久しぶりに青山まで行って来ました。
新進気鋭の若手ドラマー山田玲君のリーダーライブをやると聞いて、是非聴いてみたいと思っていましたが、3連休の中日ですから次の日は朝寝坊しても大丈夫(笑)。四ツ谷のテング酒場でちょい飲みしてから表参道へ向かいます。四ツ谷からは近いんですが、久しぶりなもんで乗換間違えてしまいました(笑)。
四ツ谷から丸の内線に乗り、一駅の赤坂見附で銀座線に乗り換えるのですが・・・、間違えて反対方向に行ってしまった田舎者の私です(笑)。すぐ気が付いて良かったですが、溜池山王で降りて反対方向への電車に乗り換えました。お蔭で時間ギリギリだ!歩いていてはかなり遅くなりますから、表参道駅から贅沢にもタクシーでお店まで行きました。やっぱり車は速い(笑)!
ドアの向こうを見ればかなりの混雑ぶりです。うわぁ、山田くん人気抜群だなぁ、良かったよかった。でも入れるかなぁ?
何とか席を頂けました。山田くんも目の前の特等席(笑)。もう1セット目は始まっていました。時間通りに始まる素晴らしいライブハウスです。
数年前に初めて山田玲くんを聴いた時に、(多分まだ20歳を少し超えたくらい?)イキのいい若手ドラマーが出て来たなぁ、なんて思っていたら、あっという間にあちらこちらの老舗に出演するようになり、今はもう引っ張りだこ状態の彼です。
ジャズファンの方々にはもう既にお馴染の期待の新人だったのかも知れません。石若駿くんなんかはもっと以前から「天才少年」と言われていたのを知っていましたが、どこからともなく現れた山田君は、私のような素人にとっては「彗星のように現れた」、まさに新星でした。
石若くんよりは多少粗削りなところがあるのんでしょうか?でもそのパワフル、そしていいフィーリングを持ったドラムは心を打つものがあります。また、これだけ皆さんに可愛がられるいいキャラクターでもあるんでしょうか?
ライブは初っ端からアツイ、熱い!マイケル・ブレッカーの曲だったり自分たちのオリジナルだったり新し目の曲で始まりましたが、激しく、楽しく全員で盛り上がって行くようなアツイ演奏に客席からも声援が上がりますね。
山田くんに言わせると、この人が陰のリーダーのようです。広瀬未来さんのトランペットもアツイ!高橋友道さんの名前は知りませんでしたが、名古屋を中心に活躍しているとの事でした。
二人の熱いフロントの後ろで三人のリズム隊(ジャズでは元々ピアノはリズム楽器ととらえられていたそうです。ピアノトリオ全盛の今はちょっと違和感もありますけど、こういうライブを聴くと、なるほどなぁ・・・、と思いもしますね。)が楽しく、猛烈な掛け合いをしているような、強烈にダイナミックな演奏で、もう目が離せない!と言うより耳が離せない(笑)?素晴らしいサウンドの洪水でした。
ベースの古木佳佑くんはもう常に全開!のようなアシストぶりで、山田くんやピアノの渡辺翔太くん(彼も初めましてですが関西で活躍しているそうですね)と笑顔でアイコンタクトを交わしながら、カッコイイ、またフロントの音を一層引き立てるようなプレーだったんじゃぁないでしょうか?
こういう演奏はコアなジャズファンの方々にとってはどうなんだろう?ほぼ満席のお客さんがあれだけ声援と大きな拍手を送っていましたから、皆さんもこういうの好きなんだろうな。私も青山まで来たかいがありました(笑)。素晴らしい音を聴いて、ついついジャックダニエルのロックをダブルで頼んでしまった私です(笑)。
いつも通り1セットの終わりに席を立ちます。また是非聴きたいバンドです。山田くん、そして他のメンバーにも期待ですね。
蛇足で御座いますが・・・、このブログの為に広瀬さんの写真をウエブで探していたら、こんな写真が広瀬さんの写真と並んで出ていました。
私の次女で御座います(笑)。数年前に御茶ノ水ナルで初めてビッグバンドのライブをやった時に、次女と聴きに行きまして、その時に私が撮った写真です。その時のことをブログにアップした時に入れた写真ですが・・・。
広瀬未来さんは、アメリカにいたときにはビッグバンドで仕事していたらしくって、それで御茶ノ水ナルでのビッグバンドライブのリーダーを請け負ったのかも知れません。詳しくは知りません。まだアメリカから帰って間もない頃だったと思いますが・・・。
広瀬さんがその時のバンドのリーダーだったから彼の名前が私のブログの文章に入っていて、それで彼の名前で検索したらそのブログに使った写真が、彼の名前に関連するものとして出て来たんでしょうね。今のウエブの情報とはこんな拡がりがあるんだなぁ・・・。いやはや・・・。
2019年2月16日 カテゴリ:音楽の話