新原歯科医院

院長ブログ

Author Archives: 新原満

国貞雅子・情家みえライブatグレコ・10/9/2014

久々に大塚のグレコにお邪魔しました。私の大好きなヴォーカリストの国貞さんと情家さんがデュエットするとあって楽しみにしていました。

 

共演はヴァイオリンの三井大生さん、この日はギターも弾いてくれました。

 

「今日はジャズじゃないよ!」とか言っていたので、どんなライブになるんだろう?と興味深々でした。でもやっぱり、ジャズだなぁ・・・。日本語の歌でも、英語のポップスでもこの二人が歌うとジャズになっちゃうんですね。スィングし、インプロヴァイズしていましたから・・、素敵なジャズでした。

 

1セット目は、国貞さんがピアノを弾き、時々ハモりを入れ、三井さんはギターかヴァイオリンでバッキング、いい合いの手を入れてくれます。ソロのアドリブも素晴らしい!さすがです。そして情家さんの歌う歌は・・・。

 

「オリビアを聴きながら」、「You don’t know me」、「なごり雪」、「順子」・・・等7曲(かな?)。

 

国貞さんはソウルフルでパワフル、情家さんは正統派(と言ったらいいのかな?)。でも二人とも、ひとつひとつの言葉に思いを込めて、とっても情熱的に歌います。ですから伝わってくるものがあります。

 

時々飲みながら話すことがありますが、ヴォーカルの方で、ジャズのスタンダードと言われている曲をやることがジャズなんだ、と勘違いしている方がいます。そういうものではないんだと私は思っています。話し始めると長くなってしまいますが・・・。また、ジャズが一番だ、と言うつもりもないのですが・・・。

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国貞さんと三井さんの顔が見えます。情家さんは演奏中、背中しか見えなかったので、終わってからちょっと声かけて、こっち向いてもらって撮ったら、美好さんに叱られてしまいました。

 

そっかぁ・・・、そういうのNGだったんですね。どうも今一つ常識のない私です。美好さん、ゴメンナサイ!でも結局あまりのピンボケで使えませんでした、そのうち正面から情家さんの素敵な笑顔をお届けしたいと思います。

 

二人で一緒に歌うのか?と思っていたら、セットごとに代わる構成だったのですね。セカンドセットに国貞さんがフィーチャーされていたのですが、そこまでいると次の朝がつらいもので、(軟弱な身体です)雅子さんの歌、聴きたかったんだけど、泣く泣く帰りました。また次の機会にね!

 

 

 カテゴリ:未分類, 音楽の話

ノーベル賞

日本人がノーベル物理学賞を取りましたね。おめでとうございます。

 

私も物理学科を出ておりますから、感じるものがあります。ノーベル賞、とりたかったなぁ・・・。なんてね(笑)。

 

湯川先生のあと、朝永先生が受賞され、徐々に受賞者が増えて来ました。理系の賞が多かったですが、最近は多分野にわたり、かつ頻繁に受賞されるようになりましたね。

 

きっと村上さんも近い将来、文学賞をとるのでしょう。

 

昔から思っていましたが、元々ノーベル氏がダイナマイトを発明して築いた財産で財団を作り、賞金を出すようになった訳ですが、その資産を運用して殆どの費用を賄っていると言うことは、いったいどれだけの遺産をノーベル氏は残したんでしょうね?

 

まぁ、私たち庶民には想像もつかないような金額なんだろうなぁ…。すごいものです、ダイナマイトの威力は。

 

それとは関係なく、物理学科を卒業してから歯医者になった私は、いつか趣味でまた物理を勉強してみたいと言う夢があったのですが、日々のことに追われ、全くその余裕なく今日に至っています。

 

もはや、三角関数も、因数分解も解らなくなってしまった今、夢は遠いかなたに霞んでいます。でもその夢を忘れずにいたい、と時折思い起こします。こうしてノーベル賞が話題になったりすると、彼方に行ってしまった夢が胸をよぎるのです。ノーベル賞、とりたかったなぁ・・・。(ふふふ)

 カテゴリ:サイエンスの話, 日々のこと

枯葉

亀戸駅へ続く遊歩道の木々の葉が色づいて来ました。桜の葉は少しづつ散り始めています。10月ですものね、暑さが緩んで来たと思ったら、もう年も終わりに近づいて来ています。

 

早い、早い。今年もあと3か月弱、無事に過ごして行けることを祈っています。

 

この台風の雨風で、また葉が散って行くでしょうね。町内会の皆さんが落ち葉の掃除をして下さいますが、今週は大変そうです。感謝です。

 

ついこの間、美しい新緑の輝きを見たばかりのような気がしていますが、時間は容赦なく過ぎていきますね。「時間よ止まれ!」なんて言っても止まりゃぁしませんよ。

 

かなり前に昇仙峡に紅葉を見に行ったことがあります。夕日の中で、まさに輝くような美しさを誇っていました。こうして散り落ちる前に、一瞬最後の輝きを見せる生命の不思議な美しさを感じました。

 

帰りの中央高速の大渋滞にすぐに現実に引き戻されましたけど・・・。

 

先週、早い紅葉を楽しみに山を登って行かれた方々が、多数犠牲になるという悲しい出来事がありました。若い方、年配の方、・・・、人生は決してフェアでは無いのでしょうか?心からご冥福をお祈りいたします。

 

私もかなり人生の後半に来ています。運よくここまで来れました。多分輝くこともなく静かに散って行くんだろうと思っています。人様に迷惑をかけず、少しでも良く往きたいと願っていますが・・・。

 カテゴリ:日々のこと

メジャーコード

あるライブに行った時に、休憩時間にミュージシャンたちが話している事が耳に入って来ました。

 

中堅どころのギタリストが若い共演者たちに言うのですが、「日本人は悲しいメロディーを好きな人が多いからネ、短調の曲やれば受けるんだよ・・・」

 

う~~ん・・・、そうなのかなぁ・・・?まぁ、確かにマイナーコードを好きな人の方が多いかもしれませんね。

 

でも私はメジャーコードの曲が好きです。やっぱりハッピーエンドの方が嬉しいです。映画もそうですね。

 

歳を重ねて来まして、若いとは言えない(還暦ですから)年齢になりましたが、その間には嬉しいこと、楽しいことがありましたが、勿論そればかりではありませんでした。

 

いつもニコニコしていますが、(そう努めていますが)悲しいこと、苦しいこと、耐えきれないほどの辛い事もあったかも知れませんね。

 

歌や、映画でまで辛い思いをしたくないんですね。先日、「五つの銅貨」と言う古い映画を観て、泣いてしましましたが、嬉しくて、あるいは感動して泣くのはいいけれど、悲しくて、辛くて泣くのは出来ればないほうが幸いです。

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「New York New York」と言う映画がありました。その中で、終わりに近いほうだったと思いますが、ライザ・ミネリがある歌の紹介をします。

 

「これから歌う曲は、私の古い友人が作った曲で、・・・彼はこよなくメジャーコードを愛する人でした・・・・。」といったことを話します、そして「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌い始める・・・、そういうシーンでした。

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離婚した夫のロバート・デニーロの事を話したわけですが、私もやっぱりメジャーコードがいいなぁ・・・。

 

この間「五線譜のラブレター」と言う映画を観ました、これも泣いてしまいました。「So in Love」いいですねぇ・・・(おおっと、これはマイナーコードなのかな?)。最後の方で彼の作の「Everytime We Say Goodbye」が流れますが、好きなフレーズがあります。

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「♪・・・、how strange the change from major to minor, everytime we say goodbye・・・・♪」

 

「貴方にサヨナラを言う度に、この歌はメジャーからマイナーに変わってしまう・・・」

 

なんか、解りますねぇ・・・、そんなこともありましたかなぁ・・・?

 

 

 カテゴリ:音楽の話

歯は悪くないが、歯が痛むとき・副鼻腔炎・神経痛

歯が原因ではないのに歯が痛く感じるケースがあります。難しい言葉で言うと、「非歯原性歯痛」と言うそうです。

unnamed日本歯科評論・2014-9 より

 

その中で比較的多いのが、副鼻腔炎(特に上顎洞炎)による痛み、そしてもう一つは神経痛です。

 

鼻の周囲(裏側)の頬骨の中に、副鼻腔と言う鼻とつながった空洞がいくつかあります。その中の目の下、鼻の横あたりにある空洞を上顎洞と言います。(maxillary sinus)

250px-Nnh_front.svgウイキペディアより

 

上顎洞は上の奥歯の根に隣接しています。なんらかの理由で上顎洞が炎症を起こすと痛みや腫れが出ます。(虫歯が原因で上顎洞炎を起こすことも1~2割あると言われます)

 

時折、ものを噛むときに歯が痛む(咬合痛)症状を伴うことがあります。上顎洞の炎症が隣接している臼歯の歯根膜に拡がるからです。歯がズキズキ痛むように感じることもあります。

 

歯に以上がない場合、上顎洞炎の痛みであって、歯が原因ではないですから、症状を軽減するために抗生物質を処方しますが、 耳鼻咽喉科へ行って頂く事になります。

 

もうひとつの神経痛は診断が難しいです。耳の付け根あたりの大きな神経節(三叉神経、そこから3本に神経が枝分かれして顔に拡がって行きます)になんらかの問題が出ると、強い痛みが出ます。目の下であったり、奥歯であったり、あたかも歯に激痛があるように感じる方が多いようです。

 

歯や、顎関節などに異常が見られないとき、神経痛の疑いがあるときは、脳神経外科、或はペインクリニックを受診されることをお勧めしています。薬物療法になることが多いようです。

 

ただ、痛みを感じる部分の歯に明らかな問題が見えない場合でも、当該の歯に金属のかぶせもの(クラウン)や、大きな詰め物がしてあると、レントゲンでもその中は見えませんから、診断が難しくなります。

 

時折、原因と思われる歯に着けてある古い冠(クラウン)を外してみると、中の歯が虫歯でボロボロになっている事があります。

 

歯の痛みには、原因によって特有の痛みの種類がありますから、ある程度の正確な診断は可能です。それらに当てはまらない症状の時には、非歯原性歯痛を候補に挙げることになります。

 

上顎洞炎からの痛みは治療(投薬、洗浄、手術等)で治まります。(残念ながら上顎洞炎自体は慢性化することも多いようです)神経痛の場合は難しいことが多いかもしれません。

 

この様に、歯が痛い!と思っても、いろいろなケースが考えられます。すべて虫歯のせいだと思っていらっしゃる方もいますが、そうではないんですね。でも、何かあったら早めにご相談頂きたいと思います。わたしたちの手に負えないこともあるのですが、少しでもお役に立てれば、と願っています。

 カテゴリ:歯の話

船橋カントリー倶楽部・9/20/2014

8月はあまりの暑さでゴルフは自粛していましたので、久々の船橋カントリー倶楽部でのHさん、G君との月例ゴルフ会でした。

 

微風、曇天、絶好のコンディションの中、相変わらずのヘボゴルフで楽しい一日を送りました。

 

ここのことろティーショットに苦しんでいたG君、「人生最大の投資をした!」と言って、ニュードライバーを持って来ました。某ゴルフ工房でフィッティングをしてもらい、エポンのヘッドにディアマナ(だったかな?)の手元調子のシャフトを付けたものです。

 

なかなか良かったんじゃないかい?以前右に左に暴れていたドライバーがかなり真っ直ぐ飛ぶようになりました。やはりフェアウエイから打てるとゴルフが変わって来ますね。

 

ひとつのホールでOB連発してG君にしては珍しく10回打ってしまったのを除けば、そつのないゴルフでしたね。

 

Hさんはかなりショットが安定してきています。いいドローボールのティーショットを打ちますが、ときおり “暴れ馬ハセ” が顔を出すと、右に左に大きく曲がって林に消えて行きます。これが減れば私やG君が抜かれるのは時間の問題でしょう。大たたきしなくなり、スコアも(彼は納得いかないようですが)安定してきています。

 

私も此処のところ乱れていたドライバーが少しづつ安定してきたおかげで、スコアが落ち着いて来ました。ただこの日は毎ホールのようにバンカーに捕まり、(船橋カントリー倶楽部には108個のバンカーがあります)苦手なバンカーショット、耐えに耐えていたのですが、ついにあるショートで嵌ってしまい、バンカーから出すのに6回かかってしまいました。

 

それ以外はまぁまぁで、結局船橋カントリー倶楽部のバンカーの数と同じ108回、こんなもんでしょう。いくつか気持ちよく打てたショットもあったし、アプローチも、昼休みに芝生の上で練習したお蔭か、なんとか大崩れせずに乗り切れました。

 

さて、第19ホールはいつもの千葉そごうレストラン街の中華屋さんです。7月以来のO君も来てくれました。小籠包に舌鼓を打ちつつ、楽しい時間です。O君は大病をして、現在自宅療養中なのですが、大分元気になってきたように見えます。来春にはゴルフ復帰出来ることを期待しています。

 

七高グリーン会の古参幹部のS君は春に背中の手術をして、まだゴルフを再開出来ずにいるようです。K君は足をくじいたとか・・・、歳をとるといろいろあります。皆、順調に回復してくれることを願ってやみません。

 

食事のあと、駐車場へ向かいます。高層の駐車施設で、Hさんの車は16階にあります。4階からエレベーターに乗りました。「16階かぁ・・・、16・・・♪」 ふと歌が出ます。 “You’re sixteen♪, You’re beautiful, and You’re mine・・・♪、(and you’re mine, mi・・・♪♪)”

 

ついついG君とハモってしまいます。他にお客さんはいなかったのですが、エレベーター・レディ(と言うのかな?)が乗っていまして、思わずクスクス、ついに耐えきれず、キャッキャッと笑い出してしまいました。

 

「うるさくってゴメンね、」 「いいえ、素敵です・・!」 「合唱団に入ってたりしたんですか?」 なんて優しい女性でしょう? 「うん、ウィーン少年合唱団」 また大笑いされてしまいました。16階で降りるとき、G君、「付き合ってくれて有難う!」 笑顔の別れでした。

 

結局、この日も「変なおじさん軍団」でしたね・・・・・(謝)。

 カテゴリ:日々のこと

炎のランナー・Chariots of Fire

昨夜、DVDを借りて来まして、久しぶりに観ました。何回観たか覚えていませんが、この映画は何度観ても飽きないなぁ。

 

1981年の作品ですから、もう33年前の映画ですね。と、言う事は私がまだアメリカで歯科大で苦労していた頃に観た訳だなぁ・・。字幕なしですから、多分半分くらいしか聞き取れていなかったと思います。今、字幕付きで見ると解りやすくっていいですね。

 

1924年のパリ・オリンピックの前後が舞台です。第一次世界大戦が終わってまだ数年、そして、この後世界は第二次大戦へ向かって行く前の時代ですね。

 

イギリスの陸上競技のオリンピック代表の選手たちを主役として、いろいろなテーマが盛り込まれています。

 

宗教、人種、政治、階級、時代背景・・・、テーマを一つ二つ絞って観ても面白いし、自分に解るテーマをもう一度調べて観たりしても面白いです。

 

日本にいると解りづらい事も多いかもしれないですね。この国では宗教や階級に関しては普段あまり気にする機会がありませんから。

 

私が通った大学はアメリカでもかなり宗教的に厳しい学校だったので、安息日の話など自分のまわりでも似たような経験をしている人たちを見て来ていますから、理解し易いですし、感じるものがあります。

 

原題は、Chariots of Fire(炎の戦車)、聖書の中の一節からの言葉のようです。アカデミー賞を四つくらいとったのでしょうか?

 

実在の人物、当時の記録を元に作った物語です。全くのフィクションではないリアリティーがありますから、引き込まれて行きますね。そして、なにより、とっても美しい映画です。音楽もいいです。

 

多少英語も解るので、字幕と話している言葉との対比も面白く感じるところもあります。エイブラハムが100メートル走で優勝した時に、コーチのサムが「My son!」(我が息子よ!)と言って感激に浸るシーンがあります。字幕では「よくやった!」と出ていました。どっちがいいでしょう?

 

音楽でも、小説でも、漫画でも、・・・、語り始めると時間がいくらあっても足りないと思う方々がおおいんじゃないかな?私も、こういう映画や「クレヨン新ちゃん」の話を始めるとキリがなくなります。太宰や坂口安吾もそうだなぁ・・・。

 カテゴリ:日々のこと, 未分類

夕日を見て

“We humans all have varied reactions to the world. The artist in us will admire a sunset and wish we could communicate its beauty in a painting. The poet in us will try to find words—–phisicist is curious as to how far away the sun is—–”

“Principles of Phisics”–by  Bueche and Jerde、 からの引用

 

これは私が大学時代に使った物理のクラスの教科書の序文のはじめの部分です。(私は物理学を専攻して4年生大学を卒業し、歯科大に入りました。アメリカでは医、歯、法学部にはいわゆる4大を卒業してから入るのが一般的なコースです。)物理とはなんぞや?と言うことを解りやすく書いてありました。

 

「人は皆それぞれ違った感性を持っていて、例えば沈みゆく美しい夕日を見た時に、我々の中の芸術家の部分は、この美しさを絵で表せたら・・・、と思うでしょう。詩人は言葉で・・・、そして私たちの中の物理学者の部分は、この太陽はいったい地球からどれほどの距離にあって、どんな温度で・・・、なぜこのような色に見えるのか・・・?と好奇心にかられるのです・・・」

 

と言ったようなことが書かれています。

 

みな、夕日の美しさを感じるところから始まります。そしてそれぞれの感性の違いによって違った味わい方をするのかも知れません。

 

物理がロマンチックだと言うと、おかしな考えだと思われるかもしれません。私は数学や物理がずっと好きで、あまりレベルは高くないのですが、いろいろな数式を見て、またその証明の過程のリズム感であったり、それが作られていく過程などもとても美しく、ロマンチックにさえ感じることがありました。

 

夕日の美しさからなにが思い起こされるのか?ある人は絵画を、また詩を、哲学を・・・、そして物理を、思い起こします。物理学者はいろいろな事象に興味を持ち、質問が浮かび、答を知りたい思う人たちなのでしょう。

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美しいものを見た時、皆それぞれの感性でその美しさを鑑賞します。それが全く違った方向であろうと、その美しさを一緒に共感しているのですね。それは芸術的な方向であったり、物理であったり・・・。同時に同じ美しい夕日を見ながら・・・、なんとロマンチックなことではありませんか?

 

この夕日を見て、皆さんは何を感じるのでしょう・・・?

 

 

 カテゴリ:サイエンスの話

東京ジャズ2014・9・7

今年もG君に切符を頂き、行って来ました。東京国際フォーラム、ホールA午後の部のトップは大御所4人、ケニー・バロン(Pf)、ベニー・ゴルソン(sax)、ロン・カーター(b)、レニー・ホワイト(dr)のカルテットでした。

 

私は名前を知っている程度の知識しかないのですが、伝説的な名プレーヤーだそうです。皆さんかなりお年を召していらっしゃるようですが(ゴルソンさんは85歳くらい?)さすがの演奏を聴かせてくれました。

 

静かに始まりましたが、途中でベースのカーターさんがソロで一曲やりました。(多分、You are my sunshine)圧巻の演奏でした。まさに万雷の拍手を浴び、徐々に盛り上がって行きました。

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そのセットも終わり、たくさんの拍手にゴルソンさん、何度も敬礼の仕草をしながら下がって行きました。拍手は鳴りやみません。お歳なのでどうかな?と思いましたが、少し時間かかってアンコールに応えるべく出て来てくれました。貫録の演奏でした。

 

次は、ベースのクリスチャン・マクブライド率いるビッグバンドと小曽根真の日本オールスターのようなビッグバンドの対バンでした。

 

それぞれ20分くらいの持ち時間だったでしょうか?米軍は中にボーカルでのスタンダードを入れ、あとはマクブライドのオリジナルだったようです(多分)。

 

凄い迫力で、しょっぱなから盛り上がりました。それぞれのソロもかっこいいし、ハーモニーも素晴らしいし、ビッグバンドってあまり聴いた事なかったんですが、いやぁ、いいもんですね。

 

そして、マクブライドのベースソロ、凄い!速弾き、コード弾き、そしてカッコいいフレーズの連発!さっきのロン・カーターと、新旧の代表的なベーシストの演奏に、中村健吾さん(小曽根バンドのベーシストでした。)これはやりずらいだろなぁ・・・、などと素人考えかな?

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やはりたくさんの拍手のあと、今度は日本軍の出番です。なんと1曲だけ・・・、ラプソディー・イン・ブルーです。イントロに入った瞬間に拍手してしまいました。

 

前に小曽根さんとオーケストラとの共演でこのガーシュインの曲をやったのをテレビで観たことがあります。彼はこの曲が好きなんでしょうね。

 

正直オーケストラと比べてしまうとストリングがない分、少し辛いところがあったように感じましたが、アレンジでカバーしたでしょうか?また各プレーヤーの素晴らしいソロもあり、やはり万雷の拍手を受けました。

 

最後に二つのビッグバンドが、小曽根さんの書下ろしの曲で(多分もうやることはないかも・・・、と言っていました)共演しました。お互いの管や他の楽器が交互にソロを取ったり、素晴らしい演奏でした。スタンディング・オベーションに全員が並んで何度もお辞儀で応えます。感動の一瞬でした。

 

そうそう、その最後の曲の前にサプライズがありました。小曽根さんが挨拶をしながら、「こうして日米のミュージシャンが交流を深めながら共演しましたが、毎日日米の相互理解の為に仕事をなさっていらっしゃる方がそこで聴いてくれています・・・」といったような話をして、観客席にいる一人の女性を紹介しました。

 

私からほんの7~8メートルでしょうか?右後ろの席にスポットライトライトが当たると、立ち上がって挨拶してくれたのは、駐日米国大使のキャロライン・ケネディー氏でした。これだけの有名なミュージシャンになると、こういった方々とも交流があるのでしょうね。

 

素晴らしい音楽と、ちょっとしたサプライズを満喫し、家路につきました。もうひとつ、ハービー・ハンコックのライブがあったのですが、私は夕方息子と約束がありましたので、友人のSさんを残し、一人帰りました。二本立て以上はちょっと体力的に無理だなぁ・・・。歳なもんで・・・。

 カテゴリ:音楽の話

9月17日は所要により午後6時で診療を終わらせて頂きます。

9月17日は午後6時で診療を終わらせて頂きます。

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