新原歯科医院

院長ブログ

Author Archives: 新原満

ボブ・ディラン・ノーベル賞選考委員会の英断

なんとボブ・ディランがノーベル文学賞を取りました。ニュースを聞いて、へぇ~!と思ったけど、直ぐに「まぁ、当たり前だな」と感じました。

 

欧米の文学者たちには批判する方が多いようです。フランスの文壇の方が痛烈な文言で批判しているコメントを読みました。

 

それに比べると日本の方々はとても寛大な意見を述べているように思います。今朝の日経の最終面文化欄に早速ある英文学者の好意的な寄稿が載せられていました。速いですね(笑)。

 

私にはそこに書いてあるような難しいことは解りませんが、この選定はノーベル賞選考委員会の英断だと思います。

 

殆どのメディアが「歌手のボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞」と書いています。詩人とは書いてありませんが、彼が素晴らしい詩人であることは言うまでもなく、それを認めずに批判する文人たちの傲慢さが私には見苦しく感じられます。

 

私は特に読書家でもないし、最近は殆ど本を読まなくなっていますから、大それたことは言えないのですが、近頃の文学の中に特に読みたいと思う本も見当たらないのです。

 

文芸春秋は毎月とっていて、待合室に置いてあります。芥川賞特集の時に選考委員の名前を見て、「なんて小粒な委員会になっちゃったんだろう?」と、失礼ながら思うのは私だけではないんじゃぁないですか?

 

今回批判をしている海外の(著名らしいですが)文人たちを私は知りませんが、「どうせ大したことないんだろう」と言う思いが強くなりました。

 

ボブ・ディランに乾杯したいと思います。

 

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やってもうた・・・

やってしまいました(泣)

 

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ちょっと間抜けでした。19年目で傷物にしてもうた。長く乗ってると愛着もわいてきますから、悲しいような申し訳ないような・・・。

 

いまさら修理にお金をかけるのもどうだか、ですが、やっぱみっともないなぁ・・・。

 

さて、どうしよう・・・?

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代々木ナル50周年ライブシリーズ・10/4/2016・塩田セッション

代々木NARUは今年50周年なんだそうです。9、10、11月と趣向を変えて特別ライブをやっています。普段はあまりここには出演しない方も出たりするようです。美紗子さんも「いろいろご苦労なさったかと思いますが、50周年おめでとうございます。とまずは書かせて頂きましょう。

 

4日(火)に行って来ました。ベースの塩田哲嗣(のりひで)さんのセッションでした。毎月出演している人気パーカッショニストのはたけやま裕さん、初出演だという紗理さん、田中菜緒子さんは御茶ノ水ナルには毎月出てますが、ここは出たことあるのかなぁ?そしてベースの第一人者の一人、塩田哲嗣さんの4人のギグでした。

 

10月の50周年記念ライブ期間は2-ステージと言う事でのんびり7時半のスタートに間に合うように四ツ谷駅で総武線に乗りましたが、千駄ヶ谷駅直前で急停車。なんでも運転士が異音を聞いたとの事で車両点検をする・・・、とアナウンスがありました。

 

まずは前後、そして逆方向の電車もみなストップする手配をしてから運転士が車両の両サイドを点検するそうでしたが、20分以上止まったまま待たされました。ライブ始まっちゃったなぁ、等と思いましたが、この電車に乗車している数百人のお客さんを安全に運ぶためには当たり前のことですから、仕方ありません。こうしてきちんとマニュアルを守ることで日本の鉄道の安全性の高さを守って行けるのでしょう。

 

さてやっとナルに到着、インストの演奏が階段の下から聴こえて来ました。私はすでに心が軽くなって来ました(笑)。

 

田中さんのピアノ、はたけやまさんのパーカッション、塩田(しおた)さんのベースと掛け声(笑)。ノリのいい塩田さんがグイグイと演奏をリードしますが、二人の女性も見事に応えます。私は座った瞬間から「イェ~~イ!!」と声が出てしまいました(笑)。塩田さん、この夜はたまにピッチがずれたりもしましたが、このノリと気合で帳消しかな(笑)。カッコいいベースソロも声援を浴びていました。

yuuはたけやまさん、と tanaka田中さん。美女二人に囲まれた、

 

siota 幸せな野獣(?)塩田さん。

 

進境著しい田中さんもこのノリに触発されるのか、いいグルーヴィーなフレーズで沸かせてくれました。はたけやまさんはやや控えめですが、ソロでは気持ちよく叩き、いいアクセントを入れてくれます。素晴らしいインストの演奏を3曲程聴くと、ヴォーカルの紗里ちゃん登場しました。

 

なぜこの日を選んだのかと言いますと、勿論この組み合わせに興味があったのですが、実は沙理さんのサインをもらいたかったからなのです。

 

以前から私は出口優日ちゃんのファンで何度も聴きに行っていますが、彼女と紗理ちゃんが組んでいる「チャイチーシスターズ」と言うユニットがCDを出したのを先月浅草ハブで優日ちゃんから購入いたしました。

 

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その時にCDの盤面に優日ちゃんのサインをしてもらったのですが、片側を空けてサインしてくれまして、「こっちには紗理にサインして貰って下さいね」と言われました。そうか・・・、でも私の行くところに沙理ちゃん出演しないからなぁ・・・、と思っていましたら、この日の代ナルのスケジュールに名前が出ていたので、これは丁度いいわい!と参上した次第であります。

 

このアルバムはボーカルのAKIKOさんがプロデュースしたそうですが、いいミュージシャンたちを使ってますね。ピアノの小林創くん、数年前から何度か聴いていますが、一度聴けば彼のピアノに圧倒されます。素晴らしいピアニストです。

sou ファンの方々にはあまり知名度は高くないかも。

 

ウクレレとギターの富永寛之さん、つい最近浅草ハブで「ブルームーンカルテット」というバンドを聴いたのですが、そこで初めて聴き、知りました。本当に楽しそうに、そして素晴らしいピッキングの(ギターのように弾く)ウクレレにビックリさせられました。きっと知る人ぞ知るプレーヤーなのでしょうね。

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その時のトランペット(黄さんっていう人らしいですけどコルネットだったかな?)もかっこよかったですが、彼も2曲程参加しています。CDのなかでアコーディオンも使われていました。これもなかなかいい味出してました。

 

そしてピアノの竹田さん他、長くなりますから全部は書きませんが私の知らない素晴らしいいミュージシャンたちがこのCDに貢献しています。彼ら(彼女たち)の生音も聴いてみたくなります。

 

そしてチャイチーの二人、いい選曲で幾つか日本語でも歌っています(多分自分たちで訳詩したのでしょうか?)これが可愛い訳詩で二人のハーモニーと相まっていい仕上がりになっています。

 

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ジャケットもなかなかのセンスではありませんか?

 

バックのピアノ、ギター、ウクレレ、等の音を聴くだけでも楽しいアルバムに仕上がっています。AKIKOさん、素晴らしい歌手であるだけでなく、プロデューサーとしての手腕もなかなかのものではないですか?このCDでチャイチーシスターズの名前が広まることを祈りつつ、これからは彼女たちのソロライブのみならずチャイチーシスターズとしても活躍を期待しています。

 

さてナルでは紗理ちゃんが登場しました。彼女の歌は銀座スィングや四谷三丁目にあったジャズバーで何度か聴いたことがあります。「My favorite things」と言う有名な歌がありますが、彼女はその中にいろいろな(コルトレーンとかレイ・チャールズとか・・)ミュージシャンの名前を連ねてまるまるワンコーラスを彼女作詞の歌詞で歌います。

 

名前だから英語の苦手な方でも聴いているとなんとなくわかると思いますが、若いけど紗理ちゃん、こうしていろいろ工夫してやっているのは素晴らしいですね。声からはブロッサム・ディアリーみたいな可愛い歌い方のイメージがありました。

 

sari2 お人形さんのような可愛い紗理さんです。

 

この夜は素晴らしいバックの演奏に乗って気持ちよくスィングしました。グルーヴィーなこういう紗理ちゃんを見たことがなかったのでうれしい驚きを感じました。中々やるわい!(笑)カズーを使ったスキャットでの各プレーヤーとのやりとり、会話もみんながいいノリで応え、大拍手です。

 

サインを貰いに来て彼女の違う一面を発見した私も大いに盛り上がってしまいました。大声援、大きな拍手の中、1セット目が終わりました。いやいやいいライブを楽しませてもらいました。

 

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と言う訳で二人のサイン、ゲットしました!今度はチャイチーシスターズのワンマンライブも是非聴きに行きたいと思っています。

 

 

 

 

 カテゴリ:音楽の話

千葉カントリー俱楽部・9月

某日、千葉カントリー俱楽部野田コースに行って来ました。大学時代からお世話になっている松田さんのホームコースです。

 

やはり大学時代の友人で現在カナダのトロントに住んでいる田川くんが一時帰国すると言う事で、根本先生も含めて4人で久しぶりのゴルフをしよう、という話になりました。

 

この4人で一緒にまわるのはもう6~7年ぶりかなぁ?学生時代はよくやった仲間です。松田さん、田川くんはビジネス専攻で、私と根本先生は歯学部に進みましたが、同じロマ・リンダ大学の同窓です。もう40年経ちました、時間がながれるのは本当に速いですね。

 

柏インターを降りて10キロほどでしょうか?私の自宅から50分弱で到着。少し早く着きすぎて、まだフロントが開いていませんでした。

 

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しばし車の中でひと眠り。朝早く目が覚めてしまい、睡眠不足です。遊びの時には早く起きられるのは何故なんだろう(笑)。

 

7時10分前にドアが開き、中に入って着替えていると、松田さん、田川君がやってきました。彼らはドライビングレンジで体をほぐします。

 

私は、というと、まずはコーヒーを一杯頂きながらティーペグ、マーカー他の小物を準備していきます。そしていつも通りアプローチ練習場へ行こうと外に出ると根本先生がパターの練習をしていました。根本先生と一緒にまわるのは去年の多摩ヒルズ以来です。楽しみですね。

 

さてスタート時間(8時)が近づきカートの準備をしているキャディーの藤波さんと挨拶をし、松田、根本両氏とスタートホールに向かいました。田川君はすでに1番ホールに行って練習しているとの事でしたが、このコースは1番ティーの横にも練習グリーンがあるんですね、贅沢な作りだなぁ、と感心しきりです。

 

さてスタートです。

 

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暑さも和らいだこの日は本当に良いゴルフ日和でした。手入れの行き届いた芝生を歩くパートナーたちです。カートがありますが、殆ど歩いていた一日でした。

 

田川くんと松田さんは昔から上手かったけど、今でもほぼ毎週ラウンドしているだけあって素晴らしいゴルフをします。松田さんは「最近は90台のスコアになるときも増えてきたよ。」と言っていましたが、前半は40台前半になりそうなゴルフです。田川君も負けていません。

 

根本先生。後ろの林の中も芝生です。ここにはベアグラウンドが殆どないんですね。

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根本先生は最近あまりラウンドの機会がなく(今年3度目だとのこと)、自信ないよ、と言っていましたがなんのなんの、ナイスショットを連発して笑顔でラウンドしています。相変わらずの飛ばし屋です。このコースは65歳以上はシニア割引があるそうで、喜んでいた根本先生。

 

私より❓歳年上ですが、ドライバーで30ヤード以上置いていかれました。(これでも私は七G会のコンペではドラコンの常連なのですが・・・)ある200ヤード程のパー3で私がフェアウェイウッドを持つところ、4だか5のアイアンで乗せてきたのにはびっくりです。いつまでたっても敵いません。

 

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名手たちのクラブ。松田さんはキャラウェイかな?田川君はドライバーからウエッジまで「ジョイ・メニー」というクラブを使っています。昔ミズノで中嶋常幸プロのクラブを担当していた喜多さんと言うクラフトマンが独立して始めた地クラブのメーカーです。とてもシャープなマッスルバックのアイアンはカバーで見えません。

 

このクラブを12年使っている田川君ですが、このように常にヘッドカバーで保護し、普段も手入れを怠らないそうで、カバーを外すと新品のようなピカピカのヘッドが現れます。

 

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新原歯科医院選抜(笑)の二人のキャディバッグです。

 

根本先生はキャラウェイ、私はタイトリスト695のアイアンにテイラーメードR-9ドライバー、そしてフェアウェイウッドはテイラーメイドのV-スティール二代目の3番と5番です。このフェアウェイウッドはとてもよく当たります。かなり年季が入って来ましたが(もともと中古で買いましたが)手放せません。

 

粛々とホールを重ねて行きますが、結構速くプレーしていたつもりでしたが、おそらくは15~20分ほどほどあとからスタートした次の組が後ろに見えて来ました。松田さんが「さぁ、少し急ぎましょう!」と声を掛けます。

 

ハーフを2時間弱で終えました。松田氏と根本先生はこの後用事があるとのことで、スルーで出来るかキャディーさんに聞いてもらいました。マスター室からOKが出ましてそのままインに入りました。前半は田川くん41、松田さん43、根本先生と私は44の同スコアでした。

 

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名手二人。

 

そう、この日の私は何年振りかの絶好調モードです。ショットもよく、だいたいグリーン前の花道につきましたから、アプローチはパターで凌げました。パットも距離感がピタリと合い、スリーパットはありません。いやぁ、前回鶴舞での後半ハーフでの72というスコアはなんだったんだろう?と思うくらいの好調さでした。

 

しかしやはり後半ボロが出ました(笑)。昼食休憩なしですから、アルコールが入ったわけでもないのにドライバーが突如乱れ始めました。後半スタートの10番でいきなりダブルパーの8です。あれぇ~~~?

 

そのあともフェアウエイから空振りしてみたり(泣)アプローチもいつもの症状が出始めました。というより、花道に残らなくなってアプローチショットを打たざるを得なくなると、腕が動かずミスの連発となりました。

 

ラフもキツかったですね、ラフに入るとショートアイアンで出すだけになります。ちょっとしたティーショットのブレにペナルティーがついてきます。名コースはやはり手ごわかったです。3年ぶりに100を切れるかと思いきや・・・。千葉カン野田コースさん、参りました!

 

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最終ホールの先にクラブハウスが見えます。両脇に池があるロングホール、素晴らしい景観ですね。

 

やはり疲れもあるのでしょうか?他の3人もスコアを落としますが私ほどではありません。

 

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みんな上手いなぁ・・・。

 

私は後半(よくあるのですが)ノーボギー(笑)。私以外はこの難コースのバックティーからこのスコアですから悪くないんじゃないでしょうか?私も100きっかりですが、今年一番の出来だったのは間違いないところですから大満足の一日でした。

 

なによりも旧友と久々に楽しい時間を過ごせたことに感謝感謝ですね。是非いつかまたこういう機会を持ちたいものです。

 

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この日のキャディーの藤波さん、いいアドバイス、クラブ運びなどそつなくこなし今日の楽しいラウンドを助けてくれた5人目の同伴者です。なかなか来れないコースですからもう会えないかもしれませんね。ありがとうございました!

 

 

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不便な時代

10月になってしまいました。今年もあと3ヶ月かぁ(嘆)。

 

時計を見ると、日付が31日になっている。あれ?

 

こないだ時計が壊れちゃったもんで、新しいのを買ったのですが、特に何も考えず「こんなんでいいか、」と安めのものを購入しました。

 

そうか、この時計は日付を自分で調整しないといけないんだ・・・。前のはカレンダーも時計が勝手に修正してくれていたので、なんか不便に感じます。

 

でも昔はこうだったんだよなぁ、それどころか毎日リュウズを巻いて動かしていたんだもの。(自動巻きの時計は出始めた頃でした)とくに不便とも思わず使っていたのんだから自分がわがままになったと言う事でしょうね。

 

昔は不便でなかった(不便と感じなかった)ことが不便になる時代になってしまったようです。

 

つい最近マリー・アントワネット王妃の事をやっていたテレビ番組がありました。それによると、その時代から機械式ながら永久カレンダーのついた時計があったそうです。

 

勿論スイス製です。マリーさんが注文したその時計(完成するまでに数年かかり、マリーの死後完成したとか・・・)を近年復刻したそうで、その時計の画像が公開されていました。

 

やはりぜいたくな暮らしをしていたんでしょうね。私と比較にもなりませんですけど・・・(笑)。

 

002  No.160の復刻版、No.1660

2009年に銀座で「マリー・アントワネットへのオマージュ展」が開かれた時にこの復刻版が展示されたんですって。ブレゲというメーカーの創始者が作ったものがオリジナルだそうです。

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アーノルド・パーマー逝去(また巨星が・・・)

アーノルド・パーマー氏の訃報が入って来ました。ここのところ体調が悪かったことが伝えられていました。今年のマスターズではオナラリースターターを辞退した程でしたが、また大きな星が流れて去って行きましたね。

 

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私が子供の頃、テレビで「ビッグスリーゴルフ」と言う番組をやっていました。パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤーと言う当時ビッグスリーと言われた3選手の迫力あるプレーが見られました。

 

ゴルフのゴの字も知らぬ子どもなりに「ウワァ~、面白そうだなぁ、カッコいいなぁ~、」と思って見入っているうちに、「僕もいつかゴルフやってみたいなぁ・・・」と思うようになっていました。

 

ゴルフが庶民のスポーツとは言えなかったあの時代、小さいなりに「大人になっても出来ないかも知れないなぁ、」と考えていましたが・・・。まわりでゴルフやっている人は全くいませんでしたからね。

 

私と同じようにゴルフに興味を持った子供たちがいっぱいいました。葛飾区立堀切小学校ではゴルフブームになったのです。チリ紙を丸めたボールをゴルフクラブ代わりの箒(ほうき)で打って教室の後ろや廊下にコースを見立て、「僕はパーマーだ!、僕はプレーヤーだ!」と言わんばかりに遊びほうけました(笑)。

 

ge-ri小柄なゲーリー・プレーヤーは日本人に人気がありました。

 

jackパーマーは長嶋、ニクラウスは王選手のような感じでしたね。

 

このブログ記事を書こうと思い、ネットで「ビッグスリーゴルフ」を検索して見ましたら、上位には「タモリ、たけし、さんまのビッグスリーゴルフ」とか言うのが並んでいます。なんだよこれ・・・、おいおい、勘弁して下さいよ・・・。みんなパーマー、ニクラウス、プレーヤーの三人を忘れちゃったのかい?

 

ま、王、長嶋が圧倒的な人気だったあの頃のことを覚えている人さえ少なくなっているのかも知れないこの頃ですからね、仕方ないんでしょうね。私たちオールドタイマーにはまた一つ大きな星が流れて行ったようです。こうして時代も流れて行きますね。

 

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彼らはそれぞれの国の国民的ヒーローです。パーマー氏はオナラリースターターは辞退しましたが、こうしてかつてのライバルに支えられながら最後のマスターズに参加しました。アーニー小父さんのご冥福をお祈りいたします。

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七高グリーン会at鶴舞カントリー倶楽部・9/24/2016

前回豪雨の為ハーフで中止となった七G会ゴルフコンペ、Ktくんの御厚意によりリベンジを期すべく再度鶴舞カントリー倶楽部に21人の老人が集結しました。

 

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名匠、井上誠一氏設計の名門コースのクラブハウスです。毎年女子プロの試合がここで開催されている難コースです。

 

五井駅でクラブバスに乗ると、同窓生がすでに多々乗っていました。走ること40分、到着して戦闘服に着替えると、私はアプローチ練習場に向かいます。

 

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ドライビングレンジには多くのゴルファーが行きますがここには私を含め3人ほど、私にとっては数少ない芝生の上からの練習が出来る機会ですが、人も少なく気遣い少なく練習できるのはラッキーです。

 

アプローチイップスに悩む私は練習でさえ始めの10数分は身体も心もこわばり恥ずかしいくらいのミスショットが続きますが、(ここでは誰も見ていないので助かります(笑))徐々に落ち着いてきます。暫くこうしてアプローチを機械的に打つ練習を繰り返して来て、練習ではかなり心のこわばりは減少しています。もう15分ほど軽く打つと、かなり普通に打てるようになって来ました。自分に「気楽に!」と言い聞かせてクラブハウスに戻りました。

 

徐々に会員が集まって来ました。

 

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西コース(女子プロのサイバーエージェントトーナメントに使われる素晴らしい、そしてタフなコースです)のスタート地点に集合です。

 

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この日はアウト、インに別れて各3組です。私はインスタート、実力者のSrくん、Mmくん、そして私のライバルOiくんとのラウンドです。

 

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曇り空の中、やや蒸し暑く感じますが、夏の暑さに比べれば楽なゴルフ日和です。この日はベテランキャディーの佐々木さんに学習院大学ゴルフ部の一年生女子が研修生としてついてくれました。二人の素敵なキャディーさんにアシストしてもらうと言う贅沢なラウンドに皆ニッコリ(笑)。

 

粛々とホールを重ねて行きますが、この日の西コースはラフが長く伸びてキツイ!その上私はショットが不調です。大ダフリ連発、当たっても曲がる曲がる・・・。バンカーにも好かれました。なんとか耐えて57回はまぁ満足の行くスコアです。

 

Mmくん、流石に実力者、調子悪いと言いながらもずぅ~っとボギーを続けます、17、18で初ボギーと初パーで丁度ボギーペースの前半でした。

 

Oiくんは持ち前の堅実なゴルフで55回、私の負けです。Mmくんと並ぶ実力者のSrくん、ここ3年の間に二度の手術を含め、身体の不調に苦しみゴルフの練習もままならなかったようですが、やはりショットは思うように行かなかった様子でした。

 

それでもショートゲームでカバーして53回は立派だと思いますが、勿論彼にとっては不本意な久々の七G会のラウンドだったでしょう。

 

さてビールだ!好々爺三人(笑)

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それぞれのテーブルで話が盛り上がっているようです。スコアにかかわらず楽しい時間を過ごせることに感謝ですね。

 

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これ(あんかけ焼きそば)がよく売れていました(笑)。私もこれを頼みましたが、相変わらず胃腸の流れの悪い私は三分の一ほどしか食せません。勿体ないけど後半のラウンド途中で同伴者に迷惑はかけられませんからね、許していただきましょう。

 

さて後半ですが、誰かが「雨、降らないねぇ・・・」と言ったそばから雨が降り出しました(笑)。予報通り午後からは雨模様でしたが、降ったりやんだり、さほど強雨にはなりませんでしたから、前回の豪雨中止に比べれば涼しくていいくらいです。

 

(雨に煙る鶴舞の名物ショート、かなり打ち下ろします。私は結構好きなホールです。)

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とは言え、やはり集中力は若干奪われました。写真も撮る余裕はなくなりました。その中でSrくんは徐々にショットが往年のキレを取り戻し、スコアを上げて来たのはさすがですね。

 

Oiくんも、やや(彼には珍しく)ドライバーが曲がり始めたにもかかわらず、神った(?)アプローチショットを何度も見せます。オーケーパット圏内に寄せる技術で彼もスコアを上げて来ました。

 

Mmくんはややスコアを落としましたが、それでもこの組一番の50回。彼には満足できないスコアでしたが、上がって見ればベスグロ3位でした。皆この難コースにくるしめられたようです。

 

さて私は後半に入りティーショットが乱れました。ショットは相変わらず悪く(ま、実力ですが)またまたバンカーに好かれます。前半はなんとか耐えていたのですが、後半の9ホールではやや集中力も途切れ、大叩きの連続です。8、とか9、とか言う数字が並んでしまいました。

 

最終ホールにはドライバーがチョロで林の奥へ、ギリギリOBになりませんでしたが林から出すだけのショットが木に当たりOBゾーンへ(泣)。挫けずグリーンへ打った6番アイアンはいい当たりでしたがこの日を象徴するような引っかけで30ヤードほどグリーンの左へ、「コーン!」と金属音がしました。

 

カート道に落ちて、大きく跳ねてはるか先のOBラインを越えて、一つのホールで2度OB、最後に二ケタの数字が付きました。いやはや・・・・、70越えたの何年振りだろ・・・(泣)

 

鶴舞カントリー倶楽部の罠に見事に嵌ったラウンドでした。きついラフ、そしてグリーンまで微妙な距離のあるバンカーの数々。30ヤード前後の微妙なバンカーショットを毎回きちっと打つ技術は私にはありません。最後はグリーンサイドのバンカーからも出せなくなりました。

 

はい、「参りました!」ですね(笑)。

 

優勝はTkくん、おめでとうございます!彼は忙しくてなかなか出場出来ないけど、出ると優勝している気がしますが・・・、彼のコメント「バンカーが難しそうだったので、極力避けるマネージメントをした・・・」を聞いて、ゴルフは頭を使ってプレーするものだと言う事を勉強させて頂きました。実力者はコースマネージメントをするんだ・・・、何も考えていない私とは技術以外にも差が大きいなぁ。

 

アプローチイップス云々以前に大きな技術不足がありました(単なる下手くそとも言えましょうか(笑))。次回までに精進します。さぁ、すべて忘れて19ホールに行きましょう!前回と同じく創作料理の「SeeN」さんです。

 

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佐藤幹事長、お疲れ様でした。

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音楽部長のYwくんは手の疾患の手術後に問題発生、入院中の為欠席でした。今日は音楽会無しでしたが、楽しく時間は過ぎて行きます。Yw君にはお大事にして頂き次回にはまた元気な姿を見せてほしいと願います。

 

今回も楽しい一日を有難うございました。また次回、12月の佐倉のコンペをすでに楽しみにしています。また宜しくお願い致します。

 カテゴリ:日々のこと

B-リーグ開幕・9/22/2016

バスケットボールのプロリーグが22日に開幕しましたね。

 

私は卓球少年でしたが、テニスもサッカーもバドミントンもバレーボールもハンドボールも大好きでした。

 

でも一番好きなのは実はバスケットボールです。

 

マイケル・ジョーダンとかマジックジョンソンを知っている人は多いと思いますが、ジェリー・ウエスト、オスカー・ロバートソン、はたまたボブ・クージー、ジョージ・マイカン等を知っている人はさほど多くないんではないかな?ビル・ウオルトンとかキキ・ヴァンダウェイ、デイブ・マイヤースのようなUCLAのエースたちを知っているかな?

 

そういう私ですから、B-リーグには少し期待しています。

 

LEDコートには驚きました。なかなか面白い。ただ、選手が滑ったケースが数回ありました。やや滑りやすいみたいです。そこらへんが改善されれば、これは未来のコートになるかもです。将来はNBAでも導入するかもしれませんね。

 

試合のレベルはまだまだのところもありますが、盛り上がりはよかった。

 

選手たちも自分たちで盛り上げていかなければいけないことを十分承知しているようなコメントが多く聴かれました。

 

人気スポーツの一つになってくれることを祈っています。

 

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 カテゴリ:スポーツの話

But not for me 私がジャズを聴くようになった理由

もう20年以上前でしょうか?家にいてテレビをつけたら映画をやっていました。ボーっとして観ていましたが、なんだか面白くなり最後まで観てしまいました。「フォーウエディング」という映画でした。

 

原題は「Four Weddings and a Funeral」です。ヒュー・グラントの名前を始めて知りました。

 

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共演のアンディ・マクダウェルがとっても素敵でした

 

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映画のストーリーは勿論面白かったですが、音楽がまたよかった。その中で私の心に残った歌が「But not for me」でした。映画の中で主役のグラントが一度マクダウエルに振られてしまう・・・と言うか、そういうシーンで流れてくるこの歌の歌詞がストーリーにピッタリはまります。

 

そしてその歌に、「なんていい歌なんだろう?」と思わされました。メロディーも綺麗だし、歌詞がいい具合に韻をふんでお洒落な感じのこの歌、カッコいい伴奏に素晴らしい声の持ち主が歌っていました。

 

映画の終わりにクレジットが流れます。それを一生懸命見ていました。なんと歌っていたのはエルトン・ジョン、なんか聞き覚えのある声だとは思っていましたが・・・。驚きました。

 

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いまでこそ、ロックやポップスのスターたちがジャズのスタンダードを歌うことが多くなりましたが、このころからですかねぇ?とにかく、CDショップへ行き、エルトンのアルバムを片っ端からチェックしましたが、この歌の入ったアルバムは見つかりませんでした。

 

どうやらこの映画の為に歌ったようです。早速サントラを買いましたよ。

 

元々私は歌がそこそこ好きでして、みなさんと同じようによくカラオケでいろんな歌を歌ったものでした。このころはよくそういう機会があったんですね。いい歌を聴くと歌って見たくなります。それでそのサントラを聴いてこの歌のメロディーなどを覚えました。

 

ただ当時はまだカラオケにはジャズのスタンダード曲は限られたものしか入っていなかったんですね。この歌を歌う事は暫くは出来ませんでした。

 

CDを何度も聴いているうちに、ジャズシンガーと言われる人達はどんな感じに「But not for me」を歌っているんだろう?と興味が湧いてきました。

 

その前から仕事帰りによく銀座の山野楽器やHMV(今は無くなってしまいましたね。)に寄ってCDを眺めていました。ジャズボーカルの棚を覗き、この歌が入っているCDを探しました。

 

フランク・シナトラの名前は私でも知っていましたからそれを一枚、そしてカーメン・マックレイと言う女性歌手のを一枚買いました。マックレイなんて知りませんでしたが、その名前でいっぱいCDが並んでいたので、きっと有名な人なんだろう!と勝手に考えて買ったこのCDは「グレートアメリカンソングブック」というタイトルの二枚組のライブ盤でした。

 

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これがまた素晴らしいアルバムでありました。おぉ~!カッコいいなぁ・・。それに他の歌を聴いて、「いやぁ~、いい歌がいっぱいあるもんだなぁ・・・。」と感嘆しました。バックの演奏もすっごくカッコいい。しかも場所はロス近郊のライトハウスと言う店でした。車で走っていて見た事あるじゃん!確か南の海岸沿いにあったよ!へぇ~~~!と、また驚きです。

 

ライブ盤ですから、バックのミュージシャンを紹介している音も入っていました。ギターはジョー・パス、ピアノはトミー・フラナガンと言う名前でした。

 

全く知識のない私でしたから(今でもたいしてありませんが(笑))、まぁ歌のバックだからそんなに有名な人じゃないかも、と思いながらまた山野楽器でチェックしてみましたら、結構沢山のアルバムがあります。二人ともいやいや有名な方々だったんですね。

 

そんな感じでまた他の歌も多々気に入りまして、またそれを他の人はどう歌っているんだろう?と違う歌手のアルバムを買って見たり、またインストではどうなんだろう?とか、どんどん興味が拡がって行きました。

 

やっぱり自分で歌ってみたくなり、ピアノで伴奏して客に歌わせてくれるピアノバーを探したり、また実際にライブで演奏しているところを聴いてみたくなって来ました。そうしてライブハウスで聴いて見ると、その迫力とアドリブの効いた、2度とおなじ演奏がない不思議な音楽に魅了されました。

 

そんなこんなで、いつの間にかジャズのライブに嵌ってしまった、と言う訳です。たまたまこのころにロックのCDを見ていて、ロックバンドの「シカゴ」のアルバムで「Night and Day」と言うタイトルのものが目に入りました。それを聴いてみたら最高だった・・・。シカゴがジャズのスタンダードソングをやったアルバムです。

 

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「Chicago」とか「Dream a little Dream of Me」とか、またいい歌を知りました。「Moonlight Serenade」をカッコよくアレンジして歌っていました。これはカラオケに入ってたから何度も歌ったなぁ・・・。やっぱりこういう人たちがこれだけ世界中で売れた(ロックでもポップスでも)のは理由がありますね。演奏も歌も本当に上手い!

 

またスティングが「Leaving Las Vegas」という映画の中で「Angel Eyes」とか何曲かジャズスタンダードを歌っていたのがすごくかっこよかった。たまたまそんなことが同時期に重なった不思議な時間でした。

 

単なるカラオケ好きの音楽ファンが、いい歌を発見して自分で歌ってみたいと思っているうちにいつの間にかジャズを好きになっていました。ジャズを聴こうと思ってジャズファンになった訳ではなかった私です。

 

今でもジャズ以外の音楽も大好きです。でも実際に聴くのは圧倒的にジャズがらみの音楽が多くなりました。私の患者さんのアメリカ人の方が「ジャズはアメリカ人のたった一つの発明なんだよ」と言っていました。よく聞くフレーズですが、たった一つとは言わないけれど、なんと素晴らしい発明ではありませんか?

 

私は今62歳ですが、私たちの年代(または先輩方)の方でジャズ愛好家の方たちは、若い頃にジャズ喫茶でジャズを聴いていた方が多いようです。私の友人でも「学生時代はよく行ったよ。」と話す者がいます。でも私はそのころ日本にいませんでしたから、そういう機会はありませんでした。(その頃はジャズに興味もありませんでしたけど・・・)

 

日本で大学に行かなかった私は(そう、恥ずかしい話ですが私は受験に失敗して泣く泣く都落ちして渡米したのです。)麻雀も出来ないし、パチンコもやりませんでした。(アメリカになかったから(笑))日本のジャズ喫茶も知らずに成長しました。

 

ですから、ジャズ喫茶でレコードを聴いていた日本のジャズ愛好家の方たちと、この音楽への入り方が違ったと言う事もあり、少し音楽に対する感覚が違うかな?と感じることもあります。

 

ジャズ喫茶でよく流れていたであろう「名盤」を私は知りません。だから名曲だったり、名演だったり、いまだに知らない事ばかり。でも私が大好きな歌が意外に皆さんには知られてなかったりすることもあります。

 

「リクエストありますか?」とボーカリストが言うのでリクエストしても却下されることがよくあります。いろんな有名な歌手がみな歌っている歌なのに日本では知名度が低いこともあります。ジャズ喫茶ではかからなかったんでしょうか?

 

聴き方にしても、ジャズ喫茶ではみな目をつぶって静かに音を聴く習慣だったそうです。店によってはお喋りしようものなら追い出されることもあったとか。一部の店ではジャズを学ぶ修行の場であるかのような雰囲気があったと聞きます。(私は行ったことないのでホントかどうか知りませんが)

 

成程、だから日本のライブハウスでは目をつぶって聴いている人が多いんだな、と言う事にあるとき気が付きました。私はそうやって音楽を聴いたことがなかったので、ジャズのライブを聴き始めた頃ある人になぜ目をつぶるのか聞いたことがあります。

 

「こうして聴いてると、音がよ~く聴こえるんだよ。」、「へぇ~、そうなんですか?」、私も真似してやってみました(笑)。すると、確かに音が鮮明に聴こえるような気がしました。人間はある感覚を遮断すると、他の感覚が鋭くなるようになっているのかも知れませんね。うん、結構いいかも・・・。CDを聴いているときに目を閉じると、ライブの情景が頭に浮かんでさえ来ます。

 

そういう聴き方も音楽を楽しむ素晴らしい方法の一つなのだと思います。ただ、怖~い顔をして聴いている方も時折いますね。これだけはいまだに私には意味不明です。そんなにつまらないのかなぁ・・・???

 

私は、と言いますと、But not for Me(笑)、やはりせっかく生で聴いているんだから目は閉じたくありません。ミュージシャンたちが楽しそうに、時には同僚のいいフレーズに笑顔で応えたりしながら演奏するのを見ていると音楽の空間が拡がって行くように感じます。歌手やミュージシャンたちの表情も聴こえてくる音を彩っているように感じます。

 

私にとってライブの音楽は、(ちょっと極端な言い方をすれば)ミュージカルやオペラのように「観て、聴いて」楽しむのが好きです。やっぱりジャズはライブだよ!

 

若い頃は結構遠慮して聴いていましたが、私もいつの間に60を越え、老人の部類に入りました。他のお客さんたちにまだ若干の遠慮、気遣いは致しますが。割と弾けて楽しませて頂いているこの頃でございます。(謝)

 

さて初めに書いた「フォーウエディング」ですが、この映画がアメリカで意外なヒット作となり(ゴールデングローブ賞とか取ったらしいですね)ヒュー・グラントの出世作になったそうですよ。いい映画だったなぁ。

 カテゴリ:音楽の話

バット・ノット・フォー・ミー

They`re writing songs of love,  but not for me♪

みんな恋の歌を作ってるけど、でも僕の為じゃないんだ。

A lucky stars above,  but not for me♪

空には幸運の星が・・・、でも僕の為じゃない。

 

私が「フォーウエディング」という映画の中で初めて聴いたこの「But not for Me」はエルトン・ジョンが歌っていました。それからいろいろな歌手の「バット・ノット・フォー・ミー」を聴きましたが、チェット・ベイカーのあの彼特有のけだるい感じの歌が印象に残っています。

 

chet

 

文節の最後をず~っと綺麗に韻を踏んで行く歌詞の最後に、

 

When every happy plot, ♪  ends with the marriage knot, ♪

幸せなお話はみんな結婚と言う絆で結ばれる。

And there`s no knot~♪for~♪~~me~~~~~♪

でも僕にはそんな結び目がないんだ・・・。

 

plot のあとに knot と韻を踏みます。そして曲のはじめの not と最期のknot は韻をふんでいるだけでなく全く同じ発音で違う意味の二つの単語を掛けています。絶妙な作詞ぶりではありませんか?楽器では出来ない、歌だからこその音の妙です。「音を楽しむ」と書く音楽の楽しみの一つです。

 

歌詞の意味は訳せるんだけど、こういう言葉の使い方のカッコよさは、違う言語で表現することは難しいんでしょうね。これも含めていい歌なんですけど。

 

聴いた事がなかった(今まで知らなかった)いい歌がいっぱいあるんだなぁ・・・。そこから(時系列的には古いけど)私にはとっては新しい(私自身の時系列では初めて聴いたわけですから一番新しいものでした)素晴らしい音楽、演奏を発見して行き、ジャズを大好きになったきっかけの歌でもあります。

 カテゴリ:音楽の話

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