今年の診療は12月26日(金)で終わらせて頂きます。本年中は有難うございました。
新年は1月5日(月)からスタートします。来年もどうかよろしくお願い致します。
皆さま、お体にお気をつけて、良いお年をお迎えください!
2014年12月15日 カテゴリ:お知らせ
今年の診療は12月26日(金)で終わらせて頂きます。本年中は有難うございました。
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2014年12月15日 カテゴリ:お知らせ
先日の日曜日、御茶ノ水ナル45周年記念ライブの最終回として、追加ライブがありました。シーラ・ジョーダンさんとピアノのピーター・ミケリッチさんのデュオに中村健吾さんのベースがアシストしました。
2セット目から行きましたが、ほぼ満席で盛り上がった雰囲気が伝わって来ました。演奏が始まり、彼女の歌を聴いて大感動!盛り上がる理由がよくわかるステージでした。
実は私は彼女の名前を知りませんでした。(音楽の知識、たいして持っておりませんので。この程度の知識です)伝説的な歌手だと聞き、ちょっと聴いてみようかなぁ、程度の興味でお茶の水に来ました。
昔、チャーリー・パーカーの影響を受け、スキャットのアドリブが凄い・・・、等と解説してある文を読みかじって行きましたが、歌が素晴らしかったです!
歌詞に自分の人生を盛り込み、いろんな有名なミュージシャンとの想い出がいっぱい出てきます。エラのスキャットの素晴らしさに、子供心に憧れた話も出てきます。
なんでもシーラさんにはチェロキーの血が入っているそうで、それでかなぁ?ネイティブアメリカンのチャントのような声で始めた歌もありました。
ケニー・バレルやトミー・フラナガンとギグをよくやった話も出て来ましたねぇ。いったい何人の名前(私でも知っているような有名ミュージシャンたちの名前ですよ)が出たんだろ?録音でもしておかなければ伝えきれないシーラさんの想いのこもった歌の数々でした。
そしてスキャットは噂通り最高でした。中村さんのベースも冴えわたり、シーラさんが、「電話番号教えて頂戴!一緒にニューヨーク行こうよ!」とジョークを飛ばしたくらいです。
お客さんも最高の盛り上がり!あちらこちらから「イイェ・・・イ!」声がかかったり、口笛で賛辞します。曲が終われば万雷の拍手です。こうなるとミュージシャンたちも実に気持ちよさそうに演奏していました。
歌の中で「私はもう86歳よ」と歌った時はみんな「おぅ~~!」っとどよめきました。そんなお歳とは感じられないエネルギーとオーラに満ちていましたから。
お客さんの中に、先日Pacoに出演した畑路子さんがご主人といらっしゃるのを見つけまして、ご挨拶してきましたが、彼女もえらく感動していたようで、「歌の中でああいう言葉の使い方、日本語でやってみたい!」とか興奮気味にお話してくれました。
そう、英語を聞き取れないと、あの歌詞、歌を観賞することも理解度が何10パーセントかは足らなくなってしまうかもしれませんものね。日本語でやればわかってもらえることも多くなるよなぁ・・・。気持ちはわかるなぁ・・・。ただ日本語って、やや歌との相性が英語ほどよくないところもありますから・・・。でも畑さん頑張ってトライしてほしいです。
アンコールが終わり、感動して席を立つタイミングが遅れました。あっと言う間にレジに長蛇の列が出来てしまいまして、待っていたのですが、待っている間に思い切ってシーラさんに話しかけに行きまして、この素晴らしい夜のお礼を言ってきました。
ついでに図々しく一緒の写真を撮らせてくださいとお願いしましたら、快くOKしてくれました。携帯を出して、「これ、どうやるんだっけなぁ?」とつぶやきましたら、彼女のとりまき(関係者だと思いますが)の方が「私にお任せ下さい!」と私の携帯電話を手に取り、写真を撮ってくれたのですが・・・。
いったいどうやったんだか、真っ暗です。隣にいた(ライブの時のMCから想像するに、カメラマンさんのようでしたが)方がカウンターに置いてあったライトを向けてくれてもう一枚!でもやっぱり暗くって、シーラさんも「ちょっと暗すぎるわよ」と言っていましたが、あまり何度もお願いするのも申し訳なく、いやこれでいいです・・・、と言ってお別れしました。
暗すぎてちょっと不気味かなぁ?こんなの出したらシーラさんに失礼だったかもしれないけど、この暗い写真でもアップで見ると彼女の素晴らしい笑顔がわかりますよ。とっても素敵なレディでした。私自身はは暗いほうが実物よりよく見えるようでこれでOK?
きっとまた日本に来て下さい!とお願いをしましたら、「勿論来るわよ」と約束してくれました。シーラさんほんとにありがとう!She is truly the real thing!です!今回聴き逃した方々、彼女がまた来て下さることを一緒に祈って下さい。本物です、「違いの分かる人」は聴かにゃぁ・・・あかんよ!
2014年12月11日 カテゴリ:音楽の話
またPacoさんにお邪魔しました。先週ですが遅ればせながらライブレポートです。門馬瑠依さん(Vo)と門馬由哉くん(G)のデュオでした。
瑠依さんはソロで2度ほど聴かせてもらったことがあります。ここPacoと代ナルでした。由哉くんは初めて聴きます。
演奏前に二人が話しているのを聞くと、敬語を使っていました。あれ?と思ったら別に姉弟ではないんだそうです。たまたま同じ苗字で同じ北海道出身ということで、デュオの名を門馬姉弟にしたらしいです。
ライブが始まりました。仕事帰りで2セット目からです。門馬くんはガットギターを使っていました。前の週に聴いた志賀さんと比べるとやはり男性ですね、パワーを感じます。
スマホのシャッター音の止め方知らないもんで、うるさいかと思って演奏中は写真撮れません。情けなや・・・。
なかなかやるじゃん!と思ってしまうギターと歌のデュオでした。瑠依さんのいままでに聴いたライブよりも、由哉くんとのデュオの方がいい感じかも。
由哉くんの太いギターサウンドがよく瑠依さんの歌をアシストしていたし、掛け合いもなかなか良かったです。
アレンジも良かったですね。「ビビディ・バビデ・ブゥ」は面白かった。ディズニー映画の歌って、いい曲が多いから、ジャズの人に限らずいろんなミュージシャンがレパートリーにしていろんなアレンジがありますね。
「ビビディー・・・」はジャズでは初めて聴きましたが、これ結構いけますねぇ。
また、由哉くんのギターからはいいフレーズがいっぱい出て来ました。バッキングでもソロの時でもなかなかフィーリングのある音を聴かせてくれましたよ。かれのフルアコも聴いてみたいですね。
そう、前回の志賀さんのフルアコも聴いてみたいなぁ・・・・。
2014年12月9日 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話
前に小さな親切のことをブログに書いた事がありました。そのときに、自分がどんなに小心者なのかということの例えに、人前で目玉焼きを食する時に、どの時点で黄身をつぶすのかといった些細なことさえ悩んでしまった若い頃の思いを書きました。
その時、そうそう、あの頃読んだ伊丹十三さんの「女たちよ!」にえらく共感したよなぁ・・・、と思い出して懐かしくなりました。
高校生の頃、同級生の間で話題になっていて、読んでみたら面白くって、面白くって・・・。多感な時期に、そしてまだ海外の情報やら、あまり入ってこなかった時代です。影響されましたねぇ・・・。
今のような情報過多の時代と較べるとまぁのんびりした時代だったかも知れません。なにしろ私の子供の頃はスパゲティーと言うものは、茹でたスパゲティーをケチャップで炒めて作るものと思っていましたし、カレーにはソースをかけて味付けしないと不味くって食べられなかったものです。
フレッシュジュースなんぞというものはなく、ジュースはジュースの素という粉を水にとかして飲みました。(さすがに高校生のころは少し変わって来ていましたが、)
「北京の55日」や「ロード・ジム」の撮影で長くヨーロッパなど海外に滞在した彼のエッセイは、本当にかっこよくって、洒落っ気があって、いろんなことを教えてくれたし、またとっても共感する部分もあったですし、なにより私たちの価値観を少し変えたかもしれません。
もうひとつの「ヨーロッパ退屈日記」もすぐに読みました。こちらのほうが早い出版ですが、当時のヨーロッパ事情が盛り込まれ、知らなかったことがいっぱい。本当に面白かったなぁ。この2冊を読んだあと、少しだけ「違いのわかる男」、になったような気分になったものです。
さて、目玉焼きの食べ方です。若い頃は、今は失ってしまった恥じらい、見栄など様々な感情がいっぱい自分の中に詰まっていました。自意識やや過剰、カッコつけたい年頃でもありました。
友達と食事するときに、たまたま目玉焼きが出てきたときに、なんかどうやって卵の黄身を食べようか?食べ方がみっともなく見えないかなぁ?とか何故か心配になってしまったものです。
そんな事に悩んだ事がない方も多くいらっしゃるかと思います。そういう方々にはこの感情が理解出来ないだろうことと思いますが、そんなつまらぬ事に悩む人間もいるとだけご理解頂ければよいかな?
誰も見てなければ、黄身に口を付けて吸い取ってみたり出来るのだけど・・・。周りの白味を先に食べちゃって最後に黄身を一篇に口に入れるってのも、なんかみっともなくないかなぁ・・・?でも潰しちゃうと、黄身が皿に流れて綺麗じゃないし・・・、とか悩んでしまう少年でした。
同じ悩みをお持ちだった方がいらっしゃったら、あなたは私の仲間です!そして伊丹十三さんもそうだったのかも知れません。
「女たちよ!」の中に、目玉焼きの正しい食べ方、と言うエッセイがあります。
「目玉焼きというのはどうにも食べにくい料理である。正式にはどうやって食べるものなのか。こうだ、という自身のある人にかつてお目にかかったことがない。・・・・」という出だしで、ウイットに富んだ文章が綴られています。最後に「私の用いている方法をいおうか。・・・」と彼の食べ方を教えてくれます。
私は一度でいいからその方法を試してみたかったのですが、いまだにその勇気が出ずに今に至っています。多分出来ないままに人生が終わりそうです。
のちになって、全てが正しかったわけでもなかったことには気づきました。なんせ彼が30代前半に綴ったエッセイです。高校生だった私には本当に新鮮でしたが、今はまた違う感じ方でとらえる事が出来ます。そしてなお、伊丹十三さんの感受性、観察眼、ユーモアには読んでいて微笑まざるをえないことが度々です。
さて伊丹氏オリジナルの目玉焼きの食べ方です。
「これは非常にインテリ臭い食べ方である。すなわち、この文章と同じことを、喋りながら実演すればよいのだ。」
「ネ、こうやってさ、白身から食べる人がいるけど、あれはやだねえ。こんなふうに黄身だけ残しちゃってさ、それを大事そうに最後に食べるんでやがんの。ホラ、こんな具合!」
ま、結構騙されましたよね。あの頃は・・・。
2014年12月7日 カテゴリ:未分類
いやぁ、すごい柔道家が出て来ましたね。高校二年生、若干17歳の阿部選手が準決勝でオリンピック金メダリストの海老沼選手を破り、その勢いで決勝も快勝しました。
先日の講道館杯体重別で石井選手以来の高校生制覇しましたが、そのとき海老沼選手は観客席で笑顔でその瞬間を見ていました。自分が彼を止めてやろうという余裕が見られたのですが・・・、準決勝で17歳の阿部選手に敗れるという番狂わせの主役になってしまいました。
古賀俊彦さん、井上康生さん、石井慧選手に次ぐ10年に一人の逸材と言っていいでしょう。まだ荒いけれど積極的に技を仕掛けてくる。久々に見る気持ち良い柔道でした。
17歳とは思えないいい面構えをしています。怪我をせず成長してほしいなぁ。また、海老沼選手他の実力者たちもこれで一層奮起することでしょう。期待します!
2014年12月5日 カテゴリ:スポーツの話
先週2回ライブに行ってしまいました。遅ればせながらライブレポートです。
11月25日は浅草Smileで若いヴォーカルの出口優日ちゃんのCD発ライブでした。私の娘と、多分同い年の出口さん、以前から注目しています。
この若さでなかなかこう言うフィーリングは出せないものです。スキャットでのアドリブもなかなかのグルーブ感で聴かせてくれます。ミュージシャンの中では少しづつ名前が知られて来ているらしいですが、一般的には無名に近いのかなぁ?
この日は彼女のCD発売記念ツアーの一環として、録音時の主要メンバーの関根さん(Pf)、高瀬さん(B)、プロデューサーの久米さん(Dr)の中堅どころ3人をバックに、歌ってくれました。
彼女はソロ活動のほかにも、沙理ちゃん(サックスの中村誠一さんの娘さんですね)と「Chai-chii Sisters」と言うデュオのユニットや、ビッグバンドのコーラスグループの一員として活躍しています。
Chai-Chii ではAKIKOさんのライブのサポートをしたり、モーションブルーでワンマンライブをしたこともあるそうです。
盟友の沙理ちゃんは、単独でボディアンドソウルや、スィングなどの老舗ライブハウスに出演しているのだけれど、出口さんにも早くそう言うチャンスがくるといいなぁ、と期待しています。
もっともっと多くの人に聴いてもらいたい歌手の一人ですね。
そして27日は平河町にあるJazzSpot Paco、私の医院から徒歩12~3分でしょうか?この日はヴォーカルに畑路子さん、ギターの志賀由美子さんのデュオでした。
出口さんは私の娘と同い年でしたが、畑さんはおそらく私とあまり変わらないお年のようです。打って変わって大人のジャズライブ、と言うのはどちらの方々にも失礼かな?彼女は正統派です。気持ちを込めて美しく歌ってくれます。ジャズスタンダードを歌うようになったのは10数年前からだそうです。まだ新人ですかな?歌が好きなだということがよく伝わってきます。
発音もいいし、音程も安定しています。そしてジャジーなグルーブが感じられます。この小さな店では彼女はマイク無しの生音でした。
畑さんは時々ちょこっと歌詞を変えて歌うのが好きなようです。うまいアレンジをしますね。この夜も「But not for me」は少し歌詞変えていたかな?ジャズの歌手はよくこうい事をします。インストの人も時々、急に違う曲のフレーズを挟んでみたり、遊び心いっぱいなのがジャズのひとつの面白さでもありますね。
ギターの志賀さんはガットギターですね。最近サックスやトランペットに女性ミュージシャンが増えていますが、ギターは(私の知る範囲ですが)少ないですね。
HPを見ましたら、アール・クルーが好きだったそうです。私も好きだったなぁ。学生時代はフュージョンと言われた音楽の最盛期でした。彼のレコードを出るたびに買っていました。
その頃はジャズには興味がなく、わかりませんでしたが、フュージョンの人気ギタリストだった彼のアルバムにはジャズのスタンダードとして知られる曲がいっぱい入っていた事が今になってわかります。「ソロ・ギター」、や「レイトナイト・ギター」、大好きなアルバムで今でもよく聴きます。
その頃、あぁ・・・、いい曲だなぁ・・。と思って聴いていた曲は、「あ、これってジャズの有名な曲だったんだ。」と新しい発見をしています。ですから昔、フォークやロックが好きだった私の個人的な時系列のなかでは、ジャズは一番新しい音楽なのです。
とても暖かい澄んだ音色の志賀さんのギターと落ち着いた畑さんの歌声はとてもよくマッチして、私たちの心を癒してくれました。
また、畑さんのご主人がお客さんの中にいらしたようで、微妙なトークでも盛り上がっていたPacoの夜でした。
2014年12月3日 カテゴリ:音楽の話
遅ればせながらですが、先週の(11/22)W世界タイトルマッチのレポートです。圧倒的な強さを誇るローマン・ゴンザレス選手はフィリピンのフェリテス選手と、そしてボンバーレフト三浦隆司選手はメキシコの世界ランキング一位の強豪ブエルタ選手と戦いました。
結果は二人とも6ラウンドでTKO。強かったですねぇ。
二人ともはじめの2ラウンドくらいは結構相手のパンチも貰っていましたから、特に三浦選手はどうなるのか?とやや心配したシーンもありました。
次の日の新聞で、大橋会長がロマゴンはパンチを貰ったように見えても上手くすかしていてダメージは無かった、と言っていましたが、ほんとかなぁ・・・。
見ていて、やはりパンチ力の差が結果として表れたように思います。三浦選手は徹底的にボディーを狙い(ややローブロー気味ではありましたが)着実にブエルタ選手の体力を奪って行きました。
ゴンザレス選手は自らを「ハンター」だと言っている通り、ほぼノーモーションの短いストレート、フック(ショートでもかなり重そうなパンチです)を的確に決めて相手のダメージを積み上げて行きます。相手のパンチを怖がらず前に出、少々貰いながらも、さらに強いパンチを当てていました。
6ラウンドには、もう、どちらの試合もどこでレフェリーがストップするか?と言う流れになりました。三浦選手は内山選手に惨敗したときよりも数段強くなっています。本人も実感しているようです。
ゴンザレス選手は、ただただ凄い!八重樫選手は彼相手に、よくあれだけ頑張ったものだと今更ながら感動します。おそらくすぐにでも階級を上げてスーパーフライのタイトルを狙うんでしょうが、井上尚弥選手はとんだ強豪を同時代に持ってしまいました。
あの強さはバンタム級まで上げても全く問題ないんじゃないかなぁ・・・。さて何階級制覇することになるのやら?いままで相手に逃げられ続けて、マッチをなかなか組めなかった理由がよくわかります、本当に圧倒的な強さでした。誰もこの選手に勝てる気持ちはしないでしょう。
試合後も、直ぐに相手の後を追い、敗者を労っていました。素晴らしいチャンピォンです。対して、三浦選手はレフェリーが試合を止めた後、写真やファンへの挨拶、いろんなセレモニーで大忙し、負けたブエルタ選手はコーナーでそれをずっと待っていました。(直ぐにリングを離れる選手も中にはいます。)
そして認定書授与だったり、最後の勝者インタビューが終わったのを見て、ブエルタ選手の方から歩み寄り、チャンピォンを称えに行きました。彼はトップコンテンダーだったわけですが、素晴らしい敗者でした。
ブエルタ、フェリテス両選手とも相手の強さを正直に認めました。またそれがハッキリ分かる試合でしたね。
インタビューでゴンザレス選手は次のターゲットとして、井上尚弥選手の名をあげました。アナウンサーは井岡選手の名も出しましたが、彼の名前はゴンザレス選手からは出ませんでしたね。井岡選手も彼とはやりたくないでしょう。さて、井上君、大変な相手がスーパーフライに来るぞぉ!
三浦選手は次は内山選手との再戦を熱望しているようです。また内山サイドも乗り気のようですが、私個人的には、もう少し待ってほしいんなぁ。興行としては盛り上がるんでしょうけれど・・・。
これだけ強いチャンピォンが二人、日本人としてはスーパーフェザーって結構重いクラスですし、これくらいの階級になると、世界でも注目されます。だからもう少し外国の選手とやって、こういう強さを世界に知らしめてから大々的にやって貰いたいんですが・・・。
日本では格闘技はあまり人気ありません。この日もこんなにいいカードなのに空席が目立ちました。イギリスでは、あのサッカーの聖地、ウエンブレースタジアムで世界戦をやったりします。なんと8万人のお客さんがボクシングの試合の為にウエンブレーを埋めるのです。
そこまでは行かなくとも、内山vs三浦はもっと世界に注目される試合にしてほしいなぁ・・・。
補足ですが、当日世界戦の前に、アンダーカードとして、バンタムに階級を上げた赤穂亮選手の試合もありました。悲しいかな、テレビではその試合のハイライトも、またなんのコメントも出してくれませんでしたが、彼も自慢の豪打でガルシア選手相手に4ラウンドTKOだったそうです。
マジカルボックス・佐藤洋太選手に翻弄されて敗れてから2年かな?彼も再度世界に彼の強打を披露するチャンスが近づいて来ているようです。これも期待したいなぁ。
2014年11月28日 カテゴリ:スポーツの話
♪Old Father time checked , so there`d be no doubt. Called on the north wind to come on out.
Then cupped his hand so proudly to shout, “La-di-dah di-dah-di-dum, tis autumn”–♪
2ヶ月くらい前だったかな?小岩コチのライブで、サックスの守谷美由貴さんがやってくれた曲です。初めて聴いたのですが、とっても綺麗な曲だったので題名を聞いてチェックしました。「ティス・オータム」と聞きましたが、「ティズ・オータム」が正しいようです。it is autumn の古い省略形の言い方らしいです。「秋が来たよ~!」みたいな意味でしょうか?
宮崎マスターが「歌ものだよ」って教えてくれましたが、探してみたら、私の持っているステイシー・ケントのアルバムに入っているじゃぁありませんか。チェット・ベイカーのインスト版もありました。
何度か聴いたら好きな曲だけカセット(MDだったりMP3だったり、録音器具の進化、変遷が速すぎて・・・困ります。)に入れてお蔵入りですから、こういうことがよくあります。
歌を聴いてみたら、歌詞が良くって今ハマっています。毎日聞いています。歌詞も殆ど覚ちゃった・・・。丁度この歌に合った季節でもありますしね。
「時間の神様は、よぉーく確かめてから北風を呼んだよ。そして自慢げに叫ぶ、秋が来たぞ~~!」
木々は、「実もたくさん実らせたし、舗道を綺麗に飾ったし、もう疲れたよ、そろそろ葉を落としてもいいだろ?」と言います。
「鳥たちはみんなで天気の事を相談してると思ってたら、きっちり時間を決めて一直線に南へ飛んで行っちゃった。」
「もう秋だもの・・・♪」
「だから僕が君をこうして抱き寄せているってことは、何の罪でもないんだよ。だって木々や鳥たち、そして時間の神様に聞いてごらんよ、それは、ただ温度を上げる事に役に立ってるって事じゃないか?って言うよ。」
「ダディダー・ディダディダー・♪~~だってもう秋なんだから~~~♪」
♪—My holding you close reall is no crime-♪ Ask the birds, the trees, and the old Father time. It`s just to help the mercury climb-♪ La-di-dah di-dah-di-dum, tis autumn~~~♪
可愛いと言うか、オシャレと言うか、いいですねぇ・・・。初め、聴いていて「mercury climb—」の意味が、「mercury」が星の「水星」だと思い込んでしまって・・・、えぇ?秋には水星が高い位置に移動するのかなぁ?でも金星や火星は見えるけど、水星も見えたっけかなぁ・・・?(見えるらしいです)どっちにしてもよく意味わからん!
だいぶ後でネットで訳詩を探してみて見ましたら、何のことはない、「the mercury」は体温計や温度計の水銀柱の事でした。水銀が上がる・・・、温度(体温も)が上がる・・・、寒い秋の日、寄り添って温まる・・・、と言うことですね。
(でも考えて見たら、体温計、温度計に水銀を使わなくなって久しいですよね。若い人たち水銀柱って分かるかなぁ?もしかしたらアメリカ人でさえ若い人は注釈で説明しないと分からなくなっているかも知れませんね。歳を感じる瞬間だなぁ・・・。)
温度の事なら、「climb」より「rise」をよく使うような気がして、クライムなら「暑さ」でなく「高さ」・・・「登る」だと思い込んでいたわけですが、前節の「crime」と韻を踏ませる為に「climb」を使ったんですね。うぅ~ん、推敲したんだろうなぁ。
上の訳詩は、私がごく簡略に書いたものですから、是非ちゃんとした完全版の訳詩を見て楽しんで貰いたいものです。
秋の兆しを見せるいろいろな風景や状況をお洒落に歌いながら、「だからこうやって君を抱きしめたっていいじゃん・・・?だって秋なんだから・・・、」みたいな感じですね。
この「my holding you close」という言い回し、なんかいいですねぇ・・・。「抱きしめる」、とはちょっと違うんだよなぁ・・。日本語で表現しづらいけど、なんかお洒落です。
木々が「Charmed on the wayside~~~」って言うのも今の季節にピッタリ!まさに木々が道をきれいに飾り付けていてくれますよね。
ですから・・・・・、老若男女を問わず・・・、大切な人が側にいるのなら・・・、も少し近くに寄り添って頂きたいものです。身体も心も温まります。・・・だって・・・・・・、秋なんですから・・・♪
このアルバムに入っていました。表題の「the Boy next door」もいいですねぇ・・・。
エラとジョー・パスのデュオ版にも入っていました。これはオリジナルの詩のようで、また素晴らしい!(ステイシーは幾つか単語を変えて歌っています。これはこれで・・・、beauty!)
2014年11月25日 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話