先週18日(木)~21日(日)、アメリカフロリダ州で「The Players Championship」が行われました。日本から出場した松山英樹選手、池田勇太選手は一時上位に顔を出す場面もありましたが、二人ともに22位タイでホールアウトしました。納得は行かない様子でしたが、準メジャーと言われるこの大会では決して悪い順位ではありません。
試合場となったのは、TPCソーグラスと言うコースです。確か初めてTPCという名が付いたゴルフコースだったと思います。アメリカPGAツアーがピート・ダイに設計させた、PGAが運営するゴルフコースの先駆けです。
アイランドグリーンの17番パー3は有名です。
初日にはガルシア選手のエースもありましたが、このように多くの選手が池に落としました。4日間を通してここ10数年では最多の池ポチャがあったそうです。いやはや恐ろしいホールだ・・・。
ガルシア選手、ティーグラウンド。
おぉっ!
入ったぁ!
昨年大幅なコース改造を行い、芝も植え替えたそうでコンディションは最高だったようですが、コースのあちこちに隠された罠に陥る選手も多かったようです。
難しいグリーンに対して、アプローチでパターを使うシーンをよく見ました。
こんなライから、
パターで・・・、
受けたグリーンでなければ、ウエッジで直接グリーンに落とすとどこまでも転がって行ってしまうような難しい局面では、一番安全でカップに寄せる確率の高い方法を各選手は選んでプレーするのですが、このコースのグリーン周りからはパターを選択するケースを多々見ました。
逆にウエッジを選択して、カップから遠ざかるアプローチも多かったですね。
私はイップスのせいでアプローチでパターを多用せざるを得ないのですが、私と毎月プレーしているO君やG君も最近はたまにですがパターでアプローチをするようになりました。どうやらこれも悪くない・・・、と思い始めたようです(笑)。
O君なんぞは「ここからだったらパターの方がいいかなぁ?」等と、私に同意を求めてから決めたりすることもあります。自分で決めなさいよ・・・、とか思いつつも「俺ならパター使うよ」と答えると安心するみたい(笑)。だって私はウエッジ怖くて使えないんだから何時だってパターじゃん(笑)。10ヤード以上離れてたって、ラフからだってパターですから・・・(笑)。バンカー越えは流石に無理ですけど・・・。
日本だと、キャディーさんでさえ、びっくりすることがありますが、私のように仕方なくパターを使うのは別にしても、ウエッジよりもパターの方が安全、確実なケースでもあまりにワンパターンにウエッジを持つゴルファーが日本には多いように思います。こうして世界一のツァープレーヤーたちのプレーを見て余計にそう感じました。
さてTPCソーグラス、
綺麗なコースですね。こうしたTPCの名を付けられたコースは今や30以上あるそうです。アメリカのPGAツアーが運営しているんです。ツアーの格がちょっと違いますね。
頑張ったと思います。池田勇太選手。
そして松山選手。
勝ったのは・・・、
韓国の若干21歳の新鋭、キム・シウ選手。
これから永らく松山選手もライバルとして立ちはだかりそうな予感がします。
優勝賞金は189万ドル!2億1300万円!日本の試合と桁が完全に一つ違います。これって今年の日本男子ツアーのどの試合の賞金総よりも高い数字じゃないのかなぁ・・・?いやいや・・・・・、アメリカのスポーツビジネスは・・・凄いですねぇ。