お盆休みのお知らせです。
8月12日(水)~8月17日(月)の間は休診とさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
2015年7月23日 カテゴリ:お知らせ
先週末に、「あ、蝉だ・・・。」と鳴き声に気づきました。
今朝も亀戸緑道公園ではちらほらと・・・。地面にもまだ少ないけど蝉の穴が開いていました。
梅雨があけて、今年も蝉の季節がやってきたようですね。
何年もの間地中で育ってきた蝉がその間の鬱憤を晴らすかのように、大合唱する夏です。
今年も夏を迎える事が出来ました・・・。
2015年7月23日 カテゴリ:日々のこと
全英が終わりました。3人によるプレーオフの結果、アメリカのザック・ジョンソンが見事に初優勝を決めました。松山選手は最終日前半は優勝争いに加わっていましたが、後半失速して18位タイに終わりました。
今朝ちょっとだけ録画した映像を見て来ましたが、ジョンソン選手は最終18番ホールで10ヤード程の長いバーディーパットをねじ込んでのプレーオフ進出でした。ガッツポーズに気合がこもっていました。今夜録画を観るのが楽しみです。
今回は全英オープンゴルフについてのうんちく話を語ろうと思っていたのですが、テレビの中継で私ごときが知っているような話は語りつくされてしまいました。
例えば、「ゴーイングアウト、カミングイン」ですが・・・。何度も出てきたようにクラブハウスから一番遠いところに9番ホールがあり、そこからハーフターンしてきますから、日本のようにハーフ終わって、クラブハウスで休憩など出来ません。
また、アウト、インに分けてスタートすることも出来ません(半分の選手を5キロ前後先まで連れて行かなくてはならなくなります)から、全選手が1番ホールからのスタートとなります。
北緯56°の夏は一日が長いですから、それが可能になりますね。なにしろ午後10時くらいまでプレー出来るそうですから・・・。
さて、今回の第144回オープンチャンピオンシップでは二人の名ゴルファーがこのトーナメントから引退することになり、最後の全英オープンでのプレーとなりました。トム・ワトソンとニック・ファルドです。
そして、もう一人、伝説的なスターターとなったアイバー・ロブソンさんです。41年間この全英オープンゴルフのスターターを務め、全選手の名前をスタートティーで紹介してきた人です。ワトソンが初優勝した1975年から全英のスターターを務めているそうです。
先ほど書いたようにこの試合では全選手が1番ティーからスタートします。予選ラウンドでは全員がティーオフするのに10時間ほどかかるそうです。ロブソン氏はその間ずっとスターター席に立ち続けています。
前夜から、極力水分を控え、朝サンドイッチを食べてから仕事を終えるまで食事もしません。プロなんですねぇ・・・。
何年か前の全英オープンの時に日本のテレビクルーがロブソン氏にインタビューしたことがありました。「日本選手の名前は呼びづらくないですか?」と質問しました。
彼が答えるには、「いやぁ、そんなことはないよ、むしろ簡単だね。ローマ字読み(ラテン語読みでしょうか?)すればいいんだから。むしろヨーロッパ選手のほうが難しい。教えてもらわなければ読めない名前が多いんだよ。」とのことで、興味深い答えだったことを覚えています。
成程・・・、ですよね。日本人の名前でも教えてもらわなければ読めない名前があるのと同じように、多分イギリス人の名前でも(イギリス人にしても)発音の仕方が解らないものがあるんでしょうが、他のヨーロッパ各国の名前となると、全く読めない名前がいっぱいあるのでしょう。
5年前のここセントアンドリュースでの全英の時だったと思いますが、南アフリカの「Oosthuizen」選手の名前がリーダーボードに上がって来た時に、アメリカのメディアが「これ、何て発音するんだ?」と大慌てしたそうです。
日本のメディアも、今でも「ウエストヘイゼン」だったり、「ウーストハイゼン」だったり、いろんな書き方をしています。
日本人にとっても英国、米国の名前は外国の名前としては馴染みが深いので聞いた事がある名前は多いですが、他のヨーロッパ諸国の、或はアジア各国の言葉や、名前はあまりなじみがなく、読み方が解らない単語や名前がいっぱいあります。
アメリカ人やイギリス人にとっても同じなんでしょうね。北欧の名前、スラブ系の名前、難しい名前が多いんだと思います。多分「ウーストハイゼン」はオランダ系の名前なんでしょうか?
なんにせよ、ロブソン氏には「ご苦労さんでした。」と言いたいですね。
さて、悪天候のために一日延長されて今年の「The Open Championship」も終わりました。松山選手は大急ぎ日本に帰って、木曜からのトーナメントに出場予定です。
契約しているスリクソン主催でもあり、福島で行われることが松山選手には特別の意味がある大会ですから、出ない訳には行かないのでしょうが、かなりの強行軍になってしまいましたね。体調を崩さない事を祈りたいですね。
2015年7月21日 カテゴリ:スポーツの話
台風の影響でしょうか?風が強いです。昨夜からゴルフの全英オープンが始まりました。テレビを観ましたら、あちらも風が強いです。おまけに寒そう・・・。
中にはダウンジャケットを着て観戦している人もいます。日本の解説陣の青木さん、松岡修造さんは暖かそうな手袋をはめていました。
ヨーロッパって、日本よりだいぶ北にあるとは思っていましたが、チェックして見ましたら、このセントアンドリュースは樺太よりも北にあるんですね。北緯56°だそうです。モスクワやアラスカと変わらないんですね。そんなに北だったんだ・・・。
日本では真夏の暑さですが、スコットランドではこの通りの寒さです。ただ、このリンクスでは、「一日の間に四季がある、」と言われる程天候の変化が激しくて、半袖で十分な暖かさになることもあるそうで、いやいや凄いところです。
昔、アメリカに行ったばかりの頃のことを思い出しました。1973年に行きましたが、丁度そのあとだったかオイルショックがありまして、ガソリンの値段が跳ね上がったんですね。
それまではアメリカではV型8気筒の6~7リッタークラスの大型エンジンを積んだ大型車が我が物顔で走っていました。その頃アメリカでは高級車の代名詞はキャデラックだったんです。
ガソリンが倍以上の値段になり、また値が上がり続けてガソリンを食うアメ車の代わりに日本車やヨーロッパの車が増えて行きました。日本車が世界で売れるようになったのはこれが一つの大きなきっかけになりました。
キャデラックの代わりにメルセデスが高級車としての地位を確保しました。ただ、このころ暑い気候の南カリフォルニアなどでは、ベンツの故障が続出したんです。元々ドイツではエアコンが必要なかったのでメカニカルに対応できていなかったんでしょう。
勿論すぐに不備は解消されて、エアコンがらみの故障はなくなって行きました。そんな時代があったんですね。
そう言えば、私の子供たちが小さかった頃に夏に草津へ旅行に行ったことがありましたが、そのとき泊まったホテルにはエアコンがなかったので驚いた記憶があります。
日本でもエアコンがいらない地方はあるんでしょうね。私は東京の事しか知らないもので、日本のことでさえ知らないことだらけですね。
さて The Open Championship です。松山選手はイーブンパーで64位スタートとやや出遅れました。
タイガーは4オーバー、139位と苦しんでいます。でも、もう誰もそれに驚かなくなりました。復活はあるんでしょうか・・・。
今夜は録画を観ながら晩酌することにしましょうか。もう二日目は悪天候の為に中止になったそうです。ちょうど3連休ですから、ま、いいか・・・。(あるウェブサイトに中止と書いてありましたが、”suspended” だったようで、3時間ほど遅れてスタートしたようです。)
2015年7月17日 カテゴリ:日々のこと
暑い夏が来る前に、船橋カントリー倶楽部へ行って来ました。11日の土曜日は曇りの予想でしたが、朝曇りのあと徐々に太陽が元気になって来ました。
Hさんも痩せていい体型になりました。
前回は雨が続き、天候によって行動制限のあるOsくんは参加できませんでしたが、この日は見事に梅雨の合間を縫っての好天に恵まれ、久しぶりに船カンにOsくん登場です。
50組近い来場者とのことでしたが、殆ど前が詰まることもなく順調にラウンドしていきました。
Osくんは2回目の歩いてのラウンドでしたが、前回よりは足取りも軽くなっていましたね。徐々に体力もついて来ているのでしょう。殆ど一年入院していましたから、少しづつ焦らずに回復していかなければなりませんが、ゴルフは丁度いいリハビリかも知れませんね。
Gtくんはまた違うドライバーを持って来ました。最近好調のティーショットはドライバーを代えてもフェアウエイをとらえて行きます。ショットはいいのですが、いまいち噛みあわず、パーが取れません。
パターがちょっとの差で入らないと思えばアプローチが寄らなかったり、相変わらず大崩れはしないのですが、彼には不満なスコアだったでしょう。
Os君はやはり長いブランクがありましたし、体力もかなり落ちていますからなかなかスコアに結びつかないのも仕方ないところですが、負けず嫌いの彼には内心悔しいラウンドでしょうか?相変わらずロブショットは上手いんですけれどね。
また力が抜けてフォームはまとまって来ていますから、もう少し体力を回復させて慣れてくれば直ぐに戻って来るんじゃないかな?明治の大砲はすっかり影を潜めましたしね。
Hさん、ゼクシオに慣れて来たようですが、やはりドライバーが時折曲がります。これも噛みあわないホールが続きました。林に入れるとワンペナ、ツーペナが付いたのと一緒です。昔のような大たたきは無くなったんですが・・・。
フィニッシュはなかなかのものではないですか?いいショットを打った時はいいフィニッシュになりますね。これが続けばいいスコアが出るんだろうなぁ・・・。
昼食休憩は一時間弱ありました。Osくんは食欲も出て来て頼もしいですね。Gtくんと私は休憩が長いとアルコールが進んでしまいます。お蔭で後半スタートの2ホールくらいはやや乱れます。Gtくんは酒に強いからあまり変化無いようですが・・・。
いつもながら手堅いGt君はスタートホールと最終ホールでトリプル、途中パー4で9回と叩いたのを除けば全てダボ以内(ダボも4つだけですが、)の堅実なプレーで52、47の99でした。ご立派です。(彼にとってはご不満のようでしたが(笑))
Os君はやはり体力が戻っていませんから、2年前から10~15スコアが増えています。115回。ラスト2ホールで少し疲れて9オーバー、これが無ければね・・・。
Hさんは私と同じでティーショットが荒れました。でも大たたきしなくなったなぁ・・・、と思っていましたが、やはりラスト3ホールで13オーバー、これが無ければなぁ・・・、60、59の119でした。
さてこの日の私です。パーが5個、バーディーひとつ、前半はノーボギー(パー3個以外はダボ以上と言う事です)でした。上がってみれば106回打っていました。相変わらずの私でした。
ドライバーとアプローチ以外はショットは絶好調でした。4つのパー3全てパー、或はバーディーでした。ただ、やや捕まりすぎ、フックが強くかかることが多かったかな?
途中からドライバーを諦めてスプーンでティーショットを打つようにしてからスコアがまとまり始めました。後半はダブルボギーが一つもありません。ダボなし、パー2個、バーディー1個、ボギーが3個、あとは7、9、10の大たたきと言う不思議なスコアカードでした。ラス前のパー4で10回!これが無ければ・・・。(ゴルフにタラればは御座いませんよ!)
ただアプローチイップスはいまだ克服出来ず、林から出すだけのショットを2連続空振りしてみたり、バンカー手前からのアプローチなども見事にダフってバンカー・イン。そこから行ったり来たり、等々・・・。ただ前ほど精神的に落ち込む事は無くなりました。もう仕方がないものね・・・。と諦めやすくなりましたので気持ちが楽ではあります。(ちと、情けない話ですが・・・)
前回の船カンではOsくん疲れ切ってしまい、19ホール目はありませんでした。今回は(心配しましたが)体力が残っていたようで、千葉ニュータウン中央駅前のイタ飯やさんへ行ってきました。
やっぱりイタ飯は美味いねぇ・・・!と
昨日今日と真夏の暑さです。この暑さを避けての土曜日は正解でした。次回は暑さが緩む頃を見計らって来月の末までゴルフはお休みです。皆さまも暑さ厳しいこの頃、お体にはお気を付け下さい。
2015年7月14日 カテゴリ:日々のこと
火曜日の一人目の患者さんのカルテに日付を入れたときに、「あぁ、七夕だったんだ・・・。」と気が付きました。
年ごとに季節感を失っていまして、その日になって初めて思い起こすことが多くなったようです。
残念ながら雨模様で、夜になっても星は見えません。晴れていても東京では天の川は見えませんか・・・。
40数年前、高校生の頃ですが、夏に伊豆七島へ行くのが流行っていた、と言うかトレンド?って言うんですかね?毎年夏休みになると、友人たちと竹芝桟橋から船に乗って神津島、式根島、三宅島、などの島へ行ったもんでした。
夜になると、こんなにいっぱい星があったんだ・・・!と満天の星に驚いたことを思い出しました。その頃は全く違ったことに興味があって島へ行ったんですけど、さすがに感じるものがあったんでしょうね。
アメリカにいた大学生時代、ひとりで車に乗って3週間ほど西部のいくつかの州を旅したことがありました。
貧乏旅行です。地図を頼りに行く先々でオートキャンプ場を見つけて野宿しながらの旅でした。テントなんぞは持ち合わせず、ただ寝袋に入って地面に寝ます。夏は殆ど雨が降らない地方ですから、それで問題ありませんでした。
寝袋に入って夜空を眺めていると、流れ星がいくつも流れて行きました。田舎の山の中のキャンプ場からは毎日星がいっぱい流れて行くことを知りました。
一緒に島に行った親友の一人、Sz君が夏に遊びに来て二人で旅行したときも同じような旅をしました。楽しかったなぁ・・・。Szは40半ばであの星の向こうへ逝ってしまいました。
思えばあの頃一緒に遊んだ仲間たちと、釣りに行ったり、今ではゴルフが多いですが、関係なく飲みに行ったり、いまでも楽しく付き合って貰っていることには本当に感謝です。
七夕からあちらこちらに思いがそれて、いろいろ思い出しました。
ところで、今の子供たちは織姫さまと彦星さまの物語、知ってるんでしょうか・・・?
久々に歯の治療をしました。左上の小臼歯の外側のエナメルが大きく欠けてしまったからです。虫歯があった訳ではありません。
昔(中学時代か高校生の時か?)もう40年以上前に虫歯の治療をし、アマルガムと言う詰め物がしてありました。歯の上から見て、真ん中に金属の詰め物があり、歯の前と内側に自分の削っていないエナメル質が残っています。
永久歯は子供の時に萌出し、それがずっと仕事をし続けてくれるわけですが、体の他の部分と違い、新陳代謝で細胞が置き換えられることもなく、それでもひたすら酷使に耐えて私たちの為に頑張って物を噛み切ってくれるのです。
でも、やはり歳とともに疲れてくるんですね、新陳代謝している肉体でさえ疲れてきます。あちこちが傷んで来ます。歯もすり減ってくるし、欠けやすくなって来るんです。
よく患者さんにそう説明していますが、まさにそれが私の歯に起こりました。こういう欠け方をすると、被せもので覆って補強しなければなりません。
たまたま根本先生がここで手伝ってくれるようになっていましたから、本当に助かりました。信頼のおける歯医者さんですから、安心してお任せできます。早速予約を取り(根本先生はご自身の患者さんが詰めかけて大忙し、4週間先の予約になりました。
さて、まず麻酔です。よく効きますねぇ・・・。これもよく患者さんに話しますが、患者さんには、顔が腫れたような感覚になるのですが、腫れてはいないんです。鏡を見せて安心して頂きます。自分で久々に麻酔を経験しましたが、「いやぁ・・・、ほんとに腫れたみたいに感じるよ・・。」と今更ながらに思ってしまいました(笑)。
さて形作りが始まりました。被せものの厚みの分だけ歯の周りを形成します。痛くはありませんが、やはり身体に力が入ります。よく患者さんに「は~い、力を抜いて、楽にしててくださいね・・・。」と話しかけますが、やっぱ、難しいですねぇ・・・。
仮歯を作ってもらい、歯型をとります。技工所には「私の歯です・・・」と恥ずかしながらメモを添えて送ります。一週間後にセラミックの歯が完成して来ます。
仮歯でも全く問題ないですね。忘れて普通に噛んでも全く支障ありませんでした。
さて、完成したセラミックの歯を装着します。ちょっとしみますが、麻酔なしでやってみました。削るわけではありませんが、少し触るだけでピリッと沁みます。これくらいなら我慢できますから、調整してセメントでセットしてもらいました。
少し高いかな?とも思いましたが、一日使ってみました。これもいつも患者さんに話すことですが、入れた詰め物や、被せものが少しでも高いと、噛むと痛みます。無理して慣らそうとすると、歯に大きなダメージを与えることがあります。
人間の顎の力はとてもつよいものです。その力を普段は28本の歯で分散して受けているのですが、高いとその歯だけですべての力をう受けますから、ほぼ十倍以上の力を受けることに(単純計算ですが)なります。
この力を受け続けると、さすがに耐えられなくなり歯をダメにしてしまう事さえあるのです。ですから食事してみて痛んだり、高く感じるようなら、少しでも早く調整しなければいけません。遅れるほどダメージが重なり、咬合痛がなくなるのに日数がかかるようになることもあります。
「いやぁ・・・、本当に、噛み合わせが高いと痛いもんだなぁ・・・。(笑)」と、いつも説明している事を実感しました。患者さんになってます。気持ちがいっそうわかります。
次の日に根本先生に「根本さん、もうちょっと調整してください」とお願いして、ほんの少し直してもらっただけで格段に楽になりました。
私の場合は一回の調整で済みましたが、一か所直すと、微妙に他の点が強く当たってくることもあり、たまには何回か調整しないといけないケースもあります。こんなもんかな?と思って慣らそうとすると、大きな問題になることもあります。違和感ないところまで調整して貰って下さい。
私の歯にはメタルボンド冠と言う、貴金属の薄いフレームにセラミックを焼き付けた冠を装着しました。歯に接触している冠の内面は金属です。金属は熱を伝導しますので、歯の敏感な部分が熱の変化を感じやすくなります。
その為に、以前よりも冷たい水や熱い食べ物などに沁みやすくなります。個人差がありますが、2~3週間で慣れてきてしみなくなって来ます。このこともいつも患者さんに説明していることですが、「いやぁ・・・、ほんとにしみるもんだなぁ・・・」といまさらですが実感しました。
今はもう水にもしみなくなり、快適に食事をとることが出来ます。根本先生に感謝です。
患者さんが感じる事を実感できたのも久しぶりです。いっそう患者さんの身になって治療することの大切さを感じさせてもらいました。皆さんも同感でしょうが、ま、あまりこういう経験はしたくはありませんけれど・・・。
代ナルへ行って来ました。ヴォーカルのMiwo(ミオ)さん、フルートのカナさん、そしてピアノの遠藤征志さんの3人のステージでした。
セカンドからお邪魔しましたが、ほぼ満員のお客さんで盛況でした。なんか嬉しくなります(?)
ちょっと変わった組み合わせですね。フルートのカナさんは確か前に山岡桂子さんがここを退職する直前にライブをしたときに出ていましたかな?
Miwoさんは以前、浅草のSmileに初めて行った時に(亀戸から近いのでどんなところかチェックしに行きました)ダブル、かトリプルヴォーカルだったか、でライブをしていた中の一人でした。
全然知りませんでしたけど、一人だけ輝いていた、と言うか上手さが光っていてよく覚えています。上手な歌手がまだまだいるもんだなぁ・・、と思いました。
フラッシュなしだとライトの当たり具合で綺麗に撮るのが難しいですねぇ・・・。右のカナさんはよく写らなかったですね。残念!
一曲目に「Come rain or come shine」を歌ってくれました。スローに、情感がこもった素晴らしい歌いぶりでしたよ。うぅ~ん!お主、なかなかやるのぉ・・・!って感じかな(笑)。
皆さんに聴いてほしいねぇ、こういう上手い歌手の歌は・・・。
この日は梅雨空でしたから、この日は雨に因んだ歌を多く歌います、と言っていました。一曲知らない歌をやってくれました。なんかニューヨークのなんとか・・・、とか言う題名でしたが忘れちゃった。
でもいい曲でした。こういう曲を発掘して歌うのもこの人たちの仕事の一つなのかも知れません。ただ単に私が無知なせいもありますが、まだまだ知らないいい楽曲が沢山あるんでしょう。
彼女が出てくる前にインストで遠藤君とカナさんのデュオで3曲ほど演奏してくれました。一曲目に遠藤君のファンの方らしいグループが私の前の席にいたのですが、その方のリクエストだったようで、「イマジン」をやりました。
いやぁ・・・、ノックアウトされました。彼の音色の美しさには定評がありますが、ゆっくりと静かなバラードでの始まりに、素晴らしいフレーズが醸し出され、皆さんウットリと聴き入ってしまっていました。私も同様です。
初めソロから入って、ワンコーラス後からカナさんが入って来ましたが、その時点でつい拍手を送ってしまいました。
そのあとは迫力ある力強いプレーと繊細な優しいフレーズを交えた素晴らしい演奏でした。カナさんも一生懸命ついて行っている感じ、でも時々かっこいいフレーズで応えていました。
途中から「いいぇ~!、ワォ~~!・・・」ついつい私の(悪い?)癖で、掛け声を何度も発してしまいましたが、なんか盛り上がったなぁ・・・。ほかのお客さんも結構声を出して声援していました。大拍手で一曲目が終わりました。
一緒に演奏していたカナさんが思わず「カッコイイー!」と言ってしまった程の素晴らしいプレーでした。
カナさんもオリジナルの曲を披露してくれたり、とってもいいライブになりました。Miwoさんの歌も素晴らしい、そしてバッキングでも遠藤君がセンス良いプレーで盛り上げてくれました。
若手(とはもう言えないのかな?)のピアニストの中では、私の身内の森丘ヒロキ君とならんで、大好きなピアニストです。
二人とも素晴らしいテクニックと、歌ごころ(私はこれがとても大切だと思っています)を持ち、そして誰の真似でもない個性があります。いつ聴いても心が動かされるのです。