新原歯科医院

院長ブログ

Author Archives: 新原満

ショックな出来事

今朝、亀戸駅の改札を通ろうとしたら、Suica(定期)がありません。家でポケットを確認して確かに持って出たのに!時間があったので家に戻って見ましたが、やはり見つかりません。

 

ショックだぁ!!あそこでポケットから携帯を出した時に落ちたのかなぁ・・・・、とか、それともあそこかなぁ・・・とか、ウジウジとずっと考えながら職場へ着きました。

 

こんな些細なことにショックを受けて、なんて俺は器の小さい人間なんだろう!とか思ったりしてそれでまた少しだけ自己嫌悪に陥ったりして、またショックです。

 

ゴルフでもミスすると、暫く引きずるからなぁ・・・。

 

結構、普段は物事に動じないように思われているようで、小心者の部分も十分持ち合わせています。いくつ年をとっても、変わらないなぁ・・・。三つ子の魂百までとはこのことですね。

 

さて、切り替えて仕事に入りましょうか?

 カテゴリ:日々のこと

インプラントと天然歯の違い・歯根膜の有無

インプラントと本物の歯の違いを考えて見ます。解りやすく、単純化して見ますと、いちばん大きな、そして重要な違いは歯根膜の有無です。

 

歯根膜とは天然の歯根と顎骨の間に介在する組織です。噛む力から歯や顎の骨を守るクッションの役目もすれば、骨を丈夫にする力も持ちます。また歯の矯正において、歯が動く方の骨を吸収させ、逆の方では骨を作っていきますが、それに重要な役割をします。

繊維歯根膜

人間の体(自然と言ったほうがよいかな?)はなんと上手く出来ているのだろう!と驚くようなメカニズムで体を守っています。図の左上の四角部分で拡大してあるのは、歯根膜繊維(シャーピーズ・ファイバー)と言って、歯根膜の中で歯根と骨を繋いでいる繊維です。これが重要な役割を果たします。

 

人間は自分の体に、造骨細胞(骨芽細胞)と破骨細胞を持っています。前者は骨を作ります。(かなり単純な説明ですが)後者は骨を吸収します。新陳代謝に欠かせないですね。

 

また、骨の性質ですが、(かなり単純に書きますと)骨を押すと、押された部分で破骨細胞が活性化して骨を溶かして行きます。逆に引っ張ると骨芽細胞が活性化して新しい骨が作られます。自然界ではこういった不思議な現象が誰も気づかぬうちに起こっているのです。

 

さて、天然歯の場合です。私の拙い絵で申し訳ありません。単純化して解りやすくしたつもりです。歯根と顎骨の間の歯根膜はクッションの役割をして歯にかかる力を和らげます。

 

また歯根膜の中で糸のような繊維が歯と骨に癒着して両者を繋いでいると思って下さい。根が赤い糸に繋がれて、骨からぶら下がっているような感じです。

天然歯

何かを噛むと、根は押されて下がります。すると赤い糸(歯根膜繊維)が引っ張られて、ピンと伸びます。そうするとその糸が癒着した部分の骨を引っ張ります。それにより骨芽細胞が元気になり、表面で骨が作られ、丈夫になります。本当によく出来ていますよね。

 

勿論あまりに強い力がかかって糸が切れてしまえば、歯は脱臼して抜けてしまいますが、適度な力で咬合する限り、骨と歯の関係は守られます。

 

対して、インプラントですが、骨との間に歯根膜は出来ません。ですから噛めば骨を押す力のみかかります。結果として破骨細胞が元気になり骨は溶かされて、インプラントの支えが弱くなって行きます。

インプラント力

初期のインプラントに失敗が多かったのも頷けます。しかし長い間に先駆者たちはいろんな工夫をして骨にあまり負の負担がかからないようにして来たのでしょう。インプラントの場合は骨とインプラント体を癒着させることで安定を図っています。うまく癒着しなければ咬合力で骨は吸収されるリスクが高くなります。

インプラント

そういうことがなくとも人間の体は異物が体内に入るとそれを取り除こうと努力して我々を助けてくれていますから、その中で近年インプラントの予後が良くなっているのですから、それは素晴らしいことだと思います。適応症であることを確認し、正しい術式でなされたインプラントは予後もよく長持ちします。適応症でなければインプラント手術はしてはいけません。

 

私はインプラント治療をする技術、経験、知識を持ち合わせておりませんから、その治療は出来ません。インプラント治療をなさる先生方は、ここで書いたようなことはもちろんよく勉強されている方々でなければいけませんし、外科、歯周病、歯周外科の知識、経験、技術を持ち合わせている先生でなければいけません。

 

当院で火曜、水曜の二日間診療なさっている根本先生は私の大先輩ですが、先に述べたような知識、技術、経験の豊富な先生です。衛生病院の歯科部長をなさっていたころからかなりの数のインプラント治療をされてきていますが、非常に良い予後の患者さんが多いのです。

 

インプラント適応のケースであり、インプラント希望の患者さんには、一度根本先生のカウンセリングを受けて頂き、顎骨の状況であったり適応症であるか?等の診察をして頂いてから納得された患者さんにはまずCT検査をしてからインプラント治療可能であることを確認してから治療に進むようになります。ご希望の方、インプラント治療に関して御相談されたい方は遠慮なくお申し付け下さい。

 

勿論リスクがゼロの治療はありませんから、十分に納得されてから治療を受けられることをお勧めしたく思います。時には思うような結果が得られない可能性もゼロではないからです。またそれはすべての治療に言える事ですね。本物の歯はお金で買えない素晴らしいものです。元通りにすることは人間には不可能なのです。ただ、少しでも良い治療をして機能の回復の為最善をつくすことが大切です。その為に私たちに出来るだけのお手伝いをさせて頂きたいと願っています。

 

 

 

 

 カテゴリ:歯の話

アメリカPGAツアー・松山選手初勝利!

松山選手がやってくれましたね。メモリアル・トーナメントでプレーオフの末、ケヴィン・ナ選手を下して、堂々のアメリカ初勝利でした。

 

朝、勝利インタビューをネットで少しだけ見て来ました。まず、隣に座ったホストのジャック・ニクラウスが「彼はまだ22歳、これからもっともっと多くの試合に勝っていくでしょう、その第一勝目がこのトーナメントだったことは、私にとって嬉しく、誇りに思います。ちなみに私が初めてツアーで勝ったのも22歳の時でした。」と言ってウインクしました。

 

最高の祝辞を最高の人間から頂きましたね。そして、このトーナメントはボビー・ジョーンズのマスターズに倣って、彼が設計から関わって作ったコースで始めて、もう準メジャーと言ってもいいような試合になりました。今回もそうそうたるメンバーの中の優勝はとても価値のあるものです。

 

スコアカードを見てみると、危なっかしい勝利でした。15番を終えて、先に上がったケヴィン・ナ選手に2打差をつけていたのですが、16,17でなんと3打落としてしまいました。逆に1打リードされて最終ホール、なんとドライバーを折ってしまったそうです。それにもめげずにバーディーを取り、プレーオフに持ち込みました。

 

これで負けていたら、完璧な自滅でしたから、かなり精神的にもダメージを受けたかもしれませんが、勝者のメンタリティーを見せたというところでしょうか。

 

これで石川選手や今田選手も刺激を受けて活躍してくれる事を期待したいですね。今年のPGAツアーは面白くなって来ました。ケガに気を付けて頑張って頂きたいです。さぁ、今日は帰ってから録画を楽しみます!

 

 カテゴリ:スポーツの話

6月

月が変わりました。前月のレセプトのチェックにクリニックに来ています。

 

いや~~、暑い!来る途中で温度計が目に入りました。33度だって。

 

ほんとに梅雨が来る前に夏が来てしまった感さえしますね。今年はエルニーニョ現象の為に冷夏になるようなことが言われていたのに・・・。

 

汗をかいて痩せるチャンスですが、ビールの量も増えそうで、さてこれ以上ウエストがきつくならないように気を付けないといけませんね。Hooo・・・・。

 カテゴリ:日々のこと

夏到来?

日々暑さが増して来ています。冬休みに伸びた髭をそのままにしておりましたが、暑さでうっとおしくなって来ました。ここまできて剃るのもなんなので、髭初心者なりに考えまして、バリカンの刈り高を6ミリから3ミリに下げました。

 

かなりスッキリして、これなら夏を乗り切れるかな?と思っています。昨日BSNHKのスポーツニュースを見ていますと、小宮山さんの・・・(ロッテやメジャーでも活躍された投手で、NHKの解説者として毎晩出演していますが、)彼の髭が短くなっていました。私と同じような長さです。

 

全く同じタイミングでしたから、つい共感してしまいます。思うことは同じ、と言うことでしょうか?なぜか安心しました。つまらない事ですが・・・。

 カテゴリ:日々のこと

サプライズ

今日、旧友のM先生が訪ねて来てくれました。以前私の医院で勤務医として頑張ってくれた歯医者さんです。仕事の合間でしたから長話は出来ませんでしたが、今は院長先生として地域の人たちに慕われて活躍しているようです。

 

何年振りかわかりませんが、覚えてくれていてまた元気そうで嬉しかったですね。近所の会社に勤めている私の親友のG君はM先生と仲が良かったのでメールしたところ、来てくれましたが、惜しくも入れ違いになりました。残念!

 

小さかったお子さんはもう二十歳だとか、なかなか優秀なようです。しかしあのAちゃんがもう二十歳かぁ・・・。私も歳をとるはずだなぁ・・・。

 

時代は変わっていきますね。私は何も教えてあげられませんでしたが、M先生も立派になって、そしてもうすぐお子さんたちの時代に変わって行きます。良い人生を重ねて頂きたいものです。

 カテゴリ:日々のこと

トマス杯・2014・日本、歴史的な初優勝!

昨日の新聞で、日本が世界ランク1位の中国を破り初めて決勝へ進んだというニュースがスポーツ欄の片隅に載っていましたが、今朝のニュースでは、マレーシアを破り初優勝!とありました。

 

トマス杯はバドミントンの国別対抗戦で、テニスのデビスカップにあたる大会です。女子はユーバー杯があり、今回は残念ながら決勝で負けて2位でした。

 

最近のオリンピックで女子のダブルスが活躍して、話題になりましたが、私の学生時代には湯木さんという強い選手がいて(歌手の新沼さんと結婚されましたが)団体も個人も何度も世界チャンピォンになった種目です。

 

バドミントンは昔からインドネシアが圧倒的に強かったのですが、最近は中国が優勢になって来ていたようです。私はあまり詳しくないのですが、元々デンマーク、英国といった欧州の国とマレーシア、インドネシア他のアジア諸国が活躍していたようです。

 

高校時代に友人で元バドミントン部だった奴がいまして、遊びではよくやりました。すごく激しく、面白いスポーツだということを実感しました。

 

あの軽いシャトルを飛ばすには体を使ってフルショットを連続して打たなければなりません。またスマッシュ以外では初速は速くとも、落ち際ではふわーっと落ちてきます。

 

その為に、届かないか?と思うようなショットも一生懸命動くと取れたりします。おかげで前後左右、上下に激しく動き続けなくてはなりません。観ていても迫力満点の面白いスポーツです。

 

日本の女子は過去にユーバー杯、全英オープンなど数度とっていますが(これもすごい事なんだと思いますが)、男子は世界の強豪たちに阻まれ続けて来ました。この強豪国たちを破ってトマス杯を取ったことはもの凄い偉業なのではないでしょうか?

 

自称スポーツオタクの私もあまり知識はないのですが、恐らく日本男子バドミントン界の悲願のトマス杯制覇であり、歴史的快挙なのだろうと思います。本当におめでとう御座います!日本が世界の頂点に立ったことをもう少し大きく報道してほしかったなぁ・・・。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

村田選手の笑顔

昨日のボクシング、村田選手はいつものように笑顔でリングに向かいます。ファンの方々の声援に笑顔で応えながら歩いて行きます。

 

お客さんあってのプロスポーツです。彼はの人達への感謝をしっかりと表現しています。でもリングに上がるとボクサーの厳しい表情に変わります。

 

村田選手の圧勝でした。ネリオ選手はすぐに格の違いを感じたのではないでしょうか。今回は本来のストロングスタイルで圧倒しました。

 

村田選手の左ジャブですら、ネリオ選手のどのパンチより強そうに見えました。アマチュアで世界のトップと長年渡り合って来て、その頂点を極めたボクサーの力はすごいですね。

 

決めた右ストレートは肩が入りきっていなかったように見えましたが、それでもすごい破壊力です。相手はもう戦意を喪失しているのがわかりました。

 

ここまでは順調に試合をこなしてきました。また相手の格も上がってくるでしょうが、成長を続けて勝ち続けてもらいたいですね。この層の厚いミドル級でトップに立つのは本当に難しいことですが、彼ならやってくれる、と言う期待を持たせてくれる強いボクサーです。

 

関係ありませんが、コーナーで水を口に流し込む時に、上を向いて口を開けたところで奥歯が見えました。仕事柄、つい歯を見てしまいます。きれいな奥歯でした。前歯の歯並びもいいし、この噛み合わせの良さも強いパンチを生む力になっているのかも知れません。

 

このHPを管理してくれているUさんの母君が村田選手のファンなんだそうです。女性ファンも引きつける魅力あるボクサーに世界を駆け上って行ってもらいましょう!

 カテゴリ:スポーツの話

偉い人

仕事の関係で書留郵便を時々出します。だいたい私が郵便局へ行きます。先日郵便局の方に「先生が自分で出しに来るなんて、偉いですね。」とお褒めの言葉を頂いてしまいました。

 

そんなものかな?なんて思いましたが、褒められて悪い気は致しません。多分にやけてしまったのではないかな(笑)。

 

昔からうちの医院では歯医者は偉くありませんでしたから、郵便を出しに行くのも特になんとも思っておりませんでした。人手も少ないし、当然のことでしょう。

 

組織の中での「上司」と「部下」の関係であったり、「年長者」と「年少者」の関係などありますが、歯医者だから偉い、と言うことはありません。

 

どんな仕事も世の中の役に立つ、必要な(ま、たまにはそうでないこともありますか?)ものであるのだから、歯医者だからと言ってほかの方より偉い訳がないと思っています。

 

良い仕事をして良い歯医者になりたい、良い父親になりたい、良い人になりたい、とは思っています。それが私の人生の目標で、20代のころから思いは変わっていません。

 

まだまだ道は遠いようですが、たまに「いい歯医者さんです」とか言われますと、お世辞であっても嬉しくなりますね。また励みにもなります。

 

今日は私の友人のG君が勤める会社の株主総会があったようです。お疲れ様です!彼はその会社では、そこそこ偉い人なのですが、私たちと付き合うときはそういうところを見せません。

 

逆に偉ぶらないように努めてもいるところもあるかも知れませんね。こっちもあまり気にもしていないのだけど・・・。良い人です。あ、褒めてしまったなぁ・・・。ま、たまにはいいか。

 

 

 カテゴリ:日々のこと

木漏れ日の中

朝、亀戸駅までの桜並木の遊歩道を歩いて行きました。今のこの径は新緑の回廊です。柔らかい風に揺れる木漏れ日の中を歩くのはとても心が和らぎます。

 

英語では多分「Leafy glades」と言うのだと思っていました。「I wish you love」と言う歌がありまして、(大好きな歌ですが)その中で「 and in July, a lemonade to cool you in some leafy glade・・・」と言うフレーズがあります。

 

別れた恋人が幸せであってほしい・・、と言う想いを綴った歌です。元々はシャンソンでフランス語の歌詞は少し違うようですが、英語の歌詞が私たちに馴染んでしまっています。

 

和訳では「木陰で」・・とか、「緑の中で」とか・・・暑い夏の日にもレモネードで涼しく過ごしてくれたら・・・。とか訳詩されていますが、私は「木洩れ日の下で・・・」と言うことだと思い込んでいました。

 

10年アメリカに住んでいましたが、意味を勘違いして思い込んでいた単語がいっぱいあることをいまだに教えてもらっています。

 

チェックしてみたら、「leafy glade」は草の生い茂った空間」といった意味なんだそうです。へ~~~!そうだったんだ・・・!「木漏れ日」に合う単語は英語にはないらしいです。「sunlight filtering through trees」とか言わないといけないんだそうです。(ネットで見た限りでは)

 

まぁ歌の意味するところは大差ないですし、「木洩れ日の下で」のほうがいい感じに聴こえるからいいんじゃないかなぁ?などと思っています。言葉と言うものは完全に訳すことは不可能なんですね。

 

今日はそうして木洩れ日の下を歩いて駅に行き、久々に四谷のSDA教会へ行って来ました。心優しい人たちのいる空間にいると、木洩れ日の中にいるような心安らぐ心地よい時間の流れを感じました。皆さんの幸せを、私のような人間のことさえも祈ってくれているのですから。

 

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと

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