5月21日(水)は14時で診療を終わらせて頂きます。宜しくお願い致します。
Author Archives: 新原満
スマホデビュー
連休が終わり、まだ気が戻りきっていない感じですが、いつのまにかそんなことも感じず普段の生活に戻って行くのでしょう。
世界卓球の女子準決勝では涙を流してしまいました。観た人少ないだろうなぁ。御茶ノ水ナルでは、大坂さんのドラムに何度も叫んでしまいました。荻原君のギターも相変わらずかっこよかったです。
そして私はついにスマートフォンに変えました。自分自身がガラパゴス人みたいなもんだから、必要ないと思っていました。
ところが、私が使っていたアプリがいくつか終了したり、使える機能が削減されたりしています。(ゴルフのトーナメント速報とか、その程度のものですが)
やはりガラ携を使う人が圧倒的に減っているのでしょうね。携帯の電池がそろそろ怪しくなってきていて、どうしようか思案しましたが。いまや、友人もみなスマホに変わっていることもあり、スマホデビューです。
電話の受け方がわかるまで暫くかかりました。マナーモードにする方法さえわかりません。息子に笑われながら、試行錯誤が続いています。変に触ると画面が変わっちゃうし・・・。
今はマニュアルも簡単なものしか付いてこない時代なんですね。いやいや・・・。連休中に少し練習をなどと思っていましたが、なにかと忙しくあまり進歩しておりません。
PCさえろくに使えないのですから、時間がかかりそうです。どうせもともとたいして使っていなかったから、問題はないのですが、元理系の人間としては情けない限りであります。
C.A.レディースゴルフトーナメント2014
連休初日ですね。ゴルフの試合を観に行って来ました。サイバー・エージェント・レディースat鶴舞カントリー倶楽部です。
七高グリーン会の古参メンバーのK君のホームコースでありまして、何度かプレーさせて頂いたことがあります。
名門コースですが、プレーしているときは必死にゴルフしていますからあまり解らなかったのですが、ロープの外からプロゴルファーの素晴らしいプレーを俯瞰して観て、このコースの素晴らしさを再確認しました。
名匠井上誠一の設計によるゴルフコース、西、東の二つのコースがあります。メンバーのK君によると、西のほうがいいんだけど、川がらみのホールの橋の強度不足で大勢のギャラリーが渡るには危険があり、東コースでしかプロの試合が出来ないんだよ、と言うことでした。
その3ホール程をギャラリー観戦禁止区域にして、西コースでのトーナメントを実現しました。ギャラリーが入れないホールがあるなんてマスターズみたいですね。
自分がやっているときはブラインドのホールがいやだなぁ、とか思っていましたが、こんなに美しく、厳しいコースだったんだなぁ、そしてやりがいのあるチャレンジングなコースだなぁ、と改めて感じました。
おまけに私たちがプレーするときよりもはるかに速いグリーンでした。触っただけのように見えるパットがコロコロといつまでも止まらない。それをしっかり寄せるプロたち。すごいです。
自分がプレーした時を思い出しながら、まずは今話題のアマチュア、勝みなみ選手の組について数ホール歩きました。
同伴は最近G君がにわかファンになっている原江里菜選手、そして小楠選手です。3人とも今大会は決して好調ではなく、予選通過が危ぶまれる位置でしたが、インスタートにしては大勢のギャラリーを引き連れていたのは勝さんと原さんの人気からかな?
そのあと上田桃子プロ、鬼沢プロ、シン・ジェプロの組について行きました。上田さんは故障に悩まされアメリカのツアーから戻って来ました。シン・ジェも一時の絶対的な強さから不本意なシーズンを送っていましたが、復調気配を見せています。今シーズンは日本ツアーを主戦場にするようですが、今日は圧倒的な強さを見せ、上位争いに食い込んで来ました。
上田さんはなんとか予選を通過できそうです。相変わらずの美しいフォームですがスコアは伸びませんでした。みんなこんなに上手なのに・・・、私ごときには何がいけないのか計り知れません。
つまらないことなのですが、原さんが靴紐を結びなおすのにしゃがみもせずに、膝も曲げず手をおろし、紐を結んでいたのに驚きました。私の硬い身体では考えられないことなもんですから・・・。
私の予定では最後にトップ争いをしているアマチュアの堀さん、森田さんの最終組前後について何ホールか観るはずだったのですが、アップダウンのきつい鶴舞に負けて古傷のある右膝の痛みが強くなってきてくじけました。
こんなにきついコースだったかなぁ・・・?考えてみたら、ここでは乗用カートに乗ってのゴルフでした。歩いて回るのはきつい筈です。
帰宅してテレビで結果を観ました。なんとアマチュアが3人トップ10に残っています。高校1年生で優勝してしまった勝さんは残念ながら今回は予選落ちしましたが、彼女に触発された若い選手が頑張っています。
この数年で女子プロゴルフ界は大きく変わるかもしれませんね。最終日が楽しみです。
アメリカでも松山選手が上位で予選通過しています。今田隆二選手も下部ツアーの試合で上位に食い込んでいます。この二人も今週は楽しみです。今はネットでウエブ・ドット・コム・ツアーの結果を見れるんですから、いやはや、すごい世の中になったもんだなぁ・・・。昔のことを知らない人たちにはこの感覚はわからないでしょうけど・・・。
歯肉炎
歯周病の第一段階です。多くの人が軽度の歯肉炎になっています。
歯肉炎はブラッシング不足で歯肉縁上にプラーク(歯垢)や歯石がたまり、それらが歯肉を刺激することで死肉に炎症が起き、赤くなり、ややブヨブヨ感が出て来て出血しやすくなります。
悪化すると、触ってもいないのに歯ぐきから血が出ていたりすることがあります。炎症によって敏感になった歯ぐきは触ると痛むし、出血しやすいので多くの患者さんは歯磨きの時間が短くなります。
悪循環です。自分にはわからなくても口臭が強くなっていることもあります。
基本的にこの炎症はプラークの中のばい菌(口腔内にはバクテリアがいっぱいいます)による刺激で起きます。その原因を取り除くことで良くなります。
歯ぐきからの出血を嫌がって磨く時間が減れば、悪化することはあっても良化することはありません。
また歯石は歯磨きでは取れませんから、歯医者に任せなければいけません。ほおっておけば、いずれ歯ぐきの中にある歯槽骨が解け始めて、重度の歯周炎へとつながっていきます。
歯を支える骨が吸収すると、歯がグラついてきます。末期症状ですね。
よく広告で漢方薬だったり生薬で歯周病、口臭を治せるように宣伝しているのを見ます。あまり期待してはいけません。(大きな声では言えませんが)
歯肉炎の時点でしっかりと治療を受け、定期的にクリーニングをしてもらうことを続けることで歯周病の脅威から離れることが出来ます。
世界卓球選手権
今、日本で世界卓球選手権(団体戦)が開かれています。私は中学、高校と卓球部だったので(3回戦ボーイと呼ばれていまして弱かったです)懐かしく感じながらテレビで観ています。
やはり男子の試合はすごい迫力です。一度皆さんにも観て頂ければ、楽しめると思います。
私の子供の頃は卓球はすごい人気のある競技だったんですが、急激にマイナースポーツになってしまいまして、私の高校時代は卓球の暗黒時代でした。福原愛さんのおかげで、またテレビ中継をしてもらえるようになりました。
日本の選手たちも強くなり、いい試合を見せてくれます。この連休中に一度、代々木第1体育館に行ってみたいと思っています。
私が高校生のときですが、卓球協会の偉い人が愛知県の人だったからなのか、暫く日本選手権は愛知で行われていました。
なぜか一度だけ久々に東京に戻り、台東体育館でやった年がありました。授業を終えて、我ら墨田川高校卓球部員たちは即行でバス(だったか、都電だったか)に乗り隅田川を渡って浅草へ!
体育館の入り口で切符を買おうとしたら、切符売り場に誰もいません。中を覗いて声をかけると、一人走って来ました。「君たち、いいから入りなさい!」
もう決勝戦が始まっていました。元世界チャンピォン同士、長谷川選手対伊藤選手の素晴らしい試合に、切符売場の人達も自分の仕事を放り出して観ていたんですね。
愛知県体育館でやっていたときは空席が目立ちましたが、久々の東京開催でもあり、凄い組み合わせになったこともあり、超満員でした。
40数年前のことですが、あの熱気に包まれた台東体育館での日本卓球選手権男子個人戦決勝の様子が昨日のことのように思い出されます。古き良き時代でした。
田辺商店ライブat浅草SMILE、2014/4/26
ギターの田辺充邦君と奥様のチェリスト平山織絵さんのユニット、「田辺商店」のライブを聴きに、浅草スマイルにお邪魔しました。
ROXのビルの斜め向かいの6階にあるこのジャズバーは、ドラマーの井川さんと奥様(ヴォーカリストだそうです)のお店なんだそうです。窓からスカイツリーがよく見えて以外な隠れ家を見つけた感じです。
共演はピアノの田中菜緒子さん、トランペットの高澤綾さん、そしてヴォーカルの中溝ひろみさんでした。
かなり前ですが、銀座スィングへあるヴォーカルのライブに行きました。後ろでギターを弾いていた田辺君のフレーズが気に入って、それから彼のライブをよく聴きに行きます。
話をしたら、彼は深川4中出身だそうで、ご近所だったこともあり、親近感が湧いて、追っかけるようになってしまいました。彼の「奥様は魔女のテーマ」のアドリブは抜群にかっこいいです。
素敵な、奥様で素晴らしいチェリストの織絵さん、可愛い娘さんのハロちゃんと田辺君、のご家族の大ファンです。
高澤さんは私がよく行くライブハウスのスケジュールによく入っていて、一度聴いてみたいと思っていました。とてもいいフィーリングのアドリブを聴かせてくれましたね。どんどん人気が出て来ているようです。
田中菜緒子さんは、御茶ノ水ナルや小岩コチで何度か聴いたことがあります。もうナルではレギュラーのように毎月出演しています。今日も美しい音色でしっかりとしたテクニック(ある人がそう言っていました。)を見せてくれました。
中溝さんは、PACOとか、錦糸町アーリーバードで何度か聴いています。とても美しいシルキーヴォイスでしっかりと歌ってくれます。こんなに上手いのに、まだ老舗のスケジュールに彼女の名前を見た記憶がありません。
先日、平河町のPACOで聴いた、河波浩平君もしかり、私の大好きな出口優日ちゃんとか、もっとみんなに聴いてほしい素晴らしいヴォーカリストがいます。
メジャーな人でも大したことないと思う歌手もいますが(失礼!)こういう上手なヴォーカルの人達がもっと評価を得てもいいと思っています。なかなかお客さんを集められないと有名な箱には出れないのかなぁ。
2014年4月28日 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話
長谷川・山中W世界タイトルマッチ2014/4/23
今日は録画予約を忘れてしまい、大急ぎで帰りましたが、長谷川戦は終わっていました。帰りの電車の中で携帯のニュースでTKO負けを知りました。
かつてバンタム級を10回防衛した彼のキャリアはここで終わってしまうのでしょうか。
タイトルを失ったあとの3年の間の彼の試合を2度ほど見ましたが、全盛期の長谷川選手の軽やかなフットワーク、ダッキング、正確なカウンターは見られませんでした(私の個人的な感想ですが)。
このタイトルマッチが決まっても私は不安を感じていましたが、残念ながら私の不安は的中してしまったようです。
相手も強いチャンピオンでしたが、全盛期の長谷川選手なら・・・。これほどの強いボクサーでありながら3年間かかってやっと世界戦が実現したのですが、やはり彼のピークは過ぎてしまっていたように感じます。
力のあるジムであればもっと簡単にチャンスを貰えたんだろうなぁ・・・。そんなことを言っても始まりませんが、もう少し早く試合を組めていたら・・・。彼はやり切った表情にも見えましたが、ファンにとっては残念でなりません。
山中選手は強かったですね。ワンーツーだけでここまでの強さを見せる選手はどこにもいません。
ただ相手は勇敢でタフで根性がありました。他のコンテンダーなら3回くらいKOされていただろう、と思うような強いパンチを受けながら決して下がらずワイルドな危険なパンチを振り回しました。
山中選手もいいパンチを食らっても立ち上がる姿に「まいったなぁ・・」と言った表情を隠しませんでした。
終盤にはまともに挑戦者のワイルドなフックを貰いましたが、そのころには挑戦者は山中選手のパンチのダメージでパンチに力がなく、救われました。
耐えて耐え続けた挑戦者でしたが、最後には一番苦しいボディーへのパンチで崩れ落ちました。左ストレートでのリバーブローなんて山中選手ならではのKOパンチでした。あれは苦しいだろうなぁ。
山中選手にはもっともっと強くなって世界の舞台で活躍してくれることを期待します。出来れば最後のインタヴューで相手の健闘を称える言葉もほしかったですが、それも次回の修正点として期待したいですね。
圧倒的な強さを誇った長谷川穂積選手が敗れ、山中選手が強さを見せつけました。先日のパッキャオは勝ったものの。彼のトレードマークの鋭い踏み込みからの右は見られませんでした。
時代が少しずつ変わっていくことが感じられます。時は必ず過ぎて行きますね。
2014年4月23日 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと
4月28日(月)は、18時で診療を終わらせて頂きます。
4月28日(月)は所要により、18 時で診療を終わらせて頂きます。
2014年4月22日 カテゴリ:お知らせ
部分入れ歯
昔から人々は入れ歯で苦労して来ました。最近、タイムスクープハンターと言うNHKの番組(好きな番組です)江戸時代の入れ歯の話をやっていました。入れ歯師という人たちが日本中を回って患者さんたちを助けていたとか・・・。
大学時代、教科書で昔の入れ歯の写真とか見ました。世界中でいろんな入れ歯を作っていました。よくこんな入れ歯で食事していたもんだなぁ・・・、と驚かされたものです。昔からみんな歯の悩みに苦しんでいたのですね。でも、もしかしたら現代の下手な歯医者より良かったりしたら困りますね。
部分入れ歯は、多くのケースで、よいデザインをしてよい材料で作るとかなり良く機能します。クラスプと言う金具を残存歯に掛けて義歯を支え、固定します。どの歯のどの部位にどの程度の力を負担させるか・・・、欠損部の義歯床をどれだけぴったりと顎堤(歯ぐき)に密着させられるか・・・、どれだけ安定(動かないように)できるか?等々、良い義歯にするための関門があります。
残念ながら保険診療の範囲には最高の義歯は含まれていません。保険の範囲で可能な義歯と自費の金属床義歯では、材料も違うし、作り方そのものが違います。
クラウン、ブリッジ等は材料の違いはあっても、自費、保険診療とも作り方は基本的に同じです。(最近はジルコニア等、CADを使って作成するものも出てきましたが)
見栄えを除けば治療後の機能はさほど差はありません。もちろん精密度には大きな差がありますから、予後には差がつきますが、使用感、患者さんにわかる感覚的な違いは殆どありません。
義歯に関しては、保険の範囲で出来る義歯とそうでない自費の義歯には大きな違いがあります。
米国には日本のような社会保険制度はありません。医師、歯科医師が治療として正しい、かつ患者さんにとってベストであろう治療法を選択し、行います。
アメリカでは、抜歯後の歯ぐきが治癒、安定するまでの間の暫定期間に使う仮の義歯としてのみ使う義歯があります。数か月後には歯ぐきの良化を確認して最終的な義歯を作成します。
残念ながら、日本の保険制度では他の先進国で暫定義歯として使う義歯が最終補綴物として治療に使われます。もう少しよい作りの義歯もありますが、金属床義歯とは比較になりません。歯科ではすべての良い治療が保険でカバーされてはいません。
クラウン、ブリッジと違い、安定度、使用感、咬合力に大きな差があります。良いデザインで安定した部分入れ歯は噛む機能にも優れ、また残存歯にかかる負担も和らげ、残った歯を長持ちさせることが可能です。
噛むたびに微妙に動く義歯の金具は、そのたびに掛けている歯を揺らし負担をかけるのです。
両方の義歯を経験された患者さんには大きな違いがすぐに実感されます。保険の部分入れ歯を使っていた患者さんが金属床の義歯を使うようになると、(よく噛めると言えど、残存歯に多少の負担はかかかります。)あまり固いものを噛み過ぎないように指導しなければいけません。
残念ながら自費の治療になりますから、欠損歯の数や場所により20~40万円の予算がかかります。しかし、インプラント1本分の費用で5~6本、あるいはもっと多くの欠損をカバーできることを思えばかなり経済的だし、安全でもあるのではないでしょうか?
まずは、そうならなくてすむように、良く自己管理をすることからですけれど・・・。頑張ってください!
2014年4月21日 カテゴリ:歯の話
Masters
美しい美しいマスターズが終わりました。パーマー、ニクラウス、プレイヤーのビッグ3によるオナラリー・スタートで始まり、バッバの号泣で幕を閉じました。
私が小学生だった時にテレビで「ビッグ3ゴルフ」と言う番組がありまして、あの伝説的ゴルファーたちの全盛期のゴルフを見ました。その三人のスイングは昔と変わらぬ個性で感動させられました。
当時(昭和30年代)、ゴルフは庶民のスポーツではなかったですから、自分たちがプレー出来るとは思っていませんでしたが、子供たち(私たち)は教室の後ろで箒をクラブにして紙を丸めた球を打って真似をして遊んでいました。堀切小学校ではゴルフブームでした。
19歳の時にアメリカに渡りましたが、なんと映画を観に行くより安くゴルフをプレー出来た事には驚きました。(一番安かったのは1ラウンド3ドル50セントだったです。デニーズでコーヒー一杯25セントでした。)
これじゃぁアメリカ人には勝てる訳ないなぁ・・・、と思ったものです。誰でも出来る値段ですから、層は厚くなります。みんなスニーカーを履いてプレーしていました。一時は私も毎週のようにプレーしていましたが・・・、上手くなんなかったなぁ。
バッバはジョージア大学で今田選手とチームメイトだったんですよね。その頃は今田選手はアメリカのジュニアランキングでタイガーウッズに次いで全米2位にもなったような有名選手だったんですが、ワトソンは殆どチーム戦には出して貰えない選手だったと聞いています。
今はかなり立場が変わりました。今田選手は下部ツアーで苦戦しています。2年前に前半好調で期待されていたのですが、肋骨にひびが入ってしまい、痛みで思うようなプレーが出来なくなりました。なんとかまた復活してくれることを祈っています。
マスターズを観ていていろいろな事を感じました。みなさんも同様でしょうか?話したいことがいっぱいですよね。
グリーン周りのパトロンたち、みんな(老いも若きも)短パンにポロシャツですね。南部のオーガスタ・ジョージアはもう暑いんですんね。日本では年配の方は(わたしもそう言われる歳になりました)ここまでカジュアルな服装はなかなか出来ないようです。ちょっと弾けて楽な装いもよいのではないでしょうか?
マスターたちはカップインした後、なるべくカップから離れたところを踏んでボールを取り、(みんなではないけれど)時には自分の足跡をパターでトントンと叩きスパイクマークを消します。
こういうところはゴルフを始めた方々には参考にして貰いたいものです。芝生を大切にして、次に来るプレーヤーに迷惑を掛けないようにしたいですね。ボールマークがたくさん残っているグリーンを見ると悲しくなります。
患者さんのHさんに(奥様とイギリス旅行に行った時のお土産の)セント・アンドリュースのグリーンフォークを頂きました。私は殆どパーオンすることがありませんんから自分のボールマークは出来ないのですが、他の方の作ったマークを直すのに、そのフォークが大活躍しています。
バッバ・ワトソンがスピーチをしたときに後ろに元国務長官のライス女史の姿が見えました。彼女はゴルフ大好きなんだそうですね。昔ゲイリー・プレイヤーが現役だったころ、このコースは黒人は足を踏み入れられなかったのです。(使用人はいたのでしょうが)
G・プレイヤーの母国、南アフリカはこの頃からアパルトヘイト政策が世界の非難を受けるようになってきた頃です。アメリカでも公民権運動で国が揺れた時代ですね。「グレート・マンデラ」と言う歌を意味も知らずに聞いていました。
そう言う時代にG・プレイヤーは敢て黒人のキャディーを連れてプレーしたのですが、(今でもそういうコースはあります。プライベートのメンバーズクラブですから選択の自由があります。名門サイプレスポイントはその為にペブルビーチ・プロアマから離れました。)今は黒人の、それも女性が表彰式のゲストに招待されるようになったのですね。
短い間のように思えますが、大きく時は流れているのですね。小学生だった私が還暦を迎えるまでの間にどれだけ時代が変わったのでしょうか。あっと言う間に時は流れていきます。
2014年4月14日 カテゴリ:スポーツの話