昔「リリーマルレーンを聴いたことがありますか」と言うエッセー？なのか小説なのか、を文芸春秋だったと思うんだけど、読んだことがあります。あまり文の内容には関係ないんだけど、その初めの方で、作者がいろんな音楽関係者にその曲のことを聞いても知っている人がいない・・・、

 

 

あるときに映画評論家のあの「淀川長治」さんにその曲を聴いてもらったら、「あぁ、それ知ってます( ´∀｀ )。「ニュールンベルグ裁判」と言う映画の中で、マレーネ・ディートリッヒが歌っていましたね( ´∀｀ )・・・」、と即答された・・・( ﾟДﾟ)、というくだりがあったように記憶しています。私の記憶違いかもしれないけど、間違ってたらゴメンナサイ<(_ _)>です（笑）。

 

 

なんか面白いなぁ・・・、と思ってそこだけ覚えているのですけど（笑）、音楽関係者も何でも知っているわけでもないんだなぁ・・・なんて思ったのです。1988年に本になったそうだから、私が34歳の時だなぁ・・・、思えば遠くへ来たものだ・・・（笑）。そんな訳でなんだかその題名をまねて今日のブログのタイトルを決めて見ました。前置きが長くなりました・・・（笑）。

 

 

エミリー・レムラーの話です。これはもっと前、1981くらいに出たアルバムかなぁ「テイク2」と言うのがあって、私が聴いたのはたぶん日本に帰ってきた1983頃・・・、ラジオを聴いていたら（あの頃はラジオ聴いてたんだな（笑））凄くいい曲をやっていて、MCで題名と演奏者の名を言ってくれたのを書き留めて、直ぐに秋葉原へ行って、石丸電気でLPレコードを買いました（　＾ω＾）・・・。

 

 

 

 

もう歳だし、そろそろ断捨離していこうか・・・、と、2年ほど前に持っていたCDの大部分、3/4くらいか・・・、900枚ほどディスクユニオンに引き取ってもらって処分しましたが、彼女のCDはまだとってあります( ´∀｀ )。多分レコードもまだあると思います（　＾ω＾）・・・。

 

ジャズなんて全く知らなかった頃の話です。ラジオで聴いてすごく好きになった曲と言うのは「Waltz for My Grandfather」と言う曲なんですが、カセットテープに入れて、何回聴いたことだろう（　＾ω＾）・・・。

 

 

そのだいぶ後・・・、ジャズをよく聴くようになりまして、暫くしてビル・エバンスと言うピアニストを知りました( ´∀｀ )。あまりにも有名なピアニストだけど、彼の代表曲の一つに「Waltz for Debby」ってあるじゃないですか。これもあまりにも有名な曲ですけど・・・、（実は私はトニー・ベネットとエバンスのデュオアルバムでこの歌を知り、インストで有名だったことすら知らなかったのですが(-_-;)）

 

 

 

 

はじめは何とも思わなかったんだけど、ある時に・・・、あれ？？？、と思ったことがありました。この2曲、メロディが逆だなぁ・・・？

 

 

有名なビルエバンスの「ワルツフォーデビー」のメロディーは・・・、高い音→低い音→高い音・・・、と初めの5音が変わって行きます。エミリーレムラーの「私のおじいさんに捧げるワルツ」は逆に初めの数音が低い音→高い音→低い・・・、と、これは2音ごとに変わって行きます。もしかしたら（　＾ω＾）・・・？

 

 

エミリーレムラーのこの曲は、「私のおじいさんへ捧げる・・・」という題名だけど、もしかしたらビルエバンスに捧げるオマージュ的な作品なのではないだろうか・・・？なんて思ったわけです。いろいろとチェックしてみたんだけど、エミリーレムラーさんが若くして亡くなってしまったし、日本ではあまり知られていないようなので、そういう推測の解決は出来ていません。

 

 

エミリーレムラーを好きだと言うギタリストがいたので聞いてみたんだけど、その曲の事知らなかったし(-_-;)。「チェックして見ます。」と言ってくれたけど、多分忘れているのでしょう・・・(-_-;)。

 

 

まぁ、曲のほんのさわりの部分の事で勝手にそう感じただけですから、エミリーレムラー自身そんなことを思って書いた曲ではきっとないんだろうなぁ、とは思いますが・・・(-_-;)。もしこの曲を聴いたことがなかったら、聴いてみて頂けたら（　＾ω＾）・・・、どう思われるかなぁ・・・？