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Author Archives: 新原満

古典と近代(放送大学の講義から)2018

車を運転しているときは大体音楽を聴いていますが、時々FMに切り替えてみます。放送大学に合わせてあります。ちょっと聞いてみて面白そうだとそのままラヂオを聞きながら運転します。

 

先日もそのようにしてちょっとFMに切り替えてみました。「日本文学における古典と近代」という授業でした。聞いていたらなんか興味深く、そのまま聞き続けました。

 

丁度第一回目の講義だったようで、序論から始まりました。そして「文学史の不思議」について講義が始まります。

 

「文学史の不思議の第一は、ある人物が生きているのと同時代に書かれた作品だけが、その時代の文学状況、ひいては文化状況を代表するのではない、ということである・・・」と述べて行きます。

 

「たとえば、2010年代の文学史を・・・(中略)・・・記述するとすれば、現存する文学者たちの『新作』を紹介することになる。」

 

「けれども、2010年代で最も広く、あるいは深く読まれている作品としては、明治時代の夏目漱石や森鴎外であったり、大正時代の芥川龍之介や白樺派であったり、昭和時代の太宰治や三島由紀夫であるかもしれない。・・・・」

 

「『文学史年表』に一回きりの記載をされるが、その後、「毎年、新たな読者を獲得し、場合によっては・・・・新作よりも大きな影響を現代日本におよぼしていることもあるだろう。それらは『近代の古典』と呼ばれて、今の時代を生き続ける」

 

なるほどなるほど・・・・・。そうだよなぁ・・・・、なかなか面白い講義ではないですか・・・。運転しながら聞き続けます。

 

「文学史の不思議さのもう一つに、後の時代の作品が、古い時代の作品に影響を与えるということがある。・・・・・・常識では、古い時代の作品が、新しい時代の作品に影響を与えるのであって、その逆は、まずありえない。ところが文学の世界では、このような逆転現象が、往々にして起こりうる。・・・」

 

ふぅ~ん・・、そうなんだ・・・、例として「徒然草」が取り上げられます。

 

「『徒然草』は兼好という文学者に」よって、十四世紀前半に成立したと考えられる。・・・・・ところが、『徒然草』という作品は、書かれてから百年間、忘却されていた。つまり、実質的には、だれの目も惹かなかった。」

 

「正徹という歌人が記した歌論書『正徹物語』(1448年頃)で、・・・・・その素晴らしさが認定された。文学史年表この年を『正徹物語』の成立した年としてのみ記載するが、『徒然草』が明確に認識された年としては記載しない。そこまでの記述は、年表には書ききれない。」

 

「やがて、『徒然草』は、応仁の乱を背景として、「無常観」の文学として、連歌師たちによって読まれた。・・・・・江戸時代に入る前後で、教訓書として読まれ。それに基づく新しい作品が続々と書かれた。」こうなると、『徒然草』の本質は、「人生教訓」や「政治教訓」、あるいは「日常教訓」などに変化する。

 

へぇ~、そうだったんだね・・・。

 

「古典は、古典なるがゆえに、多くの読者から読まれる。読者たちは今を生きる自分たちに最も必要とされる主題を、古典の中から探し求め、それを見出す。時代背景や価値観の変遷によって、古典文学の主題自体が、変容してゆくことになる。」

 

そうかぁ・・・読む人、その時代、によって解釈にも差が出て来るし、主題自体も違う部分をとらえることがあるんだね・・・。作った人の本意とは違っても、読む人には大きな影響を与えるとらえ方が出来る事もあるわけだ・・・。ふぅ~ん・・・。

 

『徒然草』は、その作品を深く読んだ後世の読者に影響を与えるが、影響を与えた側の古典自体が、刻々と相貌を変えてゆくのである。さらに具体例を挙げてみよう。」

 

と、『源氏物語』、『伊勢物語』などが例に出されます。その後も「引用した作品が原典を凌駕する」、とか「遅れて来た古典」とか、興味深い講義が続きました。文系の人はきっと大学でこういう講義聞いてて知ってる事なんだろうな。 

 

ずっと理系でしたから、(おまけに日本で大学行かなかったし)あまり文学には造詣が深くもないわたくしです。古くから言われてきているのかも知れない事でも、私には全く新しい知識として入ります。「うん、なるほどなるほど・・・・・。」と聞いているうちに、思考が違う方向に漂って行きました。

 

これって音楽にも当てはまることがあるかも知れんなぁ・・・、芸術に、またいろんなことに共通しているかも知れないかもな・・・、と考えが巡りました。

 

また、文学にしても音楽にしても、はたまた物理数学の論文にしても、毎年数知れぬ新作、文献が出て来ます。その中で、ずっと読み継がれ、或は聴き継がれ、引用され続けるものはほんの一握りの作品でしかありません。

 

あとになってその発掘されたり、のちの研究によって貢献度がたかまったり、似通った事象はいくらでもあるかも知れませんね。

 

逆に、発表された時には一世を風靡したものの中でも、その一瞬輝いたものの、全く後には残らず忘れ去られて行くものがどれだけ多いのだろうか?

 

その中でずっと残って行くクラッシック音楽やジャズ、ロックミュージック、ブルース、ビートルズやユーミンはもう既に近代の古典と言ってもいいのでしょうか?サリンジャーやスタインベックなども『近代の古典』作家と言えるのでしょうね。ハルキストにとっては村上春樹さんも間違いなくそのような作家なんだろうな、私には解りませんが・・・。

 

殆どの新作が陽に当たることもなく消えて行くのでしょうが、例えば物理学で言えば、それこそ失敗に次ぐ失敗を重ね、それを糧にして真理に近づいて行くものです。きっとすべての作品になんらかの意味があるのかも知れませんね。

 

音楽の世界でも毎年数知れぬオリジナル曲が創られ演奏されるけど、殆どの作品は多くの人に聴かれる事なく消えて行くんでしょうね。私も正直オリジナルばかりだとちょっと聴いてて辛い時があります。でもその曲たちにも作られた意味があるのでしょうね。

 

私の思考は流れ流れて、昔長女が中学生の時に(将来の就職に関してのアンケートだったか?)親の意見を書いて提出するものがあって、「お父さん、これ書いて。」と言われて協力したことが思い出されました。

 

「世の中にはいろいろな職業がありますが、どんな職業にも役割と言うものがあり、全ての役割には必要性がきっとあってそこにあるのだと思います(ま、ちょっと異論もあるかと思いますが、それは置いといて・・・)。「職業に貴賎なし」と言います。ですから皆さんがどんな職業についたとしても、私はそれを大事に全うしてほしいと思います。」

 

そんな事を書いたなぁ・・・、なんて思い出しちゃった。ちょっと思考が飛び過ぎだね(笑)・・・。

 

 島内裕子(放送大学教授)著「日本文学における古典と近代」

 

 

放送大学の講義に関してはこの本から引用させて頂きました。

 

あんなに勉強嫌いだったわたくしですが、受験や通信簿と関係なくなり、歳も重ね、なんのプレッシャーもなく聞いていると、熱心に聞き入ってしまうという、「文学史の不思議」に聞き入る「人間の不思議」でした(笑)。

 

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暑気払い下見?

某日、浅草橋の洋食屋「大吉」さんにお邪魔しました。久しぶりだぁ!

 

 

やっぱり揚げ物は美味いなぁ・・(笑)。

 

 

あっという間にビールから菊正宗の300CC瓶に変わっていました。なぜかOくんがコロッケを指さしています。経緯はすっかり忘れました(笑)。

 

 

この日もいそいそと料理を切り分けるGくん。

 

 

さてHさんは誰を眺めているのでしょうか・・・?

 

 

ここの看板娘!ちょっとペース速くないですか?と言われてしまいましたが・・・(笑)。飲み食いもせっかちになる老人4人(笑)。

 

私にはこれの方が・・・(笑)。メンチです。

 

 

 

アップはやめてと言われると、撮りたくなるじゃぁないですか・・・(笑)。

 

 

今年もここで七G会の暑気払いをすることになりました。Gくんが予約係。今日はその下見として・・・・、とは全く関係ないただの飲み会でした(笑)。

 

 

さぁ、締めのピザとナポリタン!またG君が切り分けてくれます。好きなものがいっぱい来て大喜びのOくんでした。

 

 

あっと言う間に2時間経過、菊正宗も2本終了!何故かGくんが「締めはこれだよ!」とスパークリングワインを頼みました。

 

 

なんと下戸のHさんが一口・・・、帰り大丈夫かなぁ・・・?身体に似合わぬ酒の弱さで知られているHさんが飲むのは滅多にない事です。気持ちよくなっちゃったかな(笑)?

 

普段家ではあまり食べさせてもらえないカロリーたっぷりのメニューを満喫!たまには許して頂きましょう。これを続ければメタボ間違いなし!(もう時すでに遅し・・・ですが)でも美味かったなぁ・・・(笑)。

 

コロッケ、メンチ、ハムカツ、オムレツ、マカロニサラダ!昔ながらのナポリタン!私たちにとっては、どんなグルメにも勝る日本の洋食です。三つ子の魂百まで・・・と言う事ですな(笑)。

 

腹も心も満足して店を出るとまだ8時を回ったあたりです。明日は土曜日だし・・・、御茶ノ水に行けば30分くらいは聴けるかな?皆と分かれて一人御茶ノ水駅まで総武線で二駅の旅に出ました。

 

 

豪華メンバーのセッションです。

 

 

花金のナルはほぼ満員!もうかなり盛り上がっている模様。この夜は2セットのステージ、1セット目は8:45終了予定、ほぼ半分終わった所です。

 

ドラムの大坂さんが燃えています!私もハナから声を出し始めてしまいます。栗林さんも相変わらずの熱いアドリブ!ベテランの峰さんと最近アメリカから帰国して直ぐに引っ張りだことなっている曽根くんのフロントも素晴らしい音で応えます。塩田さんも笑顔で声を出しながら熱いバッキング!

 

大坂さんの熱さにフロントの二人が微笑みあって後ろを向いて何か話していましたね。「おいおい、今日は熱いねぇ・・・」みたいな感じです(笑)。確かに「叩きすぎ」と言われるかもしれない(笑)。でも熱いです。若い人がやり過ぎたら怒られちゃうかも知れないけど・・・(笑)。

 

白熱のファーストセットも終わり、席を立ってレジに向かいます。横に来た大坂さんがお客さんと話してました。「ちょっとやりすぎでしたね。」と苦笑まじり(笑)。でも爽快な笑顔に満足感も見えます。まぁ、たまにはこういうのもいいではないですか(笑)。ベテランの気合の入った演奏は店内の温度をあげました。

 

懐かしい味と、熱い音、旧友との会話、暖かい空間で身も心も癒した6月初日の金曜日の夜でした。もう6月かぁ・・・、時間たつの速いねぇ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トマス杯、ユーバー杯・2018・5月

タイ王国の首都バンコクで第30回トマス杯、第27回ユーバー杯が行われました。日本女子チームはなんと37年ぶりにユーバー杯を奪取、男子も決勝に進み惜しくも前々回以来の2回目の優勝、そして男女アベック優勝はなりませんでしたが、堂々の2位という好成績を収めました。

 

トマス杯、日本の準決勝の相手は前回優勝、シングルス世界ランク一位のアクセルセン選手を擁するデンマークでした。

 

その準決勝を見ようとテレビをつけましたが、やっているのは女子(ユーバー杯)準決勝の中国対タイ王国の試合です。大接戦で最終シングルスまでもつれ込み、時間も押して男子準決勝の開始予定になっても終わっていなかったのです。

 

 

最終シングルスもフルセット、試合は進みます。優勝候補の一角である中国を相手に地元の大声援を味方につけたタイ選手の踏ん張りで、マッチポイント!

 

 そして・・・、6時間を超えた死闘も終わりました。

 

 

ユーバー杯3連覇中だった中国チーム、準決勝敗退!

 

 

大喜びのタイ王国チーム。

 

 

 

勝者のはじける笑顔・・・、そして仏教国のタイ人らしい丁寧なお辞儀・・・。

 

 

もう超満員の観客席もコート上も大興奮状態、優勝したかのような喜びぶりでした。中国チームはよもやの敗戦が信じられないようなうつろな表情です。勝負の世界は厳しいなぁ・・・。

 

 

なにはともあれタイ女子チームにおめでとうですね。

 

 

予定の時間からかなり遅れましたがトマス杯準決勝は桃田選手とデンマークの世界ランク一位のエース、アクセルセン選手のシングルスから始まりました。

 

 

 

桃田選手のヘアピンなどのネットプレーが冴えわたりました。1セット目を21-17で先取すると、2セット目は21-9と圧倒しての快勝です。

 

  

 

雄たけびを上げる桃田選手。そして日本チーム。

 

  

 

その後ダブルスは二つとも落としましたが西本選手、常山選手がシングルスを取り、2大会ぶりの決勝進出を決めました。

 

  最終ゲーム最終セット、日本のマッチポイント!

 

勝った!

 

  

 

ヨルゲンセン先取も死力を尽くしました。この表情です。

 

 

勝った常山選手が相手を称えます。

 

 

さぁ、決勝の相手は中国です。

 

 

 

その前にユーバー杯決勝、日本対タイ王国戦が26日(土)に行われました。中国との大熱戦を制して決勝に上がって来たタイでしたが、その反動もあったかも知れませんが、実力で上回る日本チームが3-0で圧倒しました。

 

 

日本女子が世界を制したのは37年ぶりなんだそうです。中国が準決勝で敗退してくれたことで日本に有利な決勝となったことは否めませんが、バドミントン界の強化が実を結び、前回オリンピックでもメダルを2個獲得、このユーバー杯では中国を押さえて第一シードだったのですから順当勝ちと言ってもいいでしょう。

 

 奥原選手と・・・、

 

 山口選手のダブルエース、

 

 日本女子チーム、おめでとう!

 

そして大会最終日の27日(日)、いよいよトマス杯決勝です。

 

インドネシアに次ぐバドミントン最強国の中国の一番手はリオ五輪の金メダリストだそうです。しかし桃田選手が2-0で下す金星スタートでしたが、さすがに2大会前のようには行きませんでした。その後2試合連続で落として第2ダブルスの試合はフルセットにもつれ込みました。

 

 

そして最終セット終盤は手に汗を握る接戦です。日本選手団の応援も最高潮!

 

 

なんと急増ペアはマッチポイントを握りました!

 

 

しかし王者中国は粘ってジュースに持ち込みます。

 

  

 

そして・・・、

 

 

大熱戦を制したのはやはり実力で上回る中国チームでした。しかし王者中国がこれほどの喜びようです。女子がユーバー杯準決勝で敗れた中国はこのトマスカップまで失う訳には行きません。

 

 

負けちゃったら国に帰れない?くらいの気持ちだったかも知れないね。

 

 応援団も大興奮状態でした。

 

 

いやぁ、盛り上がったなぁ・・・。3-1で中国に敗れましたが、桃田選手は予選リーグ、決勝トーナメントを通じて全勝の大活躍でした。

 

 

4年前のトマス杯でも最年少の選手として活躍して歴史的なトマスカップ初優勝に貢献した彼ですが、その後違法カジノの問題で最悪の場合永久追放・・・、まで行く可能性もありましたが、日本のバドミントン協会は若さゆえに過ちを犯した桃田選手を守りました。

 

当時は彼なりにこのバドミントンと言う素晴らしいスポーツを日本でもをメジャーなスポーツにしたいとの思いもあったからだと思いますが、やや突っ張った印象もあった桃田選手は、あの事件の後の長い謹慎期間を経て、人間的にもかなり成長したように見受けます。バドミントン協会の恩情に応えて素晴らしい選手となって戻って来ました。

 

 

最近問題になっている違うスポーツの某大学の指導陣とは違い、このスポーツの指導者たちは若い才能を守りました。そしてその才能は大きく成長したなぁ・・・。東京オリンピックでは彼の活躍が見られることを大きく期待しています。

 

 

男女共に若い選手の育成が順調に行っているように感じます。もちろん他の強豪国ももっともっと強化してくるであろう今後のバドミントン界、日本チームから目が離せません。

 

 日本男子チーム、おめでとう!

 

スポーツ新聞には小さく載っていました。弱い野球やサッカーと違い、世界で戦えるバドミントンチーム、世界中で人気スポーツでもあるバドミントンの世界国別(団体)選手権、もう少し報道してくれてもいいのにねぇ・・・。

 

それにしても・・・、

 

 

タイの女性は・・・、いや、彼女たちを含め、アジアの女性は美しいですなぁ・・・(笑)。

 カテゴリ:スポーツの話

松山選手、復調近し?

日本時間昨夜から行われているUSPGAツァーのメモリアルトーナメントで松山選手は一位タイで1ラウンド目を終えました。イーグル取り、7アンダーの好発進。

 

 

左手の痛みで出遅れていた今年のシーズンでしたが、復調間近、でしょうか?期待ですね。

 

松山選手以外にも3人の日本選手が出場していますが、残念ながら小平、宮里両選手は74位、61位とカットライン線上です。池田選手は104位と出遅れ・・・、ちょっと寂しいですね。2ラウンド目に期待しましょう。

 

日本では男子はメジャー大会なんだけど・・・、どうも盛り上がりませんね・・・。

 カテゴリ:スポーツの話

Miss`em quick by早打ちジョージ・ダンカン

昔ジョージ・ダンカンと言う名ゴルファーがいたそうです。1920年の全英オープンをとった人で、ゴルファー一家の生れと言う事でも知られていたそうです。

 

 

これは蛇足ですが、「なんと昭和天皇と握手している写真がありました・・・、」と言う記事と共にあったこの写真ですが・・・、実はこの外国人はプリンス・オブ・ウエールズ、天皇陛下が皇太子だった頃から親交を持っていたイギリスの皇太子だったようです。( ´∀` )。フェイクニュースにひっかかってしまいました(-_-;)。

 

 

これは間違いなくジョージ・ダンカンさんのようです。ウゥ~ン、でも上の写真とも似ているなぁ・・・( ´∀` )。ま、それはともかく・・・、ダンカンさんの話に戻ります(笑)。

 

彼は「早打ちダンカン」と呼ばれる程プレーが速い事でも知られていたようです。ボールのところへ行くとすぐに打つ。パットも素振りもせずに打つ。

 

速いプレーを心がける事にはいくつも理由があったようです。あまり考えすぎずにプレーしたほうがいい結果が出る・・・、遅いプレーは同伴者に迷惑をかける・・・、速いプレーはミスを早く忘れさせてくれる・・・、等々です。

 

なによりも、スコットランドではスピードもゴルフの重要なテーマだと考えられていると言う事かも知れません。

 

私もプレーは速い方だと思っています。単にせっかちだから(笑)。先日も某ミニコンペで同伴者に「おいおい、素振りもしないでパットするかい?」と言われてしまいました。

 

パットの練習なんてほとんどしない私ですから、素振りしたから入るとも思えず、さっとキャッチボールの感覚でパットした方が上手く行きそうに思えるからなんですけど・・・。でもまぁ、ダンカンさんの速さには到底及ばないんでしょうね。

 

彼が残した言葉に「If you`re going to miss`em, miss`em quick!」と言うのがあります。

 

「もしミスるんだったら(どうせミスるんなら)早くミスっちゃいな!」とでも訳しましょうか?

 

球聖と言われたボビー・ジョーンズさんも同じことを言っていました。

 

 

この「Miss them quick」と言う言葉は多くのゴルファーたちの共感を集め、サンドウエッジの発明者としても有名なジーン・サラゼンさんは同志を集めて「Quick misser`s club」を作ったとか・・・。

 

速いプレーが好スコアを産む、と言うのは誰にでも当てはまる事ではないでしょう。ジャック・ニクラウスはスロープレーヤーとして有名でよく非難されていました。

 

でも、生活もかかり、いいプレーをファンに見せるのが仕事のプロゴルファーと違って、私たちは同伴者、後続プレーヤーたちにも気遣いすることは必要な事です。ゴルフ場を貸し切りで使えるなら話は別ですけどね。

 

このダンカンさんの事は、実は2週間ほど前に発売された某ゴルフ雑誌に彼の事が書いてあったのを見て初めて知りました。でもこの「早くミスしろ。」と言う彼の言葉は、白洲次郎さんの「Play fast(早くやろうぜ!)」と共に大好きな言葉になりました。

 

 

余談になりますが、ジョージ・ダンカン氏は1964年に81歳で亡くなったそうですが、彼が生涯に設けた子供は14人もいたそうです。それ故に人びとは彼を「早打ちダンカン」と呼ぶ・・・、とも書かれています(笑)。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

船橋カントリー倶楽部・5/19/2018

いつものメンバーで船橋カントリー倶楽部へ行って来ました。

 

 

この日の小道具たち。

 

予報では朝の内は小雨が続くということでしたが、運よくいい方に外れてくれました。

 

 

曇天に心地よい風が流れ絶好のコンディション。毎月芝生の緑が元気を増して来ます。

 

 

さぁスタートです。G君はいきなりパー!好スタートを切りました。7時台の速いスタート、しかも前の組にはこの倶楽部所属の長谷川勝治プロがメンバーさんにラウンドレッスンをやっている組ですが、プレーの速い事・・・。

 

私たちもそんなに遅くはないと思いますが、あっという間に1ホール開いてしまいまして、前に誰もいない状態でどんどんホールが進みます。写真撮る間もなくハーフ終了!

 

 

料理(おつまみ?)を選ぶG君、

 

 

キムチと鶏皮を前に、まずは一杯!ビールが美味い!O君も笑顔がこぼれます(笑)。

 

 

下戸のHさんは食事に専念、珍しくカレーですね。最近はスコアカードも殆ど開かなくなった昼食休憩注の私たち。

 

 

まったりモードで後半に備えます。O君も大病の後とは思えぬほど腹が目立って来ました。良きかな・・・(笑)。

 

 

さて後半スタートです!今日のキャディーさんはお久しぶりの柴田さん。写真撮ろうとしたらこの様子。私たちより若干若いんだけど、撮影拒否されてしまいました(笑)。グリーンの読みは確かで助けられましたね。ありがとうございました。

 

 

3人の華麗なフォーム(?笑)、まずはG君。

 

 

そしてO君、スコアには繋がらなかったけど、ドライバーはかなり良くなって来たなぁ。

 

 

ちょっと苦しんだHさん、相変わらず凄いショットを打つかと思えば、大きく右、左に曲げるミスも多い波のあるゴルフだったなぁ。うまくまとまればかなりいいスコアが出てもおかしくないんですが・・・。

 

 

私のフォームなんぞとっても仕方ありませんから、取りあえずポーズ!柴田さんが撮ってくれました。

 

 

少し晴れ間も見えましたが、あまり暑すぎず、いい日和の中で船カンゴルフを楽しみました。一雨ごとに緑が深くなり、いい景色になって来ていますね。カートにも慣れ、徐々に体力が落ちている私たちはカートの恩恵を肌で感じます。夏のゴルフもかなり楽になる事でしょう。

 

19番はやっぱり「はな膳」さんでした。

 

 

ツナサラダのツナを四つに分けるG君、こういうとこはマメです(笑)。

 

 

ちょっとメニューに変更があったようです。豆鯵のから揚げを頼んでみたら・・・、えぇ~!こんなちっこい鯵は初めて見たぜぃ!ゴルフをやるようになる前、10年前までは毎月船釣りに行っていた釣り人だった私たちです。ちょっとビックリの豆鯵でした。

 

  

 

釣り人だった若き日の私たち。白髪もなく・・・、O君、まだ毛がありました(失礼!笑)。

 

      

 

 

今はこうなった私たち、驚くほど小さい豆鯵を頂きます。思わず笑顔になりました・・・(笑)。豆鯵というか・・・、稚魚かな・・・(笑)。

 

 

 

19番ホールでもほとんど話題に上らなかったスコアですが・・・、

 

 

相変わらずミスショットが多かった割にはまぁまぁのスコアですな。良きかな・・・(笑)。

 カテゴリ:日々のこと

竹・・・続き、そして紫陽花

前回はこうでした。

 

 

そのあと・・・、

 

 

おぉ・・・、枝が広がって来るんだ・・・。

 

 

そして・・・、はや・・・、

 

 

紫陽花が咲き始めました。梅雨近し・・・、ですかね?

 カテゴリ:日々のこと

ジャズを肴に飲もう会・5/15/2018・代ナル

今年2回目の七ジャズ会です。七G会有志7名で代々木ナルにお邪魔しました。この日は・・・、

 

 

キュートな歌姫を下町育ちのギタリスト田辺くんと、これまたキュートな雨宮さんのピアノでサポートします。

 

 奥の右側にあるドアを開けて階段を降りると・・・、

 

もう既に全員集合していました。私は仕事終えて急いで来ましたが、ギリギリスタートに間に合いました。まずは一枚!

 

 

Hr夫妻は6時半頃に店に入ったそうで、まだリハーサルの最中だったようです。それがとても興味深かったようでなんか得した気分になったみたい(笑)。良きかな・・・(笑)。

 

 

さぁミュージシャン登場!ギターは深川4中出身、下町育ちの田辺充邦くん、そしてこの日は野口茜さんがピアノを弾く予定だったんですが、違う女性がピアノの席についています。ちょっと野口さんの都合が悪く、急遽「トラ」でこの雨宮さんが入ったそうです。いやぁステキな方だなぁ・・・と、ついつい呟いてしまった私でした(笑)。

 

後で知りましたが野口さんオメデタなんだそうで、その影響なのかな?しっかり養生していいお子さんを産んでもらいたいものです。

 

さて2曲程インストでやりました。田辺くんのテクニックはもう何度も聴いて知っています。初めましての雨宮さん、いやぁ、素晴らしいピアニストでした。相変わらず声が出てしまう私、七G会音楽部長のYw君もじっとしていられずクラッピングしはじめました。

 

そして歌姫登場です。

 

 

あとでNwくんが「吉田羊似の愛らしい方でしたね、」とメールしてくれましたが、そういえばちょっと面影あるなぁ・・・(笑)。すてきな笑顔が弾けて、後ろの二人の演奏にもノリノリで反応して素晴らしい歌を歌ってくれました。

 

 

灼熱の1セット目はあっという間に終わり、はや居酒屋タイム(笑)の私たち。音楽大好きの三人、Ktさんはドラムを習っています。

 

 

今夜も遠路厚木から駆けつけてくれましたHr夫妻。いつ見ても仲良しのおしどり夫婦です。

 

 

前回から参加してくれたNwくんも演奏も飲み会も楽しんでくれたでしょうか?話はゴルフの事、音楽の事、話は尽きません。最近YwくんとTkくんが七G会のテーマソングを作ってくれてその楽譜も持って来てくれてその話でも盛り上がります。

 

 

エミさんは久しぶりです。カメラを向けるといい笑顔でポーズをとってくれました。大分慣れてきたのかな?頑張ってネ!

 

 

さぁ2セット目の始まりです。席も大分埋まりました。よかったよかった・・・。YkくんとYwくんは以前に田辺くんのギターを聴いたことがあるのですが、他の4人は初めてです。

 

彼の超絶技巧と音色にみなさん驚いていました。彼は昨年だったか?有名なギター工房でオーダーメイドのギターを作って貰ったと聞いていますが、そのギターなんでしょうか?美しい音です。

 

勿論ピアノの雨宮さんも素晴らしく、みんなとても楽しんでくれたようです。私も初めて聴きましたが、いままでどこに隠れていたんでしょう(笑)?いいミュージシャンはまだまだいっぱいいるんですね。

 

松村さんは久しぶりに聴きましたが、前よりもよく声が出るようになったような気がする。後ろの二人のサポートによく応えていいハーモニーが生まれていました。まだまだ課題もあると思いますが、少しづつ成長した姿をまた見たいものです。頑張ってネ!

 

 

楽しい時間はすぐ過ぎて行きます。2セット目の終わりでお暇します。Ykくんはどうしても写真を撮らせてもらわないと帰りません。皆さま申し訳ありません!女性には危ないから離れてて・・・、と言ったんだけど・・・、皆さま優しい方ばかり(笑)。

 

女性が下を向いてしまったのでもう一枚!

 

 

今度は今度は田辺くんにピントが合わなかったわい!

 

Hrさんは今夜もCDをご購入!Ykくんも買ったのかな?素晴らしい演奏は七ジャズ会のメンバーに大好評でした。いつもお付き合い頂いて感謝ですが、楽しんで頂けたならまた是非ご一緒していただければ幸いです。

 

うるさい私たちをいつも暖かくもてなしてくれる美紗子さんとスタッフに感謝ですね。またよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

自転車

今年の初めですが、スクーターにぶつけれられて自転車のタイヤが曲がってしまいました。もうずいぶん古くなってましたから、ま、いいか・・・。

 

暫く自転車なしでしたがやっぱりあると便利です。先月(4月)初めにドン・キホーテで1万6千円ほどの6段変速の自転車を買いまして乗っていました。まぁ土日しか乗りませんが、ちょっと朝のコーヒーを飲みに行くにもやっぱり楽ですね。

 

 

先週土曜日の朝、下のコンビニでスポーツ新聞を買い、駅前のヴェローチェにコーヒーを・・・、と駐輪場に行きました。

 

あれぇ・・・?自転車がないぞ!駐輪場くまなく探しましたがありません。どうやら盗まれた!ホントに盗難なんてあるんだね、妙な驚きです。

 

なくなっちゃったものは仕方ありません。買ったときに盗難保険入っててよかったわい。駅前の交番で盗難届を出しました。受理番号が出るのに数日かかるとのこと、それが出れば保険の書類を完成出来ます。

 

一応購入した店に行きすぐにその保険で新しいものを買えるのか聞いてみました。持って行った時にすぐに購入できるそうです。うん助かった・・・。

 

「ただお客さんね・・・」とお店の人が話しかけて来ました。「保険では7千円しか出ないんですよ。だから新しい自転車の値段から7千円引きにする、ってことですね。」

 

「えぇ~!そうなの・・・?」なんとも😞ガッカリ!そんなもんなんだ・・・・。残念だけど、何もないよりはましかぁ・・・、( ´Д`)フゥ・・・。

 

人生いろいろあるもんだなぁ・・・(笑)。皆さまもお気を付け下さいな・・・(笑)。

 

 カテゴリ:日々のこと

アキラ・タナLive at 銀座スィング・5/8/2018

連休明けライブ巡りはこのライブからでした。遅ればせながらのライブレポートです。

 

 

行く機会が減った銀座スィングですが、スケジュールは送られて来ますからいつもチェックはしています。

 

つい最近知った素晴らしいサックス奏者の佐藤洋祐さんと、進境著しい若手ピアニストの永武幹子さん、安定の人気ベーシスト楠井五月さんの名前がありました。

 

その3人だけでも、聴いてみようかな?と思うメンバーですが、そこにアキラ・タナさんと言う知らないドラマーの名前がありました。コアなジャズファンならよくご存じの方なんでしょうが、あまりジャズに詳しくない私には聞き覚えの無い名前です。

 

ネットでチェックしてみました。カリフォルニア出身の日系ドラマーで、赤城ケイさんとバンドを組んだこともあるそうですが、また、それはそうそうたる数多くの有名ミュージシャンたちと共演してきた経歴を持つ実力者でした。

 

 ライブでもずっとこんな笑顔でした。

 

昨年は東北の地震被害にあった方々の慰問ツァーの為に来日するなど社会貢献にも力を入れていたり、若手ミュージシャンの育成に力を注いでいるととても好感の持てるキャリアを築いているようです。これは聴きたいなぁ、と先週あれだけライブに行ったのに・・・、また行ってしまいました(笑)。

 

 

一曲目を演奏しているときに店に入りました。カウンターは埋まっていましたが、ボックスにはほとんど人はなく、やや寂しい店内でしたが、いやぁ・・・、いい演奏に早くも声が出てしまう私でした。

 

佐藤さんと楠井さんは先週「SK4+情家みえ」のライブで聴いたばかり、永武さんは久しぶりですが、小岩コチやPaco、リディアンなどで聴いたことがあります。まだ若い(中島朱葉さんと同年代と聞いています)けど、素晴らしい演奏で人気上昇中、活動の場がどんどん広がっているようです。

 

 

この夜は彼女がリーダーだったんでしょうか?マイクを持ってMCをしていました。とても素敵な女性ですが、演奏が始まると迫力タップリのピアノを聴かせてくれます。今年は増尾好秋さんのバンドでの演奏を一度聴きましたが、その時に勝るタッチで他のメンバーも楽しそうに声をかけていました。

 

 

熱の入った演奏に私も熱くなって来ましたが、他のお客さんからも口笛や、声が出始めました。この夜もメンバーたちは本当に楽しそうに笑顔です。お互いに「イェーイ!」とか声をかけて笑顔のアイコンタクト。

 

初めて聴いたタナさんのドラム、これが世界基準なんだなぁ・・・・と思わせるドラミングに時々背中がしびれました。

 

ブラシをすごぉく優しく使うなぁ・・・、決してフロントの邪魔をしませんが、要所要所ではビシッと決めて佐藤さんを振り返らせていました。

 

 

楠井さんも素晴らしいサポートです。ソロは最高にカッコよかった。大きな拍手を浴びていました。佐藤さんのサックスは早いフレーズでお客さんを沸かせたかと思うと、時には伸びのある、とってもいいフィーリングのフレーズでタナさんを「オォウ~!」と唸らせました。一曲歌も交え、大歓声を浴びました。歌も上手だなぁ・・・。

 

 

セットの終わり近くになって、若い女性が呼び出されました。まきさくらさんと言うテナーサックス奏者です。なんでも、これからアメリカに留学に行くんだそうで、これからのキャリアを嘱望されている方のようです。

 

 

カワイイ女性だなぁ・・・(笑)なんて思っていましたが、演奏も素晴らしい!いいサウンドを奏で、ミュージシャンたちの拍手を受けていました。また新しいタレントが生まれて来るんですね。

 

何よりも演奏もさることながら、いつも笑顔で楽しそうに若いミュージシャンたちをサポートし、若者たちを慈しむかのような表情で見守るアキラ・タナさんが印象深かったですね。感銘しました。日本語もそこそこ上手で、とてもいい話もしてくれました。

 

 

お客さんにもこうして笑顔で答えてくれたタナ・アキラさん、そして若いミュージシャンたちです。やっぱり来てよかったなあ。また機会があれば、是非もう一度聴きたいとっても素敵なセッションでした。

 

もう通常営業のわたくし(笑)、明日は仕事です。1セットの終わりに店を出ます。楽しい夜に感謝して帰途につきました。

 

 カテゴリ:音楽の話

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