しトークが長く感じましたが、皆さん大喜びだったからなぁ・・・。良しとしましょう。

 

そういったトークも含めての素晴らしいエンターテイメントですね。私も小さくなっているつもりでしたが、ステージが徐々に盛り上がって行くにつれ、いい音を聴くにつれ、お酒が進むにつれ、ついつい「いいぇ~~い!」とか、雑音を立て始めてしまいました。他のお客さんには申し訳ありませんでした。

 

河波君や牧野君、この伊藤君と、若い素晴らしい男性ヴォーカルが出てきています。もっと聴きに行きたいし、多くの人に聴いてもらいたいなぁ・・・。

 

 カテゴリ:音楽の話

イーグルス

先日、BSで「イーグルス・ヒストリー」のような番組をやっていました。前篇、後篇に分かれていましたが、見ていると、懐かしい歌のオンパレード。後篇は時間が遅かったので、録画しておいて、次の日に見ました。

 

後篇は、解散してから再結成するまでのことなどが紹介され、これも面白かったです。

 

やっぱり歌が入ると解りやすいですね。またメロディーも歌詞も美しい。歌も上手いです。世界であれだけ売れて、いまもなお、しょっちゅう耳に入ってくる楽曲というのは、それだけ人々が聴きたくなる理由があるのでしょう。

 

ジャズやクラシックを聴く人が少なくなっていることにも、いろいろな理由があるのでしょうね。古い時代から今に至るまで聴かれてきている音楽はそれだけ素晴らしい内容があるからですが、すこしづつ入りづらくなって来ていることは否めず、またそれにも理由があるのだと思います。

 

クラッシックや古いジャズも、もともとはその時代の最先端を行く新しい音楽だったはずです。70年代のポップ・ロックで今でも聴かれている曲たちはもう40年以上聴かれ続けているわけですから、これはもうスタンダードナンバーと言えるでしょう。

 

時代時代で流行った音楽にも、古臭くって聴かれなくなった楽曲は数知れずあるんでしょう。その中でずっと残って来ている音楽は、クラッシックだろうが、ジャズだろうが、ロックだろうが、民謡だろうが、やはり人々の心に残る何かを持つ音楽であって、みんなクラッシックである、とも言えるのではないでしょうか?

 

古くからある音楽と比較的新しいものと、どちらが優れているかなどと言う議論にはあまり意味がないように思います。どんな音楽でも心を引きつけるものを持っているものは素晴らしいものです。

 

それにしても、ロックシンガーたちの歌の上手さはかなり過小評価されているんじゃないかなぁ。彼ら(彼女たち)がジャズをやると、ジャズシンガーと言われる人達よりも良く思えることが多々あります。歌で伝えることが上手だから世界中で人気が出た人達ですからね。

 

トニー・ベネットやレイ・チャールズがいろんな音楽家とのデュエットアルバムを出していますが。みんな最高!です。シカゴが昔出した「Night and Day」と言うアルバム(もう廃盤らしいですが)でジャズのスタンダードを歌っています。これも最高!

 

実はそれを聴いて、他にもエルトン・ジョンやスティングがジャズのナンバーを歌った曲を聴いたり、20年ほど前に、たまたまそういうことが重なって、ジャズに興味を持ち始めて、少しづつ聴くようになったのがジャズを聴くようになった始まりです。

 

だからと言って、ジャズに限らず、ポップ・ロックだって、聴いてすべてをいいと思うわけではありません。それは個人的な好みの問題で、人気のある曲でも好きにならないこともあるし、あまり聴かれない歌でも大好きになることもあります。ジャズがいい、と言う訳ではないんだと思っています。

 

イーグルス・ヒストリーを見ながら、そんなことを考えていました。なんて言っているうちに、もうすぐお盆ですね、早いなぁ・・・・・。

 カテゴリ:音楽の話

数学と音楽

久しぶりに長女と一緒に御茶ノ水ナルへ行って来ました。火曜日のお茶ナルは真文さんの日です。この日はピアノの片倉真由子さん、ベースの佐藤”ハチ”恭彦さん、スペシャルゲストにドラムのクィンシー・デイビスさんでした。

 

前にも真文さんと佐藤ハチさん、片倉さんご夫妻の組み合わせをナルで聴きましたが、日本のトップミュージシャンたちの演奏はやはり素晴らしい。デイビスさんも邪魔しすぎないように、なお主張もしながら、のようないい感じでした。

 

ジャズのミュージシャンの方々の学歴を見ると、かなり学業優秀な方が多いようです。この日の真文さん、佐藤さんは「慶応」「早稲田」ですし、6大学出身は当たり前のように多々います。東大をはじめ、国立大学卒の方もたくさんいます。また、理系の方が多いように感じます。

 

勿論片倉さんのように、音大卒の方も多いのは当たり前ですね。片倉さんは日本の大学を出てから、アメリカに留学して、バークリー、そしてジュリアードと二つの有名な音楽院を首席で卒業されたと聞いています。このように留学経験のある方も多く、英語に堪能な方も多いようです。

 

音楽と数学の関係については、昔から言われている事で、いまさら言うことでもないのでしょうが、数学と音楽が密接な関係にあると言うことから、ジャズミュージシャンに理系出身の方が多い理由が理解出来ます。

 

私のすぐ上の姉が、ずっとピアノをやっていまして、昔「ピアノの上手な子はみんな数学が出来るよ」と聞かされた事を覚えています。歌はあまり関係ないようなことも言ってたかな?

 

元アドリブ編集長のMさんが、ジャコ・パストリアスにベースの弾き方についてアドバイスを貰ったことがあるそうですが、ジャコは「いいか、ヨシオ、ベースは数学なんだよ。これこれこうなんだ、簡単だろ?」と言われてもさっぱりわからなかったとか。Mさんも早稲田ですが、文系でした。

 

私のような素人にはわからない世界ですが、ポップ、ロックに比べるとジャズは音楽的にやや複雑なところがあるのでしょうか?数学的な理解度が音楽の上達に係っているのかも知れませんね。

 

私も数学や物理は大好きで得意だったので、何かやってたら上手くなっていたでしょうか?もう因数分解も三角関数も解らなくなってしまった今では、少々遅きに失したようです。

 

 

 カテゴリ:音楽の話

ベティー大竹ライブ・7/10/2014

台風が近づく中、強風ですぐに止まってしまう総武線に乗り早めに帰宅しました。錦糸町まで無事に着き、ここまで来れば亀戸まで歩いても帰れますから、ついつい途中下車。アーリーバードへ向かいました。

 

ここはサックス奏者の小形登さんがやっている小さなライブハウスです。家から近いので時々お邪魔します。

 

この日は、ギター・ヴォーカルのベティー大竹さんとパーカッション・ヴォーカルのクラウジオさんの、ボサノバデュオでした。

 

窓の外の風に揺れる木の葉をバックに心地よいボサノバの名曲を奏でてくれました。

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クラウジオさんのタンバリン、時々タブラのような、ホワンとした音が出ます。聞いてみたら、「そう、こうするとね、そんな音出るのよ」と、セルジオ越後さんのような、ブラジルなまりの日本語で答えてくれました。日系ブラジル人だそうです。タンバリンにもいろいろな仕掛けがしてありました。

 

徐々に盛り上がって来ました。最後に、私のリクエストに応えてくれて、Saudades・Da・Bahia(サウダージ・ダ・バイーヤ)を歌ってくれました。感謝、感激です。

 

恐れていたような大雨にもならず、心地よい音楽を聴くことが出来た夜でした。

 カテゴリ:音楽の話

七夕・2014

昨日は七夕だったんですね。日々のことに追われ、旬の感覚がどこかへ飛んで行ってしまっています。ネットで「今日はいいライブはあるかな?」と見ていましたら、「七夕ライブ」と書いてあるのを見て気づきました。

 

と、言うわけで平河町のジャズスポット「Paco」さんにお邪魔しました。「MoooR」と言う女性3人のヴォーカル・ユニットだそうです。初めてお目にかかります。

 

入ってみると、細い竹の林が小さな店の中にあります。ミュージシャンのファンのお客さんがお持ちになったそうです。短冊を渡されて、お願いを書くと、それを吊るしてくれました。

 

3人の美しい女性は浴衣姿で歌ってくれました。それぞれ音域も個性も違いますが、素敵な音楽を届けてくれましたね。最後の曲はハーモニーがとてもきれいでしたよ。あまり名は知られていないようですが、頑張ってね!

 

1セット聴いたあと帰宅し、Wowowのボクシングを見ます。5月末にやった「カール・フロッチvsジョージ・グローブ」の録画放送です。WBA・IBFの世界S・ミドル級のタイトルマッチ(昨年の因縁試合のリマッチ)でした。

 

去年の試合もすごかったですが、今回もすごかった。ただ今回はフロッチがふらつくシーンはありませんでしたね。相変わらずお互いあまりガードを上げずに強いパンチを振ってきます。

 

結局、8回にフロッチのすごい右が入ってグローブがダウン。ダメージを見たレフェリーがストップしましたが、前回同様グローブ側にしたら、ストップが早いと言うクレームがくるかも知れません。

 

驚いたのは、この試合を、あのサッカーの聖地であるウエンブリー・スタジアムでやったことです。8万人入ったそうですが、日本では考えられませんね。

 

ヨーロッパでは強い選手が多く出てボクシングの人気は増すばかりです。ウエルター級からミドル級にかけては一番層が厚いと言われています。身長180センチ前後の欧米人の平均的なサイズのクラスだからだと思います。

 

オリンピック金メダリストの村田諒太選手が向かうのは、強豪ぞろいのこの世界です。難しいけれど、彼には期待させる何かを感じます。頑張れ!

 

秋に八重樫選手がローマン・ゴンザレス選手の挑戦を受けますが、正直勝つチャンスはかなり低いと思われます。でも八重樫選手の男気と言うか、勇気には敬意を表します。誰もが対戦を避け、逃げている強者のゴンザレスと敢えて戦う彼にも期待したいです。うまく弱い相手を探して来るプロモーターが多い中、これこそボクシングの醍醐味でしょう!

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと, 音楽の話

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