新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: 音楽の話

栗林すみれライブ・代々木ナル5/13

栗林さんのリーダーライブではないのですが、代々木ナルへ行ってまいりました。ギターの曽根一馬さんはかなり前ですが、御茶ノ水ナルで甲斐さんの日に出演していた時に初めて聴きました。代々木のレギュラーです。

 

こてこてのジャズに拘らない感じのプレーが印象的でしたが、さらに進化を続けています。ピアノの遠藤征志君とのデュオは定評がありますが、栗林さんともピッタリあっているんではないかなぁ。

 

ヴォーカルの池田聖子さんは本格派です。上手にしっかりと、時折自分のフレーズをさりげなく入れながら心地よい歌を届けてくれました。

 

池田さんが入る前に2曲ほどピアノとギターのデュオの演奏をしてくれます。どうしてもタッチの強さ、パワーでは男性に敵わないのですが、ソフトなタッチの繊細さ、そして栗林さんの独特の美しいフレーズは素晴らしいものがあります。みなさん聴きに行って下さい。Mさんとも話したことがありますが、これから楽しみなピアニストです。

 

素人の私にはテクニックのことはよく解らないのですが、曽根君も栗林さんも心に響く音を奏でてくれます。時に激しく、時に優しく・・・・、いい音色です。知らない曲でしたが、オリジナルなのかなぁ・・・。とても美しいメロディーの曲でありました。

 

池田さんは一曲お客さんのリクエストに応えて「オール・オブ・ミー」を歌ったあと、たまたまですが、私の好きな曲の連発でした。「Moon Grow」、「Feel like making love」、そしてなんと「SweetGeorgia Brown」でした。

 

「Feel like…」はR&Bの名曲だけど、結構歌う人多いですね。いい曲は歌いたくなるんでしょうね。みんな歌が好きでヴォーカリストになった訳ですものね。「スィート・ジョージア・・・」はあまり聴く事はないかな?

 

「真夏の夜のジャズ」で有名なモンタレー・ジャズ・フェスティバルでのアニタ・オデイの名唱で有名ですね。そしてあのバスケットボールのハーレム・グローブ・トロッターズのテーマソングとして世界中の人に知られている曲です。

 

一度クラリネットの後藤雅広さんがスイングに出演した時にリクエストしてやって頂いた事があります。古き良きニューオリンズジャズの名曲でしょうか?大好きな歌です。

 

そして歌のバックでの演奏も、あまりでしゃばりはしませんが、いいフレーズがてんこ盛りでした。思わず伴奏の方に声を出してしまったりします。三人がうまく絡んだカッコいいライブになりました。今日は「来てよかったライブ」でした。イイェ~~イ!

 

栗林さんは今月ブルーノートに自分のトリオで日野さんと共演したそうです。期待されているのでしょう。CDデビューも予定されているとのこと、もっともっと多くの人達に聴いてもらいたい3人でした。

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

田辺商店ライブat浅草SMILE、2014/4/26

ギターの田辺充邦君と奥様のチェリスト平山織絵さんのユニット、「田辺商店」のライブを聴きに、浅草スマイルにお邪魔しました。

 

ROXのビルの斜め向かいの6階にあるこのジャズバーは、ドラマーの井川さんと奥様(ヴォーカリストだそうです)のお店なんだそうです。窓からスカイツリーがよく見えて以外な隠れ家を見つけた感じです。

 

共演はピアノの田中菜緒子さん、トランペットの高澤綾さん、そしてヴォーカルの中溝ひろみさんでした。

 

かなり前ですが、銀座スィングへあるヴォーカルのライブに行きました。後ろでギターを弾いていた田辺君のフレーズが気に入って、それから彼のライブをよく聴きに行きます。

 

話をしたら、彼は深川4中出身だそうで、ご近所だったこともあり、親近感が湧いて、追っかけるようになってしまいました。彼の「奥様は魔女のテーマ」のアドリブは抜群にかっこいいです。

 

素敵な、奥様で素晴らしいチェリストの織絵さん、可愛い娘さんのハロちゃんと田辺君、のご家族の大ファンです。

 

高澤さんは私がよく行くライブハウスのスケジュールによく入っていて、一度聴いてみたいと思っていました。とてもいいフィーリングのアドリブを聴かせてくれましたね。どんどん人気が出て来ているようです。

 

田中菜緒子さんは、御茶ノ水ナルや小岩コチで何度か聴いたことがあります。もうナルではレギュラーのように毎月出演しています。今日も美しい音色でしっかりとしたテクニック(ある人がそう言っていました。)を見せてくれました。

 

中溝さんは、PACOとか、錦糸町アーリーバードで何度か聴いています。とても美しいシルキーヴォイスでしっかりと歌ってくれます。こんなに上手いのに、まだ老舗のスケジュールに彼女の名前を見た記憶がありません。

 

先日、平河町のPACOで聴いた、河波浩平君もしかり、私の大好きな出口優日ちゃんとか、もっとみんなに聴いてほしい素晴らしいヴォーカリストがいます。

 

メジャーな人でも大したことないと思う歌手もいますが(失礼!)こういう上手なヴォーカルの人達がもっと評価を得てもいいと思っています。なかなかお客さんを集められないと有名な箱には出れないのかなぁ。

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

Georgia on my mind と Masters

ときおりゴルフのマスターズ・トーナメントのテーマソングがTVから流れて来ます。マスターズ・ウィークが近づいて来ているのですね。

 

初めて聴いたときは特に印象はなかったのですが、毎年聴いているうちに好きになって来ました。歌詞も、かつての名選手の名前であったり、伝説的なジーン・サラゼンのダブルイーグルの事などが盛り込まれていたりして、マスターズだなぁ、と思う曲です。

 

私がアメリカで学生生活をしていた1970年代には、マスターズの前週に同じジョージア州のアトランタで「アトランタ・クラッシック」と言うゴルフ・トーナメントが開催されていました。1967年から始まったそうです。

 

アメリカのTV局はスポーツ番組でも音楽をセンスよく使って演出します。NBAのプレーオフなんかも音楽の使い方が見事でした。このアトランタ・クラッシックのテーマソングには「Georgia on my mind」(我が心のジョージア)が使われていました。

 

番組のイントロで、陽炎が立ちのぼるような暑いアトランタの大地を遠くから一人の男が歩いてくるのが見えます。ゴルファーのようです。けだるい南部の暑さの中、かげろうに揺れながらゴルファーが歩いてくる。

 

そこにけだるそうな歌いぶりで「ジョーージァ・・・・、」と歌が流れてきます。いやぁ・・・・・、かっこよかったです!

 

タワーレコードに行ってドーナツ盤を買いました。歌手はウィリー・ネルソンでした。「On the Road Again」とか大好きでしたが、あのウィリーだったんだなぁ・・・、と軽く思っただけでしたが。

 

その頃はジャズも知らないし、レイ・チャールズの事も名前を知っている程度でしたから、この「我が心のジョージア」はウィリーの歌だと思い込みました。すぐ有名な曲だったことを知るようになりましたが・・・。

 

imgresウィリーはレイや、ウィントン・マルサリスともコラボしていますね。

 

だいぶ後になってから、この曲の入っていたウィリーの「スターダスト」と言うLPも買いました。そこらへんからジャズのスタンダードっていいなぁ・・・、と思うようになったのかもしれません。

 

さてこのころはまだマスターズにはテーマソングがありませんでした。ある年に「Augusta」と言う歌を使うようになり、それからずっと使われています。

 

今回ちょっとチェックしてみたら、デイヴ・ロギンスと言うシンガーソングライターが作って歌っているそうです。ロギンスと聞いてもしや・・・、と思いましたが、やはりあのケニー・ロギンスの親戚(いとこだそうです)でした。

 

音楽に詳しい方はご存じなんでしょうが、私はついこの間はじめて知りました。結構有名なカントリーの歌手だそうで、他のミュージシャンにも楽曲を提供したりしていたらしいです。

 

それはさておき、ここまで長々と書いてきた理由はと言いますと、なぜマスターズのテーマ曲が作られたのか?ということを話したかったからなのです。

 

私の個人的な感想ですが、おそらくマスターズを中継していたテレビ局や、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのマスターズ委員会の方々は、前週に行われていたアトランタ・クラッシックのあの歌を聴いて、うちも負けてはいられない、と考えたに違いないと私は思っているのです。

 

そしてロギンスに依頼してあのテーマソングが出来たんだろうと私は勝手に信じています。本当のところは知りませんが、それくらいあの中継のイントロ、エンディングに流れるウィリーのGeorgiaはかっこよかったですね、それと一緒にながす映像と共にです。

 

アトランタ・クラッシックはその後も名前や場所を変えて続いていました。最後はAT&T・ゴルフ・クラッシックという名前になり、今田竜二選手が2008年にその試合でPGA初優勝を飾りました。

 

実はその試合がアトランタ・クラッシックから始まった長い歴史を持ったトーナメントの最後の試合になりました。(後のAT&Tナショナルは別のトーナメントだそうです)

 

もう今は「Georgia on my mind」が流されることはなくなり、マスターズのテーマソング「Augusta」が名曲となってマスターズウィークの到来を私たちに知らせてくれます。

 

 

 カテゴリ:アメリカの思い出, スポーツの話, 音楽の話

2014/2/19・古野光昭ライブat銀座スィング

久しぶりに古野さんのライブ行って来ました。仕事の帰り、セカンド・ステージに間に合いました。メンバーは、石井彰(ピアノ)、長谷川ガク(ドラム)、纐纈(こうけつ)歩美(Aサックス)でした。

 

本当はドラムは大坂昌彦さんの予定だったのだけど、インフルエンザのために長谷川さんがトラ(代役)に入りました。人気ナンバーワンの大坂さんの代役ですが、いい感じで叩いてくれました。

 

石井さんは昔、日野皓正さんのバンドで活躍して有名です。いいグルーブのフレーズを弾いてくれました。

 

纐纈さんは(難しい読みですね)デビューしてすぐメジャーになったというか、人気サックス奏者ですね。私がよく行く小岩コチに毎月出ていますので何度も聞いていますが、いつもパワフルな演奏でたのしませてくれます。

 

古野さんはそのテクニック、美しくまたビートの効いたサウンドにあの素晴らしいフレージングは、私の中では日本の第一人者です。何人も大御所と言われるベーシストがいるのでしょうが、私好みの素晴らしいプレーヤーです。

 

彼のベースのバッキングはとても美しく、他の人のソロのバックなのについつい私の耳と目は古野さんを追っています。もちろんベースのソロは抜群です。

 

古野さんのソロではないのにバックでの演奏にときおり「いぇーー!うぉーー!」と叫んでしまったりします。もちろん他のメンバーの演奏も素晴らしかったですよ。4人とも楽しそうに、お互いに小さく「いぇー」と声かけて笑顔での演奏でした。

 

松坂屋の裏にあったスィングシティーを閉める前には、古野さん、ピアノの辛島さん、大坂さんのトリオを何度かやりましたが、素晴らしかったなぁ。

 

昨日も大坂さんと古野さんが一緒にやるのを楽しみにしていたのですが、大坂さん病欠で残念でした。

 

またいつか、3人のトリオを聴きたいものです。大坂さんはともかく、古野さん、辛島さんはそろそろお歳を召して来ていますからね。(失礼!)

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

Swing it boys

フィギアスケートの団体戦という種目でアイスダンスを見ました。いやぁきれいですね。かっこいいですねぇ。ペアとはまた違う良さがありますね。

 

カナダ(だったと思いますが)のアイスダンスチームが私の大好きな「Dream a little dream of me」と「Cheek to cheek」をBGMに使っていました。

 

そう、ジャズは元々ダンス音楽だったんですよね。アイスダンスにぴったりでした。それも、あの声はルイ・アームストロング(サッチモ)です。

 

となると、デュエットのあの声はエラ・フィッツジェラルドでしょうか?持っているCDを探してみました。たしかデュエットのアルバムひとつ持ってたはず。

51b3VvCXmSL._SL500_AA300_

 

ありました。「Cheek to cheek」は入ってました。この歌を歌う歌手は多いです。ときどきライブでも聴きます。「Dream a little・・・・」はそれぞれのソロのアルバムに入っていましたから、合成したのかも。

 

他にもいくつかこの二人のデュエットアルバムはあるそうなので、どこかで一緒にやっているかもしれませんね。この歌を歌う人は少なくて、めったにライブでは聴けません。

 

「Cheek to cheek]は多分フレッド・アステアのミュージカルで使われていたと思います。トム・ハンクスの「グリーン・マイル」でも感動的な使い方をしてました。

 

このエラ&ルイのアルバムでは歌のあとにルイのトランペット・ソロに入ります。その時にサッチモがバックのバンドに「Swing it boys!」と声をかけてソロに行きます。(坊やたち、スィングしようぜ!)みたいな感じでしょうか?

 

たまに同年代の人にも「Boys」と言うこともありますが、普通は年下、格下の人に言うのだろうと思います。

 

サッチモに「Boys」と呼ばれたバンドのメンバーはというと、ピアノがオスカー・ピーターソン、ベースにレイ・ブラウン、ギターがハーブ・エリス、ドラムはバディー・リッチです。

 

もう全員が伝説、レジェンドと言っていいですよね。ピーターソンは当時32歳だったそうです。50代の大御所ルイ、エラは40代、この二人からすればこのオスカー・ピーターソン・トリオ+1はまだまだ「Boys」だったんですね。

 

アイスダンスを見ながらそんなことを思い出しました。エラもルイも最高です。

 カテゴリ:スポーツの話, 音楽の話

雨に歌えば

日曜の朝、ゆっくり起きてテレビをつけるとWowowで「雨に歌えば」をやっていました。もう何回観たかわからないですが、ついつい観てしまいます。

imgres

用事があったのであの雨の中のダンスシーンを観てから家を出ました。何度見ても飽きませんねぇ。素晴らしいです。

 

ジーン・ケリーのダンスはまさにグレートですが、コズモ役のドナルド・オコーナーのスタジオでのダンスシーンもまさに圧巻です。デビー・レイノルズと三人で部屋の中で踊るところもありましたね。コミカル、アクロバティック、リズミカル、ビューティフル・・・。かっこいいですねぇ。

 

映画がサイレントからトーキーに代わるときのドタバタを背景にしているところも実は興味深いものがあります。

 

アメリカにいた時に映画館でこの映画を観ました。アメリカにも名作劇場みたいな映画館があって、古い名作や話題作をやる箱ですね。大島渚監督の「愛のコリーダ」もノーカットで見ました。向うでも話題になっていたようで、満員でした。

 

お客さんたちノリがよくて、あのダンスシーンでは大拍手です。日本では映画を見ていて拍手することは殆どないですが、向こうではよくあります。ロッキーやスターワーズなんかでも拍手、歓声が起きました。

 

音楽でもそうですが、古いものでも古さを感じさせないものがありますよね。実際この頃のミュージカルに使われた歌は多くがスタンダードとして今も親しまれています。

 

書いていたら「ザッツ・エンターテイメント」をもう一度見たくなって来ました。ジーン・ケリーとフレッド・アステア、いつまでも色あせないタレントの持ち主でした。

 

蛇足ですが、この映画の中でジーン・ケリーがニッカーボッカーズを着ているシーンがあります。ダブッとして膝から少し長く垂れているプラスフォーです。ニッカーズはこうでないとね。かっこいいなぁ。

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

2013・12・18 辛島文雄ライブat御茶ノ水Naru

年末のご挨拶を兼ねて行ってきました。辛島さん、久しぶりに聴きましたがやはり最高!私の中では日本のトップですね。いつもはハンチングを逆にかぶってピアノを弾いていましたが、この日は珍しくふつうのハットでした。

 

演奏は(正直よくわかっていませんが)ダイナミック、かつ繊細、かつグルービー、かつ・・・・。もう素晴らしいです。昔エルビン・ジョーンズのバンドで世界中をツアーしてきた経験でしょうか。

 

ブルーモンクはよくやりますね。好きなんでしょうね。セロニアス・モンクとは一味違った「ブルーモンクです。かっこいいーーー!

 

ドラムの小松君、ベースの生沼君もはや中堅と言っていいのかな、ここで辛島さんや山口真文さんとよくやります。あの速さではベース、大変だろうなぁ・・・などと思ってしまいます。

 

拍手の大きさが素晴らしいライブだったことを表していましたね。

 

銀座のスィングシティーが閉まってから一年程たちますが、あそこでは何回か、辛島さん、ベースの古野さん、ドラムの大坂さんのピアノトリオがブッキングされました。

 

日本有数の、人気実力ともトップの三人の共演は、それはそれは聴きごたえのあるものでした。古野さんが本当に楽しそうに弾いていたことを思い出します。

 

またどこかでやってくれないかなぁ・・・。

 

 カテゴリ:音楽の話

小説家を見つけたら・Over the Rainbow

昨日テレビをつけたら、「小説家を見つけたら」をやっていました。もう何度も観たんだけど、また観てしまいました。もう十年以上前の映画だと思います。

 

ちょうど私がジャズのライブを聴きはじめた頃に公開された映画です。ショーン・コネリー、いつ見てもかっこいいなぁ。こんな風に歳をとりたいとずっと思っています。

 

映画は素晴らしかったです。感動しました。音楽もほんとに良いです。ラッパの曲がたくさん流れます。映画の最後に流れるクレジットを見たら、なんとマイルスとオーネット・コールマン。

 

実はこの二人、それまで何がいいのか私にはわかりませんでした。でもあの風景の中、二人の音楽は実に憂いをおびて、素晴らしくマッチしていました。

 

でもやはりCDではあまり聴こうとは思わないのですが。でもこの二人が有名でいまだに人気がある理由のひとつは理解できたような気がしました。

 

もうひとつ、「虹の彼方へ」がかかります。ビル・フリゼールのギターとイズラエル・カマカヴィヴォレ(Israel Kamakwiwo`ole)の歌です。

 

私はこの二人をこの時まで知りませんでした。でも文句なしに素晴らしい演奏でした。このあとで二人のCDを買ってしまいました。残念ながらイズラエルは若くして亡くなってしまったそうです。まるで小錦さんのような体型のハワイアンです、ウクレレの弾き語りですが途中で歌が「この素晴らしき世界」に変わり、また「虹の彼方へ」にもどって終わります。美しい声で優しい歌声です。

 

ビル・フリゼールは、うーん、知っている人はわかりますよね。個性のある音ですが、彼の「over the Rainbow」の世界ですね。(何言ってるのか自分でもわからなくなっちゃいました、すみません)

 

そしてあらためて観たら、あの人もこの人も出てたんだなぁ、といっぱい再発見です。マット・デイモンをほんの一分のシーンに使うような贅沢さもあります。監督が「グッドウィル・ハンティング」と同じと言うことからでしょうか。(あの映画で私は号泣しました。よかったなぁ)

 

いい映画は音楽も素晴らしく、有効に使いますね。そして、映画を観たあとに、いったい何枚CDを買ったことやら・・・。

 

蛇足ですが、この映画が公開されたあと、急に「虹の彼方へ」を演奏したり歌ったりするジャズ・ミュージシャンが増えたように思うのは私だけでしょうか?

 カテゴリ:音楽の話

11/23/2013・小岩コチ・清水くるみ(P)、米木康志(B)、原大力(D)

また行ってしまいました。ドラムは原さん。いつもほんとにカッコイイです。パワフルだけどドラムの音がクリアで、きれいなんだよなぁ(見かけはごついんだけど…失礼!)。ブラッシングは優しく繊細。大坂さんとは個性が違うけど、大好きなドラマーです。

 

ミュージシャンたちに一目おかれているベースの米木さん。相変わらずビートの効いたサウンドです。清水さんは、すみません、知りませんでした。子育てでしばらく休んでいたのでしょうか?でもグルーブ感たっぷりの最高のピアノでした。

 

最後は盛り上がりましたねぇ。三人の音が見事にからみあって、ミュージシャンもお客さんも宮崎マスターも、みんな笑顔でジャズを楽しみました。コチ最高!

 カテゴリ:音楽の話

音の楽しみ方、パット・ブーンの言葉

音を楽しむ、と書いて音楽と読みます。いい単語ですね。中国語から来たんでしょうか?それともMusicを誰かが日本語に訳したんでしょうか?

 

音楽の楽しみ方にもいろいろあるようです。音楽を聴くときの聴き方にもいろいろあるようです。CDで聴く、ライブで聴く、自分で演奏する…等々。

 

何年か前に、TV(だったと思いますが)でパット・ブーンのドキュメンタリーのようなものを見ました。パット・ブーンは、そうですね70歳前後の女性ならみんな知っているのではないかなぁ?

 

甘いマスクと美しい声で世界中の人々、女性を魅了した有名な歌手ですね。私は6人兄弟の5番目なのですが、上の姉たちとだいぶ歳がはなれていまして、その姉たちがブーンさんの大ファンだったものですから、家にレコードがあり、私もよく聴きました。

 

そのパットさんが初めて日本で公演した時の事を語っているのをそのTV番組で見たのです。

 

ステージに立ち、一曲目を歌っている最中に「まずい!私の歌は日本の人たちには受けないみたいだ。どうしよう・・・。」かなり動揺しながら歌っていたそうです。

 

なぜかと言うと、お客さんたちみんな、下を向いて目を閉じて、怖い顔をして聴いていたからだそうです。

 

かなりビビリながら一曲目を歌い終わると、なんと万雷の拍手!「そうか、この国の人たちはこうやって音楽を楽しむんだ」とわかって、本当に安心してそれからはいっそう気持ちを込めて歌ったそうです。

 

今は、そういう人ばかりではないですが、(トニー・ベネットの公演の時などは本当に盛り上がっていましたから)確かにそうやって音を楽しむ人はいますよね。特にジャズとクラッシックに多いような気がします。

 

ある人に聞いたら、目を閉じてひとつひとつの音をしっかり聴きたい、と言っていました。他にも理由があるのでしょう。

 

私はビジュアルも含めて楽しんでいますし、ついつい騒いでしまう方なので、そういう方に迷惑をかけないようにしながら楽しんで行きたいと思っています。でもクラッシクは無理かな?じっと静かに聴き続けるのは少し私には苦痛で、楽しめそうもありません。

 カテゴリ:音楽の話

03-6272-6579 医院までの地図はコチラ
english available

診療時間

月~木 11:00~14:00 / 15:00~19:00 金曜日 11:00~14:00 / 15:00~18:00 ※土日・祝日は休診となります

〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-1

麹町長尾ビル 3F

電話番号:03-6272-6579

当医院までのアクセスはこちら

お問い合わせ

医院長自己紹介
非常勤医師紹介
院長ブログ
根本先生のブログ
歯でお悩みの方へ
初めて来院された方へ
スマホサイトQRコード
新原歯科医院TOP > 院長ブログ